1〜4人で悪魔祓いに挑む『Unpossess 2』8月21日に早期アクセス開始、日本語はUI表示のみ
懐中電灯を握って、他人の家に上がり込む。床が軋む音と自分の呼吸だけが聞こえて、奥の部屋には「何か」が憑いた人間が座っている——そんな仕事を1〜4人で引き受けるホラー『Unpossess 2: Exorcism Simulator』が、Steamのストアページの表記で8月21日に早期アクセスを開始する。日本時間だと8月22日にあたる見込みにゃ。開発・販売はChreseeba Games。前作『Unpossess: Exorcism Simulator』を作った、ひとりの開発者だ。
舞台は1900年代後半、時代が半世紀ぶん下った
プレイヤーが演じるのは、悪魔憑きの案件を処理するエクソシスト。やることは大きく三つで、憑かれた場所を清め、証拠を集め、そして儀式を執り行って対象を悪魔の影響から解放する。その間ずっと、自分と仲間の体力と「正気度(Sanity)」を切らさないよう気を配らないといけない——ストアページが説明しているのはここまでで、道具の細かい仕様や失敗したときのペナルティは公式には明かされていない。


面白いのは時代設定の動きだ。前作は1900年代前半が舞台だったのに対し、今作は1900年代後半。ランタンとロウソクの世界から、電気の通った郊外住宅の世界へ半世紀ぶん引っ越したことになる。ホラー映画からの影響を公言しているシリーズなので、この年代の移動がそのまま「絵づくりの変更」として効いてくる部分だと思う。実際、公開されているスクリーンショットも、古い洋館というより生活感の残る家屋の内側を映したものが目立つ。

エンジンはUnreal Engine 5。ひとりで作っている規模のタイトルとしては珍しく、itch.io で配布中のデモは容量8.6GBあり、キーボード・マウス・ゲームパッドに加えてマイク入力にも対応すると書かれている。同ページには生成AIを制作に使っていない旨の記載もあるにゃ。Steam側でも配信開始前に無料デモが公開されていて、こちらはシングルプレイ向けで内容・プレイ時間ともに制限付きという案内になっている。
4人でホラーの現場に踏み込む新作としては、以前紹介した『Last Pirates: Die Together』も8月18日に早期アクセスへ入る。今月はこの手の協力ホラーが立て込んでいる。
GTX 1650で動く、ただし日本語はインターフェース表示だけ

ここは事前に確認しておきたいところ。対応言語は9つあるものの、チェックが入っているのはインターフェース(表示)だけで、音声と字幕は英語のみだ。日本語もインターフェース対応のみで、字幕欄にはチェックが付いていない。会話や無線でのやりとりが雰囲気の柱になるタイプのゲームなので、英語音声を聞き取れるかどうかで体験の密度がかなり変わるはず。ここは早期アクセス中の改善に期待したい部分にゃ。
動作環境はホラー系の新作としては控えめだ。最低環境はWindows 10 64bit、Intel Core i5相当、メモリ6GB、GeForce GTX 1650、ストレージ10GB。推奨環境でもCore i7相当・メモリ8GB・GeForce RTX 3060どまりで、UE5製と聞いて身構えるほどの要求ではない。数年前のミドルクラス機でも土俵に上がれる。

シングルプレイとオンライン協力の両方に対応し、Steam実績・Steamクラウド・ファミリーシェアリングも用意される。価格は配信開始まで表示されていないが、開発者は「コンテンツや機能、磨き込みを追加していく過程で価格を調整する可能性がある」と明言している。参考までに、前作はSteamで1,700円だった。
早期アクセス期間は3〜6か月を見込むとされている。現行ビルドについては「コアとなるゲームシステムと主要なメカニクス、コンテンツの土台を含んだプレイ可能な状態」という説明で、バランス調整・演出・音まわりの磨き込みはこれから。製品版ではコンテンツ追加やシステムの拡張、不具合修正を進めるという。
ひとりで作っているだけあって、開発者はフィードバックを取り込みながら進める姿勢を繰り返し打ち出している。3〜6か月という区切りをどこまで守れるかは分からないけれど、まずは無料デモで自分のPCと度胸を確かめてから、8月21日を待つのが賢いやり方だと思うにゃ。
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