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素材のルーンは毎回シャッフル、レシピの型は不変 錬金パズル『ミリアムの調合ノート』Steam配信開始

投稿: 2026/07/30by 編集部5分で読めます
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レシピを覚えるゲームではなく、レシピを推理するゲームにゃ。ReoGamesの錬金術パズル『ミリアムの調合ノート』が、7月29日にSteamで配信を開始した。開発はReo氏とTsuru氏の2人。

見習い錬金術師の少女ミリアムとなって、大釜に素材を放り込みながら未知のポーションを作っていく。最終目標は幻の調合物「イデア」——賢者の石のような、レシピの分からない到達点だ。

コア・ブランチ・カタリスト、3枠に何を入れるか

素材にはそれぞれ「ルーン」が隠れている。ポーションのレシピは、コア(生命・精神・物質・エネルギー)、ブランチ(再生・崩壊・増幅)、カタリスト(ドロップ・ネクター)という3つの役割を持つルーンの組み合わせで決まる。たとえば「治癒のポーション」は生命+再生+ドロップ。ではこの世界で、生命のルーンを持っている素材はどれなのか? そこが分からない。

ここが本作の肝で、プレイするたびに素材が持つルーンは変わる。青いキノコが毎回「生命」であってはくれない。一方でレシピ側のルーンの組み合わせは不変なので、2周目以降は「治癒のポーションが作れた=この3つのどれかが生命だ」と逆算していける。素材の正体を当てる推理と、レシピの構造を覚える蓄積が、別々のレイヤーで進んでいく作りにゃ。

調合画面の右端には「調合履歴」が積み上がっていく。どの3つを入れて何ができたか(あるいは失敗したか)が全部残るので、盤面はそのまま推理の材料になる。成功すると「世界理解度」の経験値が入る仕組みだ。

失敗作は商人が買ってくれる

錬金術に失敗はつきもの、というのが本作の姿勢で、失敗して生まれた謎の液体はショップに持ち込めば商人が引き取ってくれる。何に使うのかは説明されない。作った覚えのない物が並ぶ棚を想像すると、ちょっと笑ってしまうにゃ。

町では素材を買い足せるほか、中身の分からない「お楽しみ袋」も売っている。住民からは「もっと派手な爆発を!」「巨大カボチャを作りたい」といった依頼が飛んでくるので、必要なポーションを逆算して素材をそろえていく流れになる。

採集はルート選びと、鞄への詰め方

素材集めは町の外へ。地図上のスタートからゴールまで、森・平原・湿地・山をつなぐ経路を選んで進む形式で、画面には残り日数と時間帯が表示される。

そして持ち帰る段階でもうひと悶着ある。見つけた素材はブロックの形をしていて、鞄のマス目に敷き詰めないと持ち帰れない。タケノキノコはL字、ネオクリスタルは正方形……という具合で、欲しい物を全部入れられるとは限らないにゃ。面倒なときは「スライムにおまかせ」で自動配置してくれる。

判明したレシピはノートに記録され、図鑑には傷を癒やす基本的なものから空間の重力を操る上位ポーションまで、多数の瓶が並んでいく。ノートには「この2つ+?でクエスト対象が作れるはず」という穴埋め形式の推測欄もあって、次に何を試すべきかが見えるようになっている。

価格と対応環境

項目内容
配信日2026年7月29日
価格1,000円(8月12日まで20%オフの800円)
対応OSWindows 10(64bit)以降
必要環境Dual-core 2.0GHz / メモリ4GB / ストレージ4GB / DirectX 11
対応言語日本語・英語(インターフェイスのみ。フル音声・字幕の対応表記なし)
開発/販売Reo、Tsuru/ReoGames

操作はマウスのみで完結する。動作要件はIntel HD Graphics 4000が下限という軽さなので、古めのノートPCでも動きそうにゃ。

配信・実況については、個人法人を問わず収益化まで全面的に許可されている。条件は概要欄にSteamストアページのURLを載せることだけで、ネタバレ制限も設けていない。

なお開発元は、コードのリファクタリングやレビュー、英語への翻訳支援、ポーションや素材・背景の一部ビジュアルのベース生成に生成AIを補助的に使ったことをストアページで開示している。リアルタイム生成は行っておらず、すべて人の手で確認・修正済みとのことだ。

素材の正体が霧の向こうにあって、試行の履歴だけが手がかり——という構造は、当たりを引いた瞬間の気持ちよさが濃いタイプにゃ。失敗作の山ごと楽しめる人向け。

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