『Phantom Blade Zero』開発完了、8月12日11時に予約開始と11分の新トレーラー
「開発が完了しました」——長く待たされたタイトルほど、この一行の重みが違うにゃ。S-GAMEが公式チャンネルに上げたのは30秒ほどの短いティザー。派手な戦闘の切り抜きでも新キャラのお披露目でもなく、予約開始日の告知と、開発完了の報告だけが載っている。
予約開始は8月12日11時、11分の映像も同じ瞬間に流れる

予約が開くのは日本時間の8月12日11時。北京時間の10時、米西海岸なら11日の19時にあたるタイミングで、世界同時に受付が始まる。窓口はPlayStation Store、Steam、Epic Games Storeの3つだ。
そして同じ時刻に、11分の新トレーラーが公開される。尺の長さからして通常のPVではなく、これまで伏せられてきたストーリーの断片、未公開のキャラクター、追加の戦闘シーン、それと「予想外のもの」が入るとされている。11分という長さをわざわざ先に告知してくる時点で、見せる中身にはそれなりの自信があるとみていいにゃ。

発売日は10月29日。もともとは9月9日を予定していたが、State of Playの場で開発元自ら延期を告知していた経緯がある。
対応機種はPS5とPC(Steam/Epic Games Store)。Steamストアページでは米国日付で10月28日と表示されるので、日付がひとつズレて見えても慌てなくていい。開発・販売はどちらもS-GAMEで、外部パブリッシャーを挟まない自社体制になっている。
心臓に深手を負った剣客に、残された時間は66日しかない
主人公は王殺しの濡れ衣を着せられた剣客。心臓に深い傷を負っていて、動ける時間は残り66日だけ——というのが物語の出発点だ。その限られた日数で武林にはびこる陰謀の黒幕を追う、というのが公式に示されている筋書きにゃ。
戦いの道具立ては相当に多い。主兵装が30種以上、それとは別に「影殺兵装」と呼ばれる特殊武器が20種。Unreal Engine 5で作られた戦闘モーションは、カンフー映画の現場で殺陣を組んできた擬闘スタッフとモーションキャプチャで起こしたもので、いわゆる「それっぽい剣戟」ではなく、実際の武術映画の呼吸をそのまま持ち込もうとしている。カンフー映画の質感に、スチームパンク風の意匠を混ぜた画作りもこの作品の顔になっている。


予約前に確認しておきたいのが言語対応。ストアには15言語が並んでいるものの、フルボイス扱いになっているのは英語と簡体字中国語のふたつだけだ。日本語はインターフェース表示と字幕での対応で、日本語音声は用意されていない。中国語音声か英語音声を選んで、字幕で読み進める形になる。武侠ものだけに、原語の抑揚で聞きたい人には悪くない話かもしれないにゃ。
そのほか、プレイ形態はシングルプレイヤーのみ。コントローラーはフル対応で、DualSense/DualShockもサポート対象に入っている。ゲームパッド推奨の表記もあるので、PCで遊ぶ人は手元に一台あったほうが良さそうだ。

予約ボタンより先に、まず11分を最後まで見たい。開発完了を告げたスタジオが、発売の2か月半前に何を出してくるのか——8月12日11時、そこがこの作品の本当のお披露目になる。
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