任天堂、ニンダイの“独自配信”を株主総会で言及―リーク対策と「情報を直接届ける方法」を研究中
「ニンダイのリーク、なんとかならない?」株主の問いに任天堂が回答
2026年6月26日、京都で開かれた任天堂の第86期定時株主総会。全19問あった質疑のなかに、ゲーム好きなら思わず耳をそばだてる一問があったにゃ。
株主からの質問はざっくりこんな内容。「Nintendo Direct を YouTube などの外部プラットフォームで配信すると、放送前に情報が漏れるリスクがあるのでは。お客様に直接情報を届けるため、独自の配信手段を設ける考えはあるか」——というもの。近年のニンダイ前後にリーク騒ぎがつきまとうのを見てきた身としては、確かに気になるところ。
これに答えたのは代表取締役社長の古川俊太郎氏。まず6月9日に配信したNintendo Directで2026年末〜2027年以降の新作情報を出し、そのラインナップに多くの前向きな反応が寄せられたことに触れたうえで、こう続けている。
当社は、お客様に情報を直接お届けする方法について、(Nintendo Today!などを含め)常に研究を重ねています。
*出典:任天堂「第86期 定時株主総会 質疑応答(要旨)」
「独自プラットフォームを作る」とは言っていない
ここは冷静に読みたいところ。古川氏は「専用の配信プラットフォームを新設する」と明言したわけではないにゃ。あくまで、すでにある「Nintendo Today!」なども含めて、“情報を直接お届けする方法”を研究し続けている、という回答。
続けて、Nintendo Direct は現在も世界中の多くのユーザーに見られていると触れ、「こうした活動を続けながら、今後もどのような形で情報をお届けするのが適切か、引き続き研究していく」と締めている。つまり現状の配信スタイルを続けつつ、届け方は今後も検討していく、という温度感。独自配信への“やる/やらない”はどちらにも断定していない点は押さえておきたいところ。
なお、古川氏が名前を挙げた「Nintendo Today!」は、任天堂が公式に提供するスマートフォン向けの情報配信アプリ。ニュースや映像を任天堂側から直接ユーザーに届ける役割を担っていて、今回の“直接届ける方法”という文脈にそのまま重なる存在だにゃ。
きっかけになった6月9日のニンダイ
質疑で古川氏が触れた、6月9日配信のNintendo Direct。任天堂公式が配信したもので、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch の新作情報がまとめて公開された回。実際の映像は公式チャンネルで見られるにゃ。
▲ Nintendo Direct 2026.6.9(任天堂公式YouTubeチャンネル)
株主総会は本来「経営や数字の話」がメインの場だけれど、ニンダイの届け方みたいなユーザーに近いテーマまで質問が飛ぶあたり、任天堂の情報発信がそれだけ注目されている証拠とも言えそう。独自配信の話に続報が出れば、また追いかけたいところにゃ。
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