『KYORA』新映像で滑空と崖崩しを公開 ― 『Core Keeper』チームの新作サンドボックス、最大8人対応
2Dの世界を、ピクセル単位で掘って・築いて・吹き飛ばす。『Core Keeper』を生んだPugstormがChucklefishと組む新作『KYORA』が、開発ブログの最新回でまとまった映像を出してきたにゃ。テーマはずばり「移動」。空をどう飛び、地形をどう壊しながら進むのか、その手触りが初めてしっかり見えてきた。

正式リリースはまだ先で、公開されたのはあくまで開発中のアルファ映像。見た目は調整途中とのことなので、そこは割り引いて見てほしいところ。それでも「ここまで動かせるのか」という発見が詰まっていた。
滑空、突風、そして“ぶん投げキノコ”

今回の主役はグライダー。ただ落下を緩めるだけじゃなく、勢い(運動エネルギー)を保ったまま滑るのがポイントで、高いところから飛び出して速度に乗れば、そのまま遠くまで滑空できる。うまく風を掴めば移動がぐっと気持ちよくなるやつだにゃ。
面白いのが、飛ぶための“足場”になるギミック。開発チームが「まだ完全に実験段階」と念を押すのが、以下のふたつ。
- Gust Beetles(突風の虫):小さな虫の群れが空気を巻き上げてくれて、それを踏み台に body を上へ押し上げる。グライダーと合わせると一気に高度が稼げる。
- Slingshrooms:ためて放つと、自分自身が前方へ勢いよくすっ飛んでいくキノコ。制御はほぼ効かず、ゴロゴロ転がる“投げられ”状態になる。
このあたりを手がけたのはPugstormのアソシエイト・ゲームディレクター。「空を舞うっていう憧れは、誰の中にもある普遍的なものだから」と、飛ぶ楽しさを軸に色々試している最中だそう。
崖が崩れて、拠点ごと潰れる
移動の話は、そのまま“破壊”の話にもつながる。映像では、崖がごっそり崩落して、その下に建てた建物を巻き込んで潰す場面も。全ピクセルが掘れて壊せるということは、足元の地面すら安全じゃないわけだにゃ。

プレイヤーには大きく二つの状態があって、自由に探索・移動できる通常時と、爆発や崩落を食らって物理に振り回される“転がされ”状態。地形を崩して道を作るのも、崩れた勢いで吹っ飛ばされるのも、同じ物理の上で起きている。terrapixel素材で拠点を好きに形づくれる一方、戦闘中にその場で足場や遮蔽を生やす、なんて使い方もできる。掘る・築く・壊すが地続きになっているのが、この作品の芯だ。

掘って、築いて、壊す ― KYORAの土台
そもそも『KYORA』は、手続き生成で毎回変わるオープンワールドを舞台にした、横視点のサンドボックスアドベンチャー。地中深くへ掘り進むも、空へ向けて築き上げるも自由で、集めた素材で物質を操る“ワンド(杖)”を作り、装備を強化しながら進んでいく。


各バイオームにはヘラルド(Heralds)と呼ばれるボスが待ち構えていて、反射神経と立ち回り、そして事前の準備が問われる相手になっている。そして最大の売りが、1〜8人のオンライン協力プレイ。仲間とワンドの能力を組み合わせれば、思わぬシナジーが生まれる作りだにゃ。開発元のPugstormは、累計200万本超を売り上げた『Core Keeper』の作り手。あの物理と探索の気持ちよさを知っている手が、今度は横スクロールで何を見せるのか楽しみだ。

配信は早期アクセスから ― 対応環境と言語
『KYORA』はSteamで早期アクセスからのスタートを予定。具体的な配信時期は今のところ発表されていない。ウィッシュリストは2026年1月に50万件を突破しており、注目度は着実に上がっている。
対応環境や言語まわりを、ストアページの記載で整理しておくにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発 / 販売 | Pugstorm / Chucklefish |
| 配信形態 | Steamで早期アクセス予定(時期未定) |
| プレイ人数 | 1〜8人(オンライン協力) |
| 対応OS | Windows 10 64bit / Linux(Ubuntu 22.04) |
| 言語 | 現時点で英語のみ(インターフェース・音声・字幕) |
注意したいのは言語。ストアページに載っているのは今のところ英語だけで、インターフェース・音声・字幕のいずれも英語という表記。日本語対応は現時点では記載されておらず、開発側は早期アクセス中にプレイヤーの要望(ウィッシュリスト状況)を見ながらローカライズを検討していく方針としている。日本語で遊びたいなら、続報を待つかたちになりそうだ。

崩せる地形、飛べる空、8人で散らかせる世界。まだアルファとはいえ、『Core Keeper』とはまた違うベクトルの“物理で遊ぶ”感触が形になってきた。気になった人は、Steamのウィッシュリストに入れて動きを追いかけておくといいにゃ。
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