協力ホラー『Inferno Protocol』8月29日早期アクセス開始、最大6人で変化し続ける迷宮へ
地図はある。ただし拾い物の手描きで、しかも嘘が混じっている。
そんな迷宮を最大6人で歩く協力サバイバルホラー『Inferno Protocol』が、8月29日にSteamで早期アクセスを始める。開発・販売はTektonic Interactive。対応はPC(Windows)のみで、ソロでも遊べるし、オンライン協力なら6人まで入れる。
迷宮は止まっていない。来たときに通った通路が、帰りにも同じ通路として存在している保証がない、という作りになっている。全体を俯瞰できるマップは用意されていない。
開発元が公式サイトで挙げている規模は、サッカー場およそ22,000面分。それが円環状に組まれていて、廊下が森に変わり、砂漠に変わり、凍った広間に変わる。地下にあるはずのない風景が延々と続いていく。早期アクセス開始の時点で入っている層は3つ——ジャンクヤード、ジャングル、沼。
中心部には人が住んでいる集落があり、そこで畑を耕したり、壁を建てたり、必要なものを作ったりできる。外の通路にも小さなキャンプが点在していて、話しかけられる相手も、取引に応じる相手もいる。ただし全員が友好的というわけではなく、こちらが構えるのを待ってくれない連中も混ざっているらしい。



壁のスプレーとチョークが道しるべになる
地図が当てにならないぶん、進み方の中心になるのが自分で残す痕跡だ。壁にスプレーを吹き、チョークで書き、目印になる物をその場に置いていく。コンパスも持てるけれど、こちらもいずれ効かなくなる場面が来るという。頼れるのは記憶と、自分たちが付けた印のほう。
先に入った人間の痕跡も落ちている。走り書きのメモ、消されかけた警告、壁に彫られた図。大半はただの取り乱した記録で、一部だけが役に立つ。注射器のありかを示すもの、出口を示すもの、近づいてはいけないものを指しているもの——書いた本人はもうそこにいないので、確かめようがない。
さらに近接ボイスチャットに対応していて、話し声はクリーチャー側にも届く。6人で連携するほど声は増えるわけで、静かにしていられるかどうかがそのまま生存率に直結する仕組みにゃ。印を間違えて残せば、あるいはわざと偽って残せば、それを信じた誰かが危ないほうへ歩いていくことになる。

戦闘は一人称視点。資源は乏しく、鉄くずと切れた配線だけでは長くもたない。倒したクリーチャーから骨・外殻・肉・臓器を回収して装備に回す、というかなり生々しい作りになっている。トラップは拾うこともできるし自作もできて、通路に仕掛けて下がり、あとは迷宮に任せるという戦い方も取れる。
そして注射器。ダッシュ、レイジ、暗視、二段ジャンプ、体力増加といったラベル付きのものがあり、深く潜るほど手が伸びる。ラベルが何も貼られていないものも落ちていて、遅かれ早かれそれにも手を出すことになる、と説明されている。公式サイト側では代償のほうも明示されていて、永続的なダメージ、病気、身体の変形が起こりうるとのこと。強くなるぶん、確実に何かを失う。



2027年4月「Ending」までのロードマップ

早期アクセスの期間は9〜12か月を見込んでいて、残る3層に4つのバイオームを足していく計画。開発元が公開したロードマップでは、その中身と時期がはっきり区切られている。
9月のウィンター層では新武器・新スキル・新エネミーに加えて天候ハザードとストーリー拡張、12月のデザート層では同じ枠組みに車両が加わる。そして2027年4月のヘル&オーシャン層に「Ending」が置かれている。結末までの道筋が最初から表に出ている形。
価格はまだ表示されておらず、早期アクセス中と製品版とで変えるかどうかも「まだ何も決めていない」との回答にとどまっている。日本語は用意されているものの、対応しているのはインターフェイスと字幕まで。フル音声は日本語に限らず、英語を含むどの言語にも入っていない。
要求スペックは今どきかなり軽い部類。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 | Windows 11 |
| CPU | Core i5 6600 | Core i5 8400 |
| メモリ | 6GB | 8GB |
| GPU | GTX 750 Ti | GTX 1070 |
| 容量 | 25GB | 25GB |
実績、フルコントローラー対応、Steam Cloud、ファミリーシェアリングにも対応済み。配布中のデモは早期アクセス開始の直前に取り下げる予定で、要望が多ければ延ばすこともあるという。
ロードマップに並んだ3枚のうち、最後の1枚だけは、いまも「?」で塗り潰されたままになっている。
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