『Slot & Dungeons』早期アクセス終了で1.0配信―4人目「罪人」と最終ステージ「宇宙」を追加
リールを回すまで、その部屋に何が待っているのか分からない。敵が3体並ぶこともあれば、財宝と回復がきれいに揃うこともある。MUC GAMESのデッキ構築型ローグライト『Slot & Dungeons』が、約9か月の早期アクセス期間を終えてバージョン1.0.0に到達したにゃ。開発元はSteamのアナウンスで、正式版が今日から遊べる状態になったことを伝えている。
「シンボル」をスロットに詰め込んでいく


このゲームの肝は、ダンジョンの中身そのものが抽選対象になっている点にある。道中の敵、攻略に必要な資源、発動する効果──これらはすべて「シンボル」としてスロットの抽選に組み込まれ、フロアを踏破するたびに手持ちが増えていく。ストアページの説明によれば、シンボルは大きく3種類。抽選後に効果が発揮されてフロア全体へ影響を与える「スペル」、マス上に配置されて拾ったり近づいたりすると効くようになる「アイテム」、そして命を狙ってくる「エネミー」だ。
つまりプレイヤーは、自分のビルドに合ったシンボルを揃えることで「出やすい出目」を自分で作っていくことになる。運任せに見えて、回す前の準備がそのまま結果に返ってくる作りにゃ。運と戦略の配分が絶妙で、Steamのユーザーレビューは257件中85%が好評、ステータスは「非常に好評」となっている。


4人目のプレイアブル「罪人」
1.0で追加されたのが、4人目の操作キャラクター「罪人(The Sinner)」。開発元は「状態異常を戦略的に使いこなす、まったく新しい立ち回り」を軸にしたキャラだと説明している。既存キャラが攻撃力やスキル回しで押していくタイプだったのに対して、こちらは相手に何を“付ける”かで盤面を組み替えていく方向性にゃ。
状態異常主体のキャラは、シンボル構成の相性がそのまま強さに直結しやすい。抽選内容を自分で組み立てるこのゲームとは、相性の良い設計だと思うにゃ。
終着点として置かれた「宇宙」

新ダンジョン「宇宙(Space)」も追加された。ここはゲームの最終ステージという位置づけで、強力な新エネミーと、このステージ固有のギミックが用意されている。火山や海底神殿といった既存ステージの先に、もう一段上の終着点が足された形にゃ。
腕に覚えがある人向けには、新たに難易度9も開放されている。早期アクセス初期は7段階だった難度が、更新を重ねて段階的に伸びてきた流れの延長線上にある追加にゃ。
クリアしたあとも、まだ回せる

個人的に一番うれしかったのが「エンドレスモード」。ステージをクリアしたあとも冒険を続けられるモードで、どこまで生き延びられるかを試せる。ローグライトは「勝った瞬間に育てきったビルドが解散する」のがちょっと寂しいところなので、完成したデッキをそのまま走らせ続けられる受け皿があるのはありがたい。
履歴が残り、強化はプリセットで切り替わる
遊びを支える裏方も整理された。過去のランと結果を後から見返せる「ラン履歴」が入り、恒久強化(パーマネントアップグレード)は複数のプリセットを保存して即座に切り替えられるようになった。ビルドごとに強化の振り方を変えたい人にとっては、毎回振り直す手間が消えるということにゃ。
なお履歴について開発元は、記録されるのはバージョン1.0.0以降にプレイしたランのみだと注記している。早期アクセス時代の戦績はさかのぼって残らないので、そこは期待しすぎないように。

このほか1.0.0では、新シンボルと新レリックの追加、恒久強化の項目追加と上限引き上げ、バランス調整、UI改善、多数の不具合修正、パフォーマンス改善などがまとめて入っている。大型追加だけでなく、早期アクセス中に寄せられたフィードバックを踏まえた手入れが全体に及んでいる格好にゃ。
1,110円が777円、セールは8月10日まで
価格まわりの数字がやたら縁起の良い並びになっているのは、たぶん狙ってるにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Slot & Dungeons |
| 開発・販売 | MUC GAMES |
| プラットフォーム | Windows(Mac/Linuxは非対応) |
| 通常価格 | 1,110円 |
| セール価格 | 777円(30%オフ) |
| セール期間 | 8月10日終了 |
| 早期アクセス開始 | 2025年10月30日 |
| 対応言語 | 日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語 |
対応言語は上記5言語だが、Steamの言語対応欄にフルオーディオ(音声)対応の表記は付いていない。テキスト面での対応と考えておくのが安全にゃ。正式リリース日は開発元のアナウンスでは7月28日(火)とされており、ストアページ上の表記は7月27日となっている。
ちなみにこのMUC GAMES、以前おじさんを積み上げるだけの物理パズルを230円で出していたところでもある。同じ開発元とは思えない振れ幅にゃ。
早期アクセスからの積み重ねが、キャラ1体・ステージ1つ・モード1つという分かりやすい形で乗った1.0。777円で試せるうちに、リールの回し心地を確かめてみるといいにゃ。
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