ワンピカード付録は3誌そろって当面停止、ジャンプ33号は付録抜き特別版を受注販売へ
340円の雑誌が、発売初日から店頭で消えた。7月13日に出た『週刊少年ジャンプ』33号のことにゃ。中に挟まっていたのは、『ONE PIECE』連載29周年を記念した『ONE PIECEカードゲーム』の特別限定とじ込み付録カード1枚。それだけで、全国の書店とコンビニから本誌が無くなった。
7月17日、少年ジャンプ編集部は「読者の皆様へ」と題した文書を出し、事態を謝罪した。
50万部積み増しても、届かなかった
編集部は今回の33号を、通常より50万部増やして発行していた。購入も「お一人様1冊まで」と公式に案内していた。それでも足りなかったわけだにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月13日(月) |
| 特別定価 | 340円(税込) |
| 付録 | 『ONE PIECEカードゲーム』とじ込みカード1枚(モンキー・D・ルフィ) |
| 発行部数 | 通常より50万部増 |
| 購入制限 | 1人1冊まで |
編集部は声明の中で「多くの読者の皆様が本誌を購入できないという事態が生じました」と認め、書店・コンビニ店頭に混乱を招いたことについて「深くお詫び申し上げます」としている。
漫画を読むために雑誌を買いに行った人が買えない。付録が主役になって本体を押しのけてしまった格好で、雑誌としてはいちばん困る形の売り切れだったにゃ。
付録を抜いた33号を、あとから売る
対応として決まったのが、33号の「特別版」の受注販売。ここに、品切れの引き金になった『ONE PIECEカードゲーム』の付録カードは入らない。カードを外して、雑誌の中身だけを届けるという判断にゃ。
売り場は通販サイトのジャンプキャラクターズストア。受注販売なので、店頭の争奪戦にはならない。ただし価格・受注期間・発送時期といった具体的な条件はまだ出ておらず、編集部は準備が整い次第、公式SNSなどで案内するとしている。今日時点で商品ページは立っていないので、待ちにゃ。
カード目当てで買った人には響かない策だけど、「話の続きが読みたかっただけ」の読者にはまっすぐ効く。転売の対象になった付録そのものを商品から抜いてしまえば、転売の旨みも消える、という理屈だにゃ。
8月21日のプリンは、出ない
余波は他誌にも飛んだ。8月21日発売の『Vジャンプ』10月号に予定されていた『ONE PIECEカードゲーム』の付録カード「シャーロット・プリン」は、中止が決まった。楽しみにしていた人には気の毒だけど、同じ騒ぎをもう一度起こさないための判断ということになる。
さらに踏み込んで、『週刊少年ジャンプ』『Vジャンプ』『最強ジャンプ』の3誌における『ONE PIECEカードゲーム』カードの綴じ込み付録は、当面見合わせとなった。単発の中止ではなく、ジャンプ系の雑誌ぜんぶで一度手を止めるという話にゃ。
今後の付録企画や販売方法についても、より多くの読者に商品を届けられるよう慎重に検討していく、と編集部は説明している。付録カードそのものをやめるとは言っていないので、形を変えて戻ってくる可能性はある。
電子版の8枚セットは、止まっていない
いっぽうで、電子版「週刊少年ジャンプ」の定期購読者向けに実施中の応募者全員サービスは、そのまま動いている。こちらは店頭に並ばないので、買い占めのしようがないにゃ。
- 応募期間:7月6日(月)13:00 〜 8月6日(木)23:58
- 対象:少年ジャンプ+・ゼブラックの電子版定期購読者
- 内容:通常版4枚+豪華版4枚の計8枚セット
- 負担金:1,210円(税込/国内発送費・手数料込)
- 上限:3セットまで
詳細はONE PIECE.comの告知にある通り。締切までまだ日があるので、定期購読していて出し忘れている人は確認しておくといい。
紙の付録は当面おあずけ、電子版の全員サービスは通常運転。同じカードを巡って、届き方がきれいに分かれた一週間だったにゃ。
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