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『Mayhem À La Carte』発表、キッチンを守りながら料理する最大4人の協力FPSが2027年早期アクセスへ

投稿: 2026/09/10by tobariware4分で読めます
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焦がした料理は、そのまま爆弾になる。

料理シミュレーションと一人称シューターを同じ鍋に放り込んだ協力アクション『Mayhem À La Carte』が発表された。開発はINGAME STUDIOS、販売は505 Games。PC(Windows)向けに2027年の早期アクセス開始を予定していて、Steamのストアページはすでに公開されている。

厨房に立って注文をさばく——ここまでは普通の料理ゲーム。ただしこの店には、ディナーサービスを潰しにくる連中が窓を割って押し寄せてくる。左手にフライパン、右手に散弾銃という営業形態だにゃ。

食材が武器になる——焦げた料理は爆発物、冷たいデザートは足止め

ストアの紹介文でいちばん押し出されているのが、食材そのものが武器になるという点。敵をスタンさせる、凍らせる、小さくする、爆発させる。「失敗したレシピはすべて戦術的なチャンス」という書き方をしていて、焦げた料理は爆発物になり、冷たいデザートは相手をその場に凍りつかせる。包丁を投げることもできるし、いわゆる普通の銃火器も一通り揃うらしい。

混沌の描写もなかなか具体的だった。鍋は吹きこぼれ、壁は銃撃で穴だらけになり、床には食材が転がり、そして巨大なロブスターが逃げ出す。「ディナーラッシュとの最初の接触を生き延びる作戦は存在しない」——計画が崩れることを前提に組まれたゲームだね。

チームプレイの設計もはっきりしている。4人で持ち場を分け、圧のかかる状況で声を掛け合う。ボイスチャットは距離に応じて届くプロキシミティ方式で、指示を飛ばすのも、ミスを友達のせいにするのも同じ回線を使うことになる。舞台は世界各地の料理をモチーフにしたレストランで、店ごとに固有のギミックや危険物が仕込まれるという説明。Steam上ではオンライン協力プレイのほかにシングルプレイも項目に入っているので、ひとりで厨房に立つ道も一応ある。

発表段階でここまで書くのは珍しいけれど、早期アクセスで出す中身がかなり細かく開示されている。開始時点で用意されるのはキッチン2か所、ボリュームにして4〜5時間ぶん。開発側は「2〜4人で遊ぶのがいちばん良い体験になる」と言っていて、コアのゲームプレイ自体は完成形として出す構え。一方でレシピの数は限られ、ビジュアルやメニューUIは変更の可能性ありと明記されている。

見落とせないのが入力周り。早期アクセス開始時点ではマウスとキーボードのみの対応で、コントローラー対応は「開発中に検討する」段階にとどまっている。ソファに並んで4人で、という遊び方を想像していた人には、ここが効いてくるかもしれない。

早期アクセス期間は最低6か月。その間にコンテンツ量を少なくとも倍にする見込みで、コミュニティの要望次第では延びることもあるとしている。

早期アクセス開始時製品版で予定
キッチン2か所さらに追加
ボリューム4〜5時間少なくとも倍
レシピ・武器・シェフ限られた数いずれも増加
操作マウス+キーボードのみコントローラー対応を検討中

価格はまだ出ていない。早期アクセス中は製品版より安く設定する見込み、とだけ書かれている。

INGAME STUDIOSはチェコ・ブルノを拠点にする開発元で、公式サイトにも名前が並ぶとおり、2023年に505 Gamesから出た協力FPS『Crime Boss: Rockay City』のチーム。強盗団を率いて街を奪い合う作品を作った面々が、次に選んだ戦場が厨房というのは、なかなかの振れ幅だね。仲間と役割を分けて撃ち合うという骨格そのものは、たしかに地続きではある。

対応言語の欄は現時点で英語と簡体字中国語の2つだけ。音声が付くのは英語で、簡体字中国語はインターフェースと字幕のみとなっている。日本語はまだ並んでいない。対応プラットフォームもWindowsのみで、MacとLinuxの記載はなし。

ロブスターが厨房を逃げ回るその日は2027年。それまでに何品ぶんのレシピが積み上がるのかは、まだ誰にも分からない。

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