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雪を吸い取り、蒸気で町を温める『Winter Whiskers』無料体験版がSteamで配信開始

投稿: 2026/08/01by 編集部3分で読めます
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雪が降り積もった朝の、あの音が消えたみたいな静けさ。あれをまるごとゲームにしたらどうなるか——という試みが、遊べる形で出てきたにゃ。Mango Leaf Gamesの雪掃除シミュレーション『Winter Whiskers』の無料体験版が、7月30日にSteamで配信開始された。

舞台はウィンターライト・ハーバーという海沿いの小さな町。冬祭りを目前にして予想外の吹雪に襲われ、道は塞がり、店は開けず、町の暮らしが止まってしまった。プレイヤーは雪掃除機(スノーバキューム)を手に、雪だまりを吸い取りながら通りを一本ずつ取り戻していく。吸い込んだ雪はそのまま捨てるのではなく、町の炉に放り込んで蒸気に変える——蒸気網を復旧させると雪の融けが早くなり、大きな雪山も崩せるようになる、というのが土台の仕組みだ。日本の融雪装置と北欧の街並みが着想元だと開発側は説明している。

体験版で触れるのは4エリアのうち最初の1つ、時間にして15分ほど

遊べる範囲は開発元がはっきり線を引いている。体験版に入っているのは「The Neighborhood」=製品版の4エリアのうち最初の住宅街だけで、想定プレイ時間は約15分。雪掃除機とスノーブロワーの2つの道具の使い方を覚え、リトル・フラニーの依頼をこなし、雪だるまを作ったり焚き火を設置したりして近所を歩きやすくする、というところまでにゃ。

残り3エリア、追加の道具2種、多数の住民、そして冬祭り本番は製品版に持ち越し。製品版のボリュームは全4エリアで2〜3時間と案内されていて、失敗という概念がない・時間管理などの複雑な要素がない・マルチプレイもない、と「入っていないもの」まで先に明示しているのが誠実で好ましい。短くて静かな一本を、そのつもりで作っているという宣言に近い。

対応プラットフォームはWindowsとmacOS。言語はインターフェイス・音声・字幕のいずれも英語のみで、日本語表示には対応していない(Steamストアページの記載による)。会話量の多い作品ではないとはいえ、依頼をこなす形式なので英語は多少読むことになる。製品版の価格は未掲載で、発売時期はストア上では「2026年」とだけ表記されている状態にゃ。

「まだまだ初心者だと思っています」と言う2人組

作っているのはAxieとLeafの2人からなるMango Leaf Games。2025年10月に配信した精霊界の和食料理ゲーム『Kokoro Kitchen』が最初の作品で、そこで学んだことを持ち込んで、今度は雪の日の静けさを主題に据えたという。ストアページには「毎作ごとに成長している最中で、まだ自分たちを初心者だと思っています。期待はほどほどに、でも全力でやります」という、規模を偽らない一文が置かれている。

6月には発売前のウィッシュリストが1万件に到達したことも報告されていて、小さな町を一区画ずつ綺麗にしていく手触りは、思っていたより多くの人に刺さっているらしい。まずは15分。雪を吸って、炉にくべて、町が少し温まるところまで見てみるといいにゃ。

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