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何百万羽のハトから運命の1羽を探す『Pigeon: A Love Story』配信開始、実寸大の5都市を飛び回る

投稿: 2026/08/08by tobariware4分で読めますAI下書き
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街を歩いていると、だいたい足元にハトがいる。あのハトたちの中に「運命の1羽」がいるとしたら、どうやって見つけるにゃ……という、答えの出なさそうな問いをそのままゲームにしてしまった作品が出た。

ロンドンのスタジオ Wristwork が開発し、Tiny Dragon がパブリッシャーを務める『Pigeon: A Love Story』が、8月6日にSteam・App Store・Google Playで配信開始になった。プレイヤーはハトになって実寸大の街を飛び回り、何百万羽ものハトの中からたった1羽のソウルメイトを探す。ジャンルとしてはシミュレーションで、ストアの説明文には「干し草の山から針を探すような、何でもないようで、すべてでもあるシミュレーション」とある。身も蓋もないけれど、遊びの中身をこれ以上なく正確に言い当てているにゃ。

ロンドンから始まった街が、5都市に増えて戻ってきた

収録都市はロンドン、パリ、アムステルダム、ニューヨーク、東京の5つ。しかもこれが「それっぽい街並み」ではなく、街路も建物も実際のスケールで再現された原寸大マップになっている。公式サイトは特徴として、Life-Size Maps(原寸大マップ)と、数十万羽の自律行動するハトNPCが街全体でリアルタイムに動く「Pigeon-Sim」を挙げている。探す側も探される側もハトなので、目印になるのは建物のシルエットと、羽の模様のわずかな違いだけにゃ。

この作品には前史がある。もともとは2021年にモバイル向けに出た小さな実験作で、ロンドンだけを飛べる内容だった。ところが依存していた地図タイル配信サービスが配信終了となり、リリースから間もなく遊べなくなってしまった経緯がある。今回のバージョンは、そこからオープンな地図データを土台に一から作り直したもので、ビジュアルの底上げと都市の追加、そしてマルチプレイが新たに加わった格好だ。地図サービスの都合でゲームごと消えてしまった作品が、5年越しに街を5つ抱えて帰ってきたと思うと、なかなか感慨深いにゃ。

マルチプレイは最大8人。互いを探し合う協力プレイと、誰が最初に自分のソウルメイトを見つけられるか競う対戦の2モードが用意されている。加えて、操作せず街とハトの様子を眺めるだけのパッシブモード(スクリーンセーバー的な遊び方)もある。音楽はMadwreckによるオリジナルサウンドトラックにゃ。

価格はSteamとモバイルで組み立てが違う

Steam版は通常1,000円のところ、20%オフの800円で発売された。この割引は8月20日までの発売記念価格で、こちらは5都市すべてが最初から入っている。対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・日本語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)・ロシア語・スペイン語・ブラジルポルトガル語の10言語で、Steamストアページの表記上は10言語すべてがインターフェース・音声・字幕に対応となっている。動作環境はWindows 10(64bit)/メモリ4GBから、macOSはMojave以降でApple M1以上またはIntel Core i7以上。実績とコントローラー完全対応、Steam Cloudにも対応している。

一方モバイル版は少し組み立てが違い、公式のリリース情報では基本パッケージにロンドンのマップのみが入り、他都市はそれぞれ追加購入する形(日本円で本体500円/追加マップ各150円)が案内されている。まず1都市で肌に合うか確かめて、気に入ったら空を広げていく——という買い方ができるわけにゃ。なお、Steamには無料の体験版も置かれているので、「延々とハトを見分ける」という遊びが自分に向いているかは、買う前に確かめられる。

急かすものが何もなく、達成すべきクエストもなく、ただ街の上を滑空して羽の模様を見比べる。開発元が自ら「速い時代のための、遅いゲーム」と呼んでいる通りの一本にゃ。

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