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最大6人のラーメン店経営シム『Japanese Ramen Simulator』9月に早期アクセス開始予定

投稿: 2026/08/21by tobariware6分で読めます
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チャーシューが丼のどこに着地するかは、置いた人にも分からない。トッピングは物理演算で盛り付ける仕様になっていて、ストアの説明には「同じ仕上がりのラーメンは一つとしてありません」と書かれている。ワイルドドッグが発表した『Japanese Ramen Simulator』は、そういう手つきの粗さごと遊びにしてしまうラーメン店経営シムにゃ。

Steamのストアページはすでに公開されていて、早期アクセスでの配信は2026年9月を予定。対応プラットフォームはWindowsで、最大6人のオンライン協力プレイに対応する。アナウンストレーラーも公式チャンネルで公開されている。

やることは、ラーメン店の仕事ほぼ全部。食材の仕込みから調理、配膳、接客、そして片付けまでが一続きになっている。

一杯ごとの作り込みも細かい。麺の茹で加減とスープの温度はもちろん、食材から生まれる香りやうま味、提供までにかかった時間まで評価に関わってくる。スープには複数の食材を組み合わせられるので、好きな店の味を再現しにいくのも、誰も見たことのない配合を試すのも自由。丼に具を落としていく最後の工程が物理演算なのは前述の通りで、盛り付けの上手い下手がそのまま画面に出る作りだね。

出せるのはラーメンだけじゃない。餃子は焼き加減、ビールは泡とのバランスが評価の分かれ目になり、丼ものにはラーメン用の具材を流用できる。チャーシュー丼のようなメニューを自分で組み立てられるわけだ。サイドメニューを揃えるほど厨房の同時進行は忙しくなるので、6人で分担する意味も出てくる。

ソロで遊ぶ場合はアルバイトを雇える。人を集められない日でも自分のペースで店を回せる、という逃げ道は用意されている。

営業中には予測不能なイベントが割り込んでくる。厄介なのがラーメン評論家の来店で、香り・うま味・トッピングを詰めた一杯で満足させる必要がある。

そして、ここからが少し様子がおかしい。レジの金を狙う泥棒が入ってきたり、突然の火災が起きたりすることがあり、対処に使うアイテムとして挙げられているのが「手裏剣や消火器など」。消火器はまだ分かるとして、手裏剣が並んでいるあたりに、この店の治安が透けて見える。さらに賭場で一攫千金を狙って店の資金を稼ぐこともできるらしく、真面目にスープを煮込むだけのゲームではないみたい。

店づくりの側も自由度が高い。調理設備・家具・収納・装飾品を配置して、厨房から客席まで好きなようにレイアウトできる。ポスターやのれんに絵を描ける「マイデザイン」機能があり、フレンドの店へ遊びに行ってサインを書き残すことも可能。回転重視の効率的な店に寄せるか、写真を撮りたくなる個性的な店に振るかは持ち主次第。ストアの説明ではトイレなど「少し変わった設備」の存在もほのめかされている。

早期アクセス期間は約6か月、価格は段階的に引き上げる予定

早期アクセスを選んだ理由として挙げられているのは、自由度の高いゲームを作るうえでプレイヤーからのフィードバックが欠かせない、という点。期間は約6か月を見込んでいるものの、開発の進み具合によって変わる可能性があるとしている。

配信開始時点で入っているのは、仕込み、ラーメンと餃子の調理、ビールの提供、接客、店のレイアウト、オンラインマルチプレイ、アルバイトの雇用、メニュー考案、物理演算の盛り付け、店内イベントといった、店を回すのに必要な要素一式。意見の受け口はSteamコミュニティハブ・公式Discord・SNSが用意されている。

価格に関しては、早期アクセス中に段階的に引き上げる予定と明記されている。先に買った人に追加費用は発生しない仕組みなので、値段が動く前提のタイトルだと思っておくといい。現時点で具体的な金額は出ていない。

対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポルトガル語(ブラジル)の10言語。ただしストアの表記はインターフェースと字幕までで、音声に対応する言語の記載は無い。そのほか、Steam実績、フルコントローラー対応、クラウドセーブ、Steam Workshop対応が並んでいる。マイデザイン機能とWorkshopの組み合わせが何を生むのかは、開けてみてのお楽しみだね。

前作は地下1000メートルを掘るゲームだった

開発・販売はワイルドドッグ。2024年10月設立の会社で、前作にあたる穴掘りゲーム『Keep Digging』は全世界売上45万本を記録している。地下を延々と掘り進める前作と、麺を茹で続ける今作。題材はまるで違うけれど、単純作業を仲間と分担して延々やる気持ちよさ、という点では地続きに見える。

制作にあたっては、開発陣がさまざまなラーメン店を訪れて実際にラーメン作りを何度も経験し、その知識をゲームへ落とし込んだという。調理音の収録や一部素材の実物スキャンも行っていることが公式のプレスリリースで説明されている。物理演算の盛り付けが成立するかどうかは、こういう地味な下準備の精度にかかってくる部分だにゃ。

クローズドベータテストは8月の実施が予定されていて、参加についての案内は公式Discordサーバーで行われる。

最大6人で飲食店の厨房を回すシムというと、傾いたピザ屋を立て直す『Pizza House Simulator』も同じ人数で窯を囲んでいた。あちらは株式投資まで手を出せる作りだったので、賭場で資金を稼げるラーメン店とは、経営者の危うさの方向性が少し似ている。

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味を追求するか、効率を極めるか。9月に開くその店の暖簾には、自分で描いた絵が入る。

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