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『Phasmophobia』開発元の新レーベルが初ショーケース、5作品を一挙発表

投稿: 2026/08/13by tobariware7分で読めますAI下書き
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ホラーゲーム『Phasmophobia』を作ったKinetic Gamesが、他社の作品を世に出す側にも回った。その新レーベル Kinetic Publishing による初めてのショーケースが、日本時間の8月13日未明に配信されている。並んだのは5本。発売時期は2027年春から2028年秋まで、まるまる2年ぶんに散らばっている。

面白いのは、5本とも対応機種がまったく同じところ。PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、そしてPCに揃って出る。Switch 2が最初の発表段階からラインナップに入っているのは、レーベルの立ち上げ時期がそのまま反映されているんだと思う。

タイトル開発元発売時期
Contact ProtocolCold Zephyr Games2027年春
Crescent CountyElectric Saint2027年夏
PRECOGNITIONHalf Mermaid2028年春
ShellboundFake Lobster2028年夏
Aether Wizard LifeVonder Games2028年秋

先に来る2本は、空飛ぶ箒と宇宙船の検問所

いちばん手前にいるのが『Contact Protocol』。木星の衛星へ向かう採掘船Pale Horseの保安担当として、すれ違う船の書類を会社の記録と照らし合わせ、通していいかどうかを決める仕事の話にゃ。相手は競合企業だったり密輸船だったりする。開発元のCold Zephyr Gamesは「人は情報に押し流されて焦っているとき、まともな判断ができなくなる」という前提から設計したと説明していて、判断がいちばん難しい場面で処理すべき情報がいちばん多くなるように作られている。

この1本だけは、待たずに手を出せる。Steamに体験版が出ていて、製品版のAct 1にあたる部分が遊べる。対応はWindowsのみ、言語は英語だけという点は先に知っておきたいところ。

もう1本の2027年組が『Crescent County』。三日月の形をした魔法の島モアを舞台に、昼は「モーターブルーム」と呼ばれるSF風の箒で小包を配達し、夜は同じ箒で街を走る、という組み立てになっている。開発元Electric Saintのクリエイティブディレクターであるアンナ・ホリンレイクは、レースをタイムアタックや順位表のためのものにするつもりはなく、友達とつるむための時間として作っていると語っている。企画そのものは2017年から温めてきたもので、島のモデルはイギリスのワイト島だそう。

配達で稼ぎ、箒の操作性や積載量、見た目を改造していく。島の住人との関係を深めていく要素もあり、恋愛にも発展する。Steamのストアページでは発売日欄がまだ「未定」のままで、時期だけが2027年夏と示された形にゃ。

2028年組は、カタツムリの体内とサム・バーロウの実写ホラー

2028年に回った3本のうち、いちばん説明の要るのが『Shellbound』。プレイヤーは巨大なカタツムリの背に取り付いた寄生虫で、その体内を探索する。臓器が迷宮そのもので、カタツムリの生態が変わると通れる道も変わる、という作り。敵やNPCに乗り移って、その生き物固有の移動・戦闘能力を借りる仕組みが中心に据えられている。同じ種類の敵を一定数倒すとその種が強い形へ進化し、進化した先の能力を寄生側も新たに使えるようになる、という変わった噛み合わせ方をしている。

日本のプレイヤーにとって重要なのはここで、5本のうち日本語対応を明示しているのは今のところ『Shellbound』だけ。Steamの対応言語表では日本語のインターフェースと字幕に✓が入っていて、音声は英語を含めどの言語にもフルボイスの表記がない。残りの4本はストア上では英語のみの記載で、発売までまだ1年以上あるとはいえ、現時点で日本語を当てにはできない。

秋に控える『Aether Wizard Life』は、幽霊の出る町スターフォールで見習い魔法使いとして暮らす生活シミュレーション。歩く城を自分好みに作り替えながら、魔法の作物を育てたり、生き物を世話したり、ダンジョンへ潜ったりする。開発元のVonder Gamesは『Stardew Valley』『Spiritfarer』『デイヴ・ザ・ダイバー』と、スタジオジブリのアニメーションを引き合いに出している。町では魔法使いの失踪事件も起きているそうで、のんびりした見た目の裏に筋が一本通っているみたいだね。

そして注目度でいえば頭ひとつ抜けているのが『PRECOGNITION』。『Her Story』『IMMORTALITY』のサム・バーロウ率いるHalf Mermaidの新作で、長らく「Project C」の名前だけが出ていたものの正体だった。実験的なインプラントを埋め込まれた主人公ダイアナが自分の未来を見られるようになる、という実写映像ベースのSFホラーで、映画監督のブランドン・クローネンバーグが制作に加わっている。2028年春予定。

出す側に回ったPhasmophobia開発元

Kinetic Publishingが立ち上がったのは2026年に入ってから。CEOのダニエル・ナイトはもともと『Phasmophobia』をひとりで作っていた人物で、早期アクセスのまま2,500万本を超えたと公式サイトで明かしている。レーベルの狙いは、少人数のチームやひとり開発者に資金・法務・マーケティングと開発面の助言を回すこと。募集対象も「発売まで12〜18か月」の作品と具体的に線が引かれていた。

今回の5本を並べると、その線引きがそのまま形になっているのが分かる。ホラーは1本だけで、あとは配達と恋愛、事務仕事、カタツムリ、魔法使いの生活。自分たちの得意分野で固めなかったところに、このレーベルの性格が出ている。なお、Kinetic Games本体の開発チームは引き続き『Phasmophobia』のv1.0に向けて動いている。

いちばん近い『Contact Protocol』でも2027年春。5本ぶんの答え合わせが終わるのは、2028年の秋になる。

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