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『lily's world XD』発売、2004年の少女のPCを覗くホラーがSteamで「非常に好評」

投稿: 2026/09/20by tobariware4分で読めます
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日記、チャットの履歴、メール、それに誰にも読まれなかったブログ。持ち主の少女が姿を消したあとも、ノートパソコンにはそれがそっくり残っている。

SonderingEmilyが開発し、Kwaleeが販売するサイコロジカルホラー『lily's world XD』が、9月17日にPC(Steam)で発売された。9月19日の時点で、Steamのユーザーレビューは340件のうち336件が好評。評価は「非常に好評」で、発売直後としてはかなりいい出だしだにゃ。

舞台は2004年。プレイヤーが見つけたのは、当時ティーンエイジャーだった「リリー」のノートパソコンだ。デスクトップのアプリを開いて日記を読み、リリーの友達にメッセージを送って、彼女の身に何があったのかを探っていく。ブログを読み込んだり、隠されたメッセージを解読したりする謎解きもある(Steamストアページ)。

ただ、そのパソコンに触れているのはプレイヤーだけじゃない。ストアの紹介文によると、調べるのを止めようとする何者かがいて、プレイヤー自身のパソコンまで安全ではないという。現実と物語の境目が崩れていく、第四の壁を越えるタイプのホラーだね。

開発者本人の10代のころの写真が使われている

ゲームに出てくる写真は、開発者と友人たちが実際に10代だったころのもの。ストアの説明では、友情や体形の悩み、ネットに居場所を求めて育った孤独なオタクの感覚を描く物語とされている。声の出演にはLilyPichuが名を連ねる。

写真を使った理由については、開発者のエミリー氏が自身のブログで説明している(Substackの投稿)。ストックフォトではポーズを取りすぎていて本物らしさが出ない。かといって、友人の写真を恐ろしい場面に使わせてほしいと頼むのも気が引けた。そこで自分の写真を使ったところ、「知らず知らずのうちに、自分の話を書くと決めていた」という。作りの都合で選んだ手段が、そのまま物語の中身を決めることになった。中学生のころ書いていた、誰も読んでいなかったブログも着想のもとになったそうだよ。

発売前の体験版も評判がよく、8月の時点でレビュー400件を超えて「非常に好評」を得ていた。製品版もその勢いをそのまま引き継いだかたちだね。

日本語には対応しておらず、テキストはすべて英語

いちばん気をつけたいのが言語だよ。対応言語は英語だけで、画面表示・音声・字幕のどれにも日本語は入っていない。日記やチャットを読み解いて進むゲームなので、英語の文章を読むことが前提になる。

  • 対応機種: Windows(64ビット版のWindows 10以降)
  • 価格: 1,600円。発売記念のセールで、いまは20%オフの1,280円
  • 同梱バンドル: 『Slay the Princess』『1000xRESIST』『The Case of the Golden Idol』とのバンドルがあり、どれかを持っていればさらに割り引かれる(開発者の発売告知

ストアには、摂食障害、精神的な支配、身体醜形障害を扱うキャラクターが登場するという注意書きもある。画面が急に乱れる演出もあるので、光過敏性てんかんのある人には勧められないとのことだ。

体験版は英語の文章量をためす場としてもちょうどいい。何年もかけて作り上げたというリリーのパソコンを、発売から2日で300人以上が開けたことになるにゃ。

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