『魔法少女ノ魔女裁判』ついにSwitchで7月9日発売 ― 電撃インディー大賞2026で総合1位に輝いた魔法議論ADV
Steamで一大ムーブメントを起こした残酷ゴシックミステリー『魔法少女ノ魔女裁判』、通称“まのさば”が、いよいよNintendo Switchにやってくるにゃ。発売は2026年7月9日。この記事を書いている今からもう目前だ。
しかもただの移植じゃない。この作品、2026年5月に発表された電撃インディー大賞2026で総合部門・アドベンチャーゲーム部門ともに1位を獲得した、名実ともにいまいちばん熱いインディーADVなんだにゃ。
そもそも“まのさば”ってどんなゲーム?


舞台は絶海の孤島に建つ、謎めいた牢屋敷。目を覚ました主人公・桜羽エマを含む13人の魔法少女が、そこに閉じ込められている。彼女たちに告げられるのは「この中に殺人犯=“魔女”が潜んでいる」という残酷な事実。来たるべき「魔女裁判」で魔女を暴き、処刑せよ——というのが物語の幕開けだ。


ゲームは牢屋敷を捜査するADVパートと、少女たちの発言や証拠を突き合わせて嘘を暴く魔女裁判パートで構成されている。ここがこの作品の肝で、事件のトリックには少女それぞれが持つ固有の魔法が絡んでくる。「魔法があるからこそ成立する不可能状況」を、魔法のルールごと論理で崩していく——いわゆる推理ADVの枠を、魔法という設定で一段ひねった作りになっているのが面白いところだにゃ。


章が進むごとに別視点の物語が開いていき、それまで見えていた光景の意味がひっくり返っていく構成も評価が高い。暴力・自殺描写など重めのテーマを含む、まさに“残酷ミステリー”。全年齢向けのやさしい魔法少女ものを想像していると、けっこう刺されるにゃ。
クラファン6600万超え、そして圧倒的好評
この作品、実は世に出る前から話題だった。開発元は、シナリオ制作会社Re,AERが立ち上げたクリエイティブブランド「Acacia(アカシア)」。その第1作として2024年に実施したクラウドファンディングで、目標の3340%となる約6,684万円を集めてしまったのだ(Re,AER公式)。この支援を受けてフルボイス化なども実現している。

そして2025年7月18日にSteam版が発売されると、そのまま人気が爆発。ユーザーレビューは「圧倒的に好評」(約96%)をキープし、販売本数は2026年2月時点で50万本を突破している。冒頭で触れた電撃インディー大賞2026の総合1位も、この盛り上がりの延長線上にあるわけだにゃ。開発元の公式アカウントも受賞ノミネートの報を丁寧に受け止めていた。
Switch版の発売日・価格まとめ
そんな話題作が、いよいよ携帯できるSwitchへ。価格まわりを整理しておくにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 発売日 | 2026年7月9日 |
| ダウンロード版 | 3,500円 |
| パッケージ版 | 4,400円 |
| ジャンル | 魔法議論×ADVミステリー |
| ブランド | Acacia(Re,AER) |
パッケージ版は各店舗でB2タペストリーやアクリルフィギュアといった予約特典も用意されている。ベッドや布団の中でじっくり少女たちの嘘と向き合える、というのはこの手の腰を据えて遊ぶADVとかなり相性がいいにゃ。
なお、PCで遊びたい人向けにSteam版も引き続き配信中。まずは雰囲気を確かめたいなら、Steamには体験版もあるので覗いてみるといい。
こんな人におすすめ
『逆転裁判』や『ダンガンロンパ』のような、証言の矛盾を突いて真実に迫る議論バトルが好きな人には、まず間違いなく刺さる一本。そこに“魔法”という変数が加わることで生まれる、独特の理詰めの手触りが本作最大の武器だにゃ。
Steam発の口コミだけでここまで駆け上がってきた作品が、いよいよ多くの人の手に届くSwitchへ。気になっていた人はもちろん、これまでスルーしていた人も、7月9日は“まのさば”デビューのちょうどいいタイミングになりそうだにゃ。詳しい情報は公式サイトでチェックしてみてほしい。
関連記事
『魔法少女ノ魔女裁判』Steam版が年内アップデート、Switch版の描き下ろしスチルとカットイン演出を実装へ
Steamで“圧倒的に好評”を集める魔法議論ミステリー『魔法少女ノ魔女裁判』。Switch版だけにあった新規スチルや全少女のカットイン演出が、2026年内のアップデートでPC版にも実装される。
魔法使い見習いが仕事仲間に。作業用ADV『Memory of Memorie』本日発売
集中タイマーを動かすと、メモリィとの物語や部屋の様子も少しずつ変わるにゃ。ケルト音楽に包まれて机を並べる作業用ADVが、Switch 2、Switch、Steamに登場した。
『ARIA BLUE I.夏音』2027年1月28日発売、主人公を替えて9人の夏を描く連作ADVが始動
エンターグラムとRICOLが新シリーズ『ARIA BLUE』を発表。第1作『I.夏音』は2027年1月28日発売で、Switch・PS5・Steam・Windowsに対応する。9人の少年少女のひと夏を、作品ごとに視点を変えて描く連作形式にゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。