間違い探しホラー『日本事故物件監視協会3』が配信開始、監視員2名の協力業務とPC・スマホのクロスプレイに対応
午前0時から5時まで、モニター越しに他人の部屋をひたすら見る。家具の位置がずれた、いなかったはずの人影が立っている、壁の染みが増えている——気づいたら報告、見逃しやミスを重ねれば業務失敗。この身も蓋もない「間違い探し」をホラーに仕立てたシリーズの3作目が、8月7日に配信開始されたにゃ。
担当する物件は全4件。難易度は通常と「特別手当付き」から選べて、カメラは通常モードとナイトビジョンを切り替えながら見張る。異常のパターンは家具の移動、物の消失や出現、人影や霊的なものの侵入、照明の不調、オーブ、壁の血痕、映像ノイズ……と一通り並んでいて、出現はランダム。この基本構造は2025年12月の2作目からほとんど動いていないので、シリーズを触ったことがあるなら勝手はすぐ分かるはずにゃ。


今作でいちばん大きく変わったのは、ひとりで抱え込まなくてよくなったところ。シリーズで初めて「オンライン協力業務」が入り、監視員2名が同じ物件を同時に担当できるようになった。しかもPC版とスマートフォン版の間でクロスプレイが可能で、片方がPCの前に座り、もう片方が布団の中でスマホを握っている、みたいな組み合わせでも成立する。
このジャンルは本来、静かな部屋で自分の目だけを頼りに粗探しをする孤独な作業で、そこが怖さの源でもあったにゃ。相方がいると怖さは目減りしそうなものだけど、代わりに「今の見た?」「そっちのカメラ3どうなってる?」の押し付け合いが発生する。見落としの責任が二人に分散するぶん、誤報のリスクは増えるわけで、恐怖の質そのものが入れ替わるタイプの追加といえる。
今作、無事に出たこと自体がちょっとした話題になっている。6月下旬、公式は「発売延期・中止の可能性について」と題した告知を出し、特定の物件の関係者を名乗る団体から開発の即時停止を求める圧力があったこと、さらに開発側に実装した記憶のない実在の個人名や口座番号がゲームデータ内から見つかったことを公表していた。外部の専門家を交えて調査する、という一文まで添えられている。
その数日後には「調査・検証の結果、公開できると判断した」として2026年夏の発売が改めて告知され、結果として今回の配信にたどり着いた形にゃ。この一連の流れをそのまま受け取るか、実在の物件を扱うという設定と地続きの演出として眺めるかは読み手次第だけど、リリース前からこれだけ「協会」というフィクションを崩さずに走り切ったのは、シリーズの立て付けとしてはかなり徹底している。
なお公式は今作について、異常現象の一部にAI生成コンテンツが含まれることをストアページで明示している。血の描写やジャンプスケアありの表記も同様。
Steam・iOS・Androidとも880円で買い切れる

Steam版は880円の買い切り。iOS版・Android版も同じく880円の有料アプリとして配信されていて、iOS版はiOS 15.0以降、容量は382.1MBほど。クロスプレイするなら、当然ながら二人ぶん、それぞれの環境で用意する必要があるにゃ。
対応言語はSteamのストアページ表記で日本語・英語・タイ語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語・インドネシア語の7言語。しかもインターフェース・音声・字幕の3項目すべてにチェックが入っている珍しい構成で、日本語だけ字幕止まり、といった心配は少なくとも表記上はない。動作環境は控えめで、Windowsの最小要件がCore i3-6100・メモリ8GB・DirectX 11対応GPU・ストレージ1GB。macOSにも対応していて、こちらはCore i5もしくはApple M1・メモリ8GBが最小ラインになっている。
配信・実況まわりの姿勢もはっきりしていて、業務中の配信は許可制ではなく、収益化やスーパーチャットにも制限を設けないとストアページに明記されている。


880円で朝5時まで4件、しかも今回は誰かを道連れにできる。ひとりで震えるのに飽きた監視員は、相方を1名確保してから深夜のシフトに入るといいにゃ。
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