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『Path of Exile』3.29「Curse of the Allflame」7月24日PDT配信 ― 13年続いたソケットの色縛りが撤廃へ

投稿: 2026/07/17by 編集部9分で読めます
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赤いソケットには赤いジェム。緑には緑。青には青。『Path of Exile』を触ったことがある人なら、Chromatic Orbを握りしめて祈った記憶が一度はあるはずにゃ。理想の装備を拾ったのに、色が合わないという一点だけで棚に置かれた6リンクの胸当て。あれが、なくなる。

Grinding Gear Gamesが発表した拡張「Path of Exile: Curse of the Allflame」(バージョン3.29)は、北米太平洋時間7月24日配信。日本時間では7月25日にあたるにゃ。無料アップデートで、PC・Mac・コンソールが対象。

13年目にして、色は「縛り」から「ボーナス」へ

公式のパッチノートの記述はいたって短い。Content Update 3.29.0いわく、「Gems can now be Socketed into any Equipment Socket, even if the Gem Colour does not match.(ジェムの色が一致していなくても、あらゆる装備ソケットに装着できるようになりました)」。この一文が、2013年の正式サービス開始から積み上がってきた前提をまるごとひっくり返している。

とはいえ色そのものが消えるわけではないにゃ。整理するとこうなる。

項目3.29での扱い
ジェムの装着色が一致しなくても装着可能
ソケットの既定色白(White)
赤・緑・青のソケットアイテムレベルに応じて低確率で出現
色が一致したときそのジェムに クオリティ +10%

つまり色は「入れられるかどうか」を決める門番から、「合わせられたら嬉しい」おまけへ役割を変えた。白がデフォルトで、赤緑青はレアな当たり枠。狙って揃えれば+10%クオリティという上振れが乗るので、突き詰めるプレイヤーには残しつつ、拾った装備をとりあえず着られない問題だけを潰しにきた形にゃ。ゲームディレクターのMark Roberts氏は、この変更が「複雑すぎると感じて離れた人にもう一度触ってもらう」ための議論から出てきたものだと語っている。

女船長ヴァレリーと、燃え続ける心臓

新チャレンジリーグの舞台は海の底にゃ。Wraeclast各地に散らばるチャート(Charts)を拾い集め、船「The Sovereign」に乗り込んで出航する。目的は海底に沈んだ宝物の回収。ただし当然ながら海中に人間の居場所はないので、Allflameのランタンを灯して空気の届く区画を作りながら進んでいく、というのがこのリーグの手触りになる。

船を動かしているのはヴェスパー(Vesper)。Allflameの呪いによって永遠に燃え続ける存在で、船倉の下の炉に座っている。プレイヤーはヴェスパーを維持するために「Dead Man's Sulfur(デッドマン・サルファー)」を集め、それをアイテムや通貨と一緒に炉へくべることで、複数の候補から結果をひとつ選び取るクラフトが回せる。船の心臓部に素材を投げ込んで運試し、というわけにゃ。

航路は、盤面に並べたチャートで決まる

集めたチャートはヴォヤージュ(Voyage)として繋げて走る。盤面に最大9枚のチャートを配置し、それぞれが持つモディファイアが隣接マスや航海全体に影響していく構造にゃ。マップのように、盤面の組み方そのものが報酬とリスクの設計になる。

盤の縁には「Corruption Currents」が流れていて、これが航海のたびに位置を変える。同じチャートを並べても毎回同じ航海にはならない、という作りになっている。船長のヴァレリーに雇われて宝を漁っているのか、それとも海に呑まれるのか──毎回の盤面づくりがそのまま自分の首を絞める仕組みは、いかにもこのゲームらしいにゃ。

傭兵が本編に居座り、サイオンが彼らを引き連れる

3.26「Secrets of the Atlas」の1リーグ限定だったMercenaries of Trarthus(トラーサスの傭兵)が、コアゲームへ昇格するにゃ。Act 3以降のキャンペーンエリアやマップに彼らが現れ、アイテムを賭けて決闘を挑んでくる。勝てば一時的な仲間として連れ歩ける。

そして今回のもうひとつの目玉が、サイオンの新アセンダンシー「Luminary」。これは傭兵を最大3人まで恒久的に雇用できるクラスで、うち1人を連れ歩き、残り2人はハイドアウトで待機する形になる。アセンダンシーを強化していくと、雇った傭兵に強力なユニーク装備を着せられるようになる。自分のビルドだけでなく、部下のビルドまで組む余地が生まれたわけにゃ。サイオンにとってはこの半年で2つ目の新アセンダンシーという、なかなかの厚遇。

深淵は、近づく前からもう開いている

古参メカニクスの整備も大きい。Abyssは根本から手が入り、公式の記述では「Abyssal Pits, and the cracks leading up to them, are now already opened before you approach.(アビサル・ピットと、そこへ至る亀裂は、近づく前からすでに開いた状態になりました)」。追いかけっこして亀裂を追う従来の流れではなく、敵を倒すと魂がピットへ吸い込まれ、それが湧きのトリガーになる。エンドゲームのピナクルボスも新規に追加され、Abyssal JewelとStygian Viseの入手経路はAbyssに一本化される。

Legion側には「Crystals of Permutation」が4種、Domain of Timeless Conflictへ追加。Enshrouded Uniqueを別のユニークへ変換でき、その際に元のユニークの効果が痕跡的なimplicitとして残る。マップのLegion Generalからは新たにEnshrouding Crystalがドロップする。

Kiracが名付けた「Anomalies」

新エンドゲームシステムはAtlas Anomalies。「Strange locations have begun to manifest on the Atlas, which Kirac has labelled as Anomalies.(アトラス上に奇妙な場所が現れはじめ、Kiracはこれをアノマリーと名付けた)」とのことで、Voidstoneでモディファイアの付いたマップを踏破した後にランダムで出現する。マップアイテムを消費せず、アトラスのパッシブの影響も受けない独立枠にゃ。

スキル面では、新たなExceptional Skill Gemとして「Pact of Beidat」「Pact of Ghorr」「Pact of K'tash」「Pact of Lycia」の4種、サポートジェム「Coursing Currents」「Crystalfall」が追加される。加えてTransfigured Skillにも「Holy Hammers of Spirals」「Reap of Butchery」といった新顔が入る。Reap of Butcheryは遠距離攻撃だったReapを自身中心の近接範囲攻撃へ組み替えるもので、既存ジェムの遊び方そのものを変えにきている。

出航は日本時間7月25日

項目内容
タイトルPath of Exile
拡張Curse of the Allflame(3.29)
配信日北米太平洋時間 7月24日(日本時間 7月25日)
対応PC・Mac・コンソール
価格基本プレイ無料
日本語インターフェース・字幕に対応(音声は非対応)

配信元は公式アナウンスのとおり、リーグ・Abyss/Legionの改修・傭兵のコア化・サイオン新アセンダンシー・新エンドゲームを一度に載せてくる構成にゃ。サポーターパックも2シリーズが用意され、こちらは次の拡張3.30が来るまでの取り扱いになる。

13年ぶんの「色を揃える」という儀式が終わる。ずっと当たり前だったものが消える瞬間に立ち会えるのは、長寿タイトルを追いかけている者だけの特権かもしれないにゃ。

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