『巨人殺し: 冥界の怒涛』Switch 2版が配信開始 ― 2,600円、おすそわけ対応でヘルヘイムへ
呪われた英雄をひとり選び、押し寄せる亡者と巨人の群れを鋼と雷でなぎ倒していく――北欧神話の冥界ヘルヘイムを舞台にした群れ狩りローグライク『巨人殺し: 冥界の怒涛』が、7月30日にNintendo Switch 2でも遊べるようになったにゃ。開発は Games Farm と ARTillery、販売は Grindstone。ニンテンドーストアによると価格は2,600円、容量は3.6GB、プレイ人数は1〜2人で、TV・テーブル・携帯のどのモードでも動く。
1台のSwitch 2を分け合って、二人でヘルへ潜れる

この移植でいちばん効いてくるのが、画面を共有するおすそわけプレイだと思う。もともとは1人で黙々と潜る作りだったところに、今年4月のアップデートでローカル協力プレイが全プレイヤー向けに追加された経緯があって、Switch 2版は最初からその状態で始まる。本体を机に置いてコントローラーをもう1つ渡せば、そのまま二人で敵の海に飛び込めるわけにゃ。
一方でオンラインの協力プレイには対応していない。開発チームは2月の開発ブログで、システムと根っこのゲーム設計の都合上、単独プレイの安定性を危険にさらさずにオンライン協力を実装する余地が今はない、と説明している。要望が多かった機能だけに、この線引きは購入前に知っておきたいところ。
戦い方の骨格はシンプルで、レベルアップのたびに配られるスキルと、神々から授かる力を積み上げて自分だけのビルドを組む。ニーズヘッグ、スカディ、ニョルズ、大地母神ネルトゥス……と、アップデートのたびに加護をくれる神が増えてきたので、同じクラスでも走るたびに手触りが変わる。
2,600円には何が入っていて、コナンだけがなぜ別売りなのか
この作品はPCで2025年1月21日に早期アクセスを始め、同年9月3日にPC・PS5・Xbox Series X|Sで1.0を迎えた。その1.0で冥界ヘルヘイムのマップ、神ニーズヘッグ、堕ちたヴァルキリーのクラス「キンスレイヤー」、そして生き残った時間を competing する無限モード「エンドレス」が入っている。11月の更新ではナイトメア難易度とエンドレスのボス戦、さらに全キャラクターの6番目の武器が追加された。
12月4日の大型更新「The Fall of Alfheim」では、蜘蛛と歪んだ魔法に呑まれた光の妖精の国アルフヘイムが新ステージとして開き、女王格のボス「アラクニッド・ヨトゥン」と、地震・嵐・飢饉を操る新たな神ネルトゥスが登場。同時に新クラスの大魔道士が加わり、こちらは炎・雷・毒・氷の4系統へ派生していく。Switch 2版はここまでの積み荷を全部背負った状態で店に並んでいる、というわけにゃ。
例外がコナンだ。4月9日に配信された『巨人殺し - 異界混沌』は、蛮人コナンを操作キャラとして迎え、灼熱の砂漠スティギアと「運命」の加護、そして新たなボスを足す有料DLCで、Switch 2でも899円の別売り扱い。本編とコナンDLC、さらに鎧パック3種をまとめたコレクターズエディションが4,999円で、鎧パック単品は各580円になっている。全部入りで遊ぶつもりなら、最初からコレクターズを選んだほうが安く上がる計算にゃ。




日本語まわりも見ておく。Steamストアページの言語表記では、日本語はインターフェイスと字幕にチェックが付いていて、フル音声の欄はどの言語にも入っていない。カットシーンのボイスを日本語で聞ける作りではないので、そこは織り込んでおきたい。
値段の差もはっきりしている。Steam版は1,700円、Switch 2版は2,600円。900円ぶんをどう見るかは人によるけれど、布団の中でエンドレスを回せることと、隣の相棒にコントローラーを渡せることに払う額だと考えれば、そこまで乱暴な設定ではないと思う。


Steamでのユーザーレビューは7,206件で82%が好意的、総評は「非常に好評」。早期アクセスから1年半、ヘルの奥はずいぶん広くなった。携帯機で気軽に潜れる入口ができたことで、ここからまた人が増えそうな気配にゃ。
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