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水墨画の推理ADV『山河旅探』が日本語対応、Switch/PS/Xbox版が配信開始

投稿: 2026/09/07by tobariware5分で読めます
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Steamに積み上がった1万5,800件あまりのレビューのうち、96%が好評。中国発の推理アドベンチャー『Murders on the Yangtze River』(山河旅探)に、ようやく日本語が入った。ただし日本語が入ったのは、その評価を集めてきたSteam版ではない。

8月27日、パブリッシャーのNiuGamerがNintendo Switch、PlayStation 4/5、Xbox One、Xbox Series X|Sの各機種で本作を配信。あわせて、本作として初となる日本語対応が実施された(NiuGamerの発表)。開発はOMEGAMES STUDIOで、2024年1月30日にSteamで出たタイトルが、2年7か月を経て家庭用機に降りてきた形になる。

対応言語の中身は、機種ごとのストア表記でかなりはっきり分かれている。PlayStation Storeの記載では、音声は中国語と英語の2種類字幕は簡体字中国語・繁体字中国語・日本語・英語の4種類。つまり日本語ボイスは入っていない。ニンテンドーストアの対応言語も日本語・簡体字中国語・繁体字中国語・英語の4言語で、こちらも読む側だけの対応になっている。

法廷でのやり取りが売りの推理ものだけに、声は中国語か英語で聞きながら日本語の字幕を追う遊び方になる。フルボイスの日本語を期待していた人には、ここは肩透かしかもしれない。

そしてもうひとつ。Steam版には、今回も日本語が入っていない。ストアページに並んでいるのは簡体字中国語・英語・繁体字中国語の3つだけで、フルオーディオは簡体字中国語のみという状態が続いている。PCで日本語で遊びたいなら、Xbox Play Anywhereに対応するMicrosoft Store版を選ぶことになる。

同じゲームでも、機種によって値段も日本語対応も揃っていない。整理するとこうなる。

機種価格(通常版)日本語
Nintendo Switch2,350円字幕・UIのみ
PlayStation 4 / 52,420円字幕・UIのみ
Xbox / Windows(Microsoft Store)2,350円字幕・UIのみ
Steam1,700円非対応

配信記念の割り引きも動いている。Switch版は9月10日23時59分まで10%オフの2,115円で、PlayStation StoreでもPS Plus加入者向けの10%オフが9月10日まで。いちばん安いのは日本語の入っていないSteam版という、なんとも据わりの悪い並びになっているにゃ。

衣装が付くDeluxe Editionも各機種に用意されていて、PlayStation版では「絢爛な墨染衣装セット」と「霧影の探偵衣装セット」の2種が本編に同梱される。Switch版には、通常版から差額700円で移れるアップグレード用の追加コンテンツも並んでいる。

水墨画で描かれる清朝末期から民国初期の中国

横スクロールで街を歩き、現場を調べ、証人の話を聞く。集めた証言の中から矛盾や見落としを見つけ出して、事件の筋を組み立てていく——というのが本作の基本的な流れだね。旅の先々でぶつかる一見バラバラな事件が、やがて主人公自身の出自に隠された秘密へと繋がっていく構成になっている。

背景は水墨画の巻物をなぞるように描かれていて、洞庭湖や岳陽楼、長江沿いの漢陽製鐵所、江南の水郷、上海租界の街並みといった実在の風景が舞台として登場する。公式の説明によれば、建築や風景、登場人物の衣装や日用品まで、博物館の資料や歴史写真、専門家との意見交換をもとに作り込んだとのこと。ニンテンドーストアではジャンルがアドベンチャーとパズルの両方に区分されている。

プレイ人数は1人。Switch版はTVモード・テーブルモード・携帯モードすべてに対応し、Switch Proコントローラーも使える。

NiuGamerが挙げている累計販売本数は、全プラットフォームで約40万本。その40万本のほとんどは、日本語のない状態で売れた数字だ。

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