『Infinite Backrooms』早期アクセス開始 ― ロード画面なしで無限に続く探索ホラー、最大6人の協力プレイ対応
黄ばんだ壁紙、湿ったカーペット、ジジジと鳴り続ける蛍光灯。ネット発の都市伝説「The Backrooms」を題材にしたゲームはSteamにもう数え切れないほどあるけれど、その多くは手作りのマップを歩かせるか、1回のセッションぶんだけ空間を作って終わりだった。
3年をかけてひとりで作られた『Infinite Backrooms』が売りにしているのは、そこじゃない部分にゃ。歩いた先の空間がチャンク単位でリアルタイムに組み上がっていく作りで、区切りのロード画面が挟まらない。日本時間8月15日の朝、Steamで早期アクセスが始まった。
5つの環境がひと続きになり、境目でも読み込みが挟まらない
用意されているのは、定番の事務所フロア「The Office Rooms」に加えて、スーパーマーケット、プールルーム、駐車場、そして壁のない空間「The No-Walls Room」の計5種類。これらが別々のステージとして並んでいるのではなく、同じ無限のマップの中で繋がっている。シード値を共有すれば、友達とまったく同じ世界を歩ける仕組みも入っているよ。


徘徊するエンティティは「Bacteria」の1体のみで、ストアページでは「狩らない。待っている」と紹介されている。エンティティを出さずに静かに歩き回るだけのモードも選べるので、驚かされるのが苦手でも空間そのものを味わう遊び方はできる。オンライン協力プレイは最大6人まで、距離に応じて聞こえ方が変わるボイスチャット付き。近づけば話せて、離れれば沈黙だけが残る、という距離の設計が怖さの担当みたいだね。
デモは一旦取り下げ、インポスターモードは初回リリースから外れた


体験版を触っていた人向けの話も出ている。空腹・正気度・スタミナといった状態管理、インベントリ、停電が起きる昼夜サイクルと電池残量つき懐中電灯、エレベーターカードを探して次の階層を開けるレベル制。ここまでが体験版以降に積まれた分にゃ。マルチプレイもUnity標準の仕組みからSteamworksへ作り直されている。
一方で、体験版そのものは中身が古くなったため一度削除された。バグ修正と環境の調整を済ませてから再公開する予定だという。予告されていたインポスターモードも初回リリースには入っておらず、今後のアップデート送りになった(Steamの開発元発表)。ウィッシュリストは2万件を超えたところでの船出になる。
価格は1,050円で、リリース記念セールとして30%オフの735円。ストア表記では8月28日終了、日本時間だと8月29日の未明までが割引期間にゃ。早期アクセス期間はおよそ6〜12か月を見込んでいて、新しい環境やエンティティ、脱出の仕組みを追加していくのに合わせて段階的に値上げしていく方針が明言されている。安く買えるのは今のうち、という作りの値付けだね。
対応プラットフォームはWindowsのみ。必要環境はGTX 750 Ti、推奨はGTX 1060 6GB、容量は2〜4GBと、無限生成を謳う割にはかなり軽い。日本語はストア表記上、インターフェース・音声・字幕のすべてに対応となっている。
無限に広がる場所で怖いのは、追いかけてくる何かよりも、戻る道が二度と同じ形をしていないことのほうかもしれない。
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