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格ゲーのコマンド入力で銃が変わる妖怪狩りTPS『NIGHTMARE OPERATOR』、ローポリ東京の51秒

投稿: 2026/08/02by 編集部5分で読めます
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尺はたったの51秒。その中に、崩れかけたローポリゴンの東京と、そこをうろつく異形の妖怪と、コマンドを入れると形の変わる銃が全部詰まっている。東京の開発チームDDDistortionが制作中のTPSアクションホラー『NIGHTMARE OPERATOR』のトレーラーが、いま国内外で改めて回覧されているにゃ。

この映像はBitSummit PUNCHへの出展にあわせて公開されたもので、同イベントでは「中野」ステージの新デモが遊べる状態で置かれていた(開発元公式X)。そして7月31日からは、本作にとって初の海外出展となる ChinaJoy 2026 に参加中。W4ホールのGame Connection x ChinaJoyエリア、ブースIG072が定位置だ。

2036年、隔離都市を守るために妖怪を狩る

舞台は世界が崩壊へ向かいつつある2036年。主人公〈ミーシャ〉は臨時政府から依頼を受け、「妖怪狩り」を生業とする公安オペレーターとして隔離都市を守っている。荒廃した東京の廃墟を探索していた彼女が、かつて栄えていた時代の遺跡に足を踏み入れ、未知の事象に遭遇する——そこから悪夢が始まる、という筋書きだ。

登場する妖怪は都市伝説や日本の民間伝承がベース。ただし言い伝えどおりの姿では出てこず、公式の説明いわく「まるで狂気そのもの」の造形にねじ曲げられている。見慣れた名前のはずなのに、画面に出てくるモノがまったく見慣れていない、というのがこの作品の気味の悪さの芯にゃ。

ロケーションも全部が現実の東京の街がベース。3Dゲーム黎明期に着想を得たローポリゴンの美学で、有名なランドマークや馴染みのある街並みが組み直されている。粗いポリゴンの角ばった影が、そのまま「何かいるかもしれない暗がり」として機能しているのが上手い。

主人公のキャラクターデザインには、『GRAVITY DAZE』シリーズに携わった緒賀岳志が参加している。本人が「自分としてはすこし珍しくキャラクターデザインで参加しています」と明かしていた。

「コマンド入力」で銃のモジュールを切り替える

戦闘の中心にあるのが〈クラッチシステム〉。プレイヤーが握る〈モジュラーガン〉は、格闘ゲームにインスパイアされたコマンド入力で〈モジュール〉を素早く切り替えられる。連射型、散弾型、狙撃型と種類は幅広く、凍結・スタン・出血といった状態異常を敵に付与するモジュールもある。マップの探索中に新しいモジュールを拾い、コマンドスロットに装着して自分だけの並びを組む、という構成だ。

つまり、一撃が生死を分ける緊張感の中で、レバーとボタンを刻んで弾の性質そのものを差し替える。サバイバルホラーの「弾が足りない」息苦しさと、格ゲーの「今ここで正しい入力を通す」快感を、同じ指先の上で殴り合わせる設計にゃ。開発チーム自身、この作品をシューティング勢に格ゲーを触らせるための策略だと冗談めかして語っている。

一方で、任務の合間には隔離都市の居酒屋で飲み会が開ける。世界の歴史を掘り下げる会話を聞いたり、居酒屋料理を味わったりできるそうで、妖怪を撃ち殺す本編との落差がそのまま息継ぎになっている。

発売日は本稿執筆時点で「未定」のまま。対応プラットフォームはWindowsのみで、Mac・Linuxの記載はない。言語はストアページ上、日本語・英語ともにインターフェイスと字幕にはチェックが入っているが、フル音声の欄は空になっている。最低動作環境はCore i5-2300/メモリ4GB/GeForce GTS 450と、見た目どおりかなり軽い。なお、暴力・流血表現を含む旨が明記されているので、そこは了解のうえで。

ホラーとシューティングの掛け合わせという意味では、以前取り上げた『POSTAL』開発元の新作も近い場所にいる一本にゃ。

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