『PomoIdle Arena』Steamページ公開、作業中は資源2倍・育てた4人でオンライン対戦
タイマーを回している間、画面の上端で資源のカウンターが回り続けている。集中を走り切ると、その資源とチケットがそのままガチャの弾になる。休憩に入ったらコマンドを引いて、4人のパーティを鍛えて、他のプレイヤーに挑む——これが『PomoIdle Arena』の1周だにゃ。
個人開発のGasaiGamesが手がけるこの作品が、9月4日にSteamストアページを開いた。ポモドーロタイマーに育成RPGとコマンドバトルを組み込んだ「作業といっしょに進むゲーム」で、配信日の表記は「近日登場」。価格はまだ出ていない。
ポモドーロは、一定時間作業して短く休む、を繰り返す時間管理のやり方。この作品では作業・休憩・セット数を自由に設定でき、タイマーが動いている間だけ資源が倍速でたまる。放っておく時間もゼロにはならず、ゆっくり増え続ける作り。セッションを完走すると、ガチャに使えるチケットが手に入る。
タイマー画面は、ドット絵の砂時計を中央に据えて、左に残り時間、右に所持資源を並べたシンプルな構成になっている。作業カテゴリを選んでから始めると、記録はカテゴリ別に自動で集計される。集中のお供として環境音のスライダーも画面の隅に置かれている。
うまいと思ったのは、FOCUSの残り時間・資源・チケットの3つが、どの画面に移っても上端に出しっぱなしになるところ。ガチャを引いていても編成をいじっていても、タイマーは動き続けている。ゲーム側に寄り道しても、作業へ戻る道が視界から消えない。
ガチャ1回3,000資源、コマンドはベース8種と特性の掛け合わせで生まれる
戦闘の主役は「コマンド」と呼ばれる技。ベース8種に多彩な特性が組み合わさる仕組みで、引くたびに違う性能のものが生まれる。ストアページのスクリーンショットでは、COMMON・UNCOMMON・RARE・EPIC・LEGENDARYの5段階のレア度に加えて、斬撃や魔法といった属性、ステータス倍率、3つぶんの特性枠が確認できる。
引くための費用は2通り用意されている。
| 引く回数 | 資源 | チケット |
|---|---|---|
| 1回 | 3,000 | 3枚 |
| 5回 | 15,000 | 15枚 |
| 20回 | 60,000 | 60枚 |
天井は「狙いの組み合わせを登録できる」方式で、欲しい一本を確実に取れるとされている。引き当てたコマンドには銘(オリジナルの名前)と16×16のカスタムアイコンを設定でき、これは対戦相手の画面にも表示される。自分で名付けて自分で描いた技が、知らない誰かの画面で飛んでいくわけだ。

キャラクターのほうは、レベルアップ・転生・装備の3本立て。最大4人のパーティを組み、スロットに装備を差してステータスを盛っていく。顔はドット絵エディタで自作できるので、並ぶ4人を全部自分の絵にすることも可能。


8人ぶん抽選される対戦相手と、勝敗で動くレート
バトルは全自動のコマンドバトル。左に自分の4人、右に相手の4人が並び、HPとSPのバーが削れていくのを眺める形になる。再生速度はx1からx3まで切り替えられ、一時停止とスキップも用意されている。勝敗を決めるのは操作の腕ではなく、編成と育成というわけだね。
対戦相手を選ぶ画面には8人ぶんが並び、「次の抽選まで」のカウントダウンが添えられている。相手ごとに勝ったとき・負けたときのレート増減が先に見える作りなので、上を狙うか手堅く積むかを選べる。勝てばレートが上がり、ランキングに名前が載る。対戦履歴とリプレイで後から振り返ることもできる。
いきなり対人はきつい、というときのためにNPCステージも置かれている。訓練用ダミーから始まって、ゴブリン斥候、盗賊の二人組、鉄の騎士と、初回報酬つきで段階的に並ぶ構成。

動作環境はWindows 10(64bit)とmacOS 11 Big Sur以降で、Linuxは対象外。必要容量は500MBと軽く、オンライン対戦を含むためブロードバンド接続が必要になる。Steamクラウドとファミリーシェアリングにも対応。対応言語は日本語・英語・簡体字中国語・韓国語の4つで、いずれもインターフェイスの対応のみとなっている(音声・字幕としての対応表記は無い)。
GasaiGamesは、自分で描いたカードでデッキを組んで戦う基本無料の『MONSTER CARDS』を2022年8月から早期アクセスで動かしている個人開発者。あちらもプレイヤーが絵を持ち込む作りで、コマンドに自作アイコンと銘を付けるこの新作とは地続きに見える。
タイマーと放置ゲームを繋ぐ発想は今年ちらほら出ていて、タスクを書くと勇者が勝手に冒険へ出る『締切ヒーロー』は8月31日に早期アクセスを始めているし、ホロライブのメンバーが部屋で勝手に働く『HoloCozy』もポモドーロ機能を積んでいる。
Steam版の配信日はまだ決まっていないものの、開発者のサイトではブラウザ版がすでに動いている。
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