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『プロジェクト・ソラリス』9月21日発売、魔女は戦わず相棒ホムにQTEで命令する100日間のローグライトRPG

投稿: 2026/09/16by tobariware7分で読めます
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プレイヤーが動かすのは、魔女のソラリス。でも、敵に攻撃を通すのは彼女じゃない。剣を抜いて前に出るのは隣に立つ小さな相棒【ホム】のほうで、こちらの仕事は「ホムに命令を届けること」になる。

その命令が、また素直に通らない。技を選ぶと画面に「Command」の文字と横長のバーが現れて、残り秒数がミリ秒単位で減っていく。ここで狙った位置に止められるかどうかが、そのターンの行方を決めるらしい。

落ちこぼれの魔女が一人前を目指す100日間のローグライトRPG『プロジェクト・ソラリス』が、9月21日にSteamで発売される。開発はGREENHORN、パブリッシングはIndieArkが担当する(Steamストアページ)。

発売日は、東京ゲームショウ2026の最終日と重なる。会期は9月17日から21日まで。開発元が公開している活動報告には、本作をIndieArkのブースに並べると書かれていた(プロジェクト活動報告2026年6月度)。会場に置かれている週の、最後の1日に製品版が出るという並びになる。

ストアページの説明はかなりはっきりしている。「あなたが操作するのは【ソラリス】。しかし、敵を倒すには【ホム】に命令しなければならない。そのためには、QTE(クイックタイムイベント)を成功させる必要がある」。魔女が主人公なのに、魔女は殴らない。

戦闘画面を見ると、技の候補が縦に並んでいる。「いかく」「れんぞくきり」「ぼうぎょ」といったひらがなの技名に、右側には「5ダメージを2回与える」といった短い説明が添えられる作り。ホムの側にはHPのゲージがあり、ソラリスの側にはMPを表す宝石が3つ並ぶ。画面の右上には大きく「DAY」と数字が出ていて、これが100まで進んでいく。

ここで効いてくるのが【信頼度】。物語を進めて信頼度を高めれば、難しい技も発動しやすくなるとされている。腕前だけでゴリ押すゲームではなく、二人の関係そのものが操作精度に化けていく——というのが本作の芯の部分だね。逆に言えば、序盤は同じ技を出すのにも手間取るということになる。

ドット絵は全編がアニメーションする作り。立ち絵も戦闘のモーションも打ち込みで動いていて、背景には青空と海、遠くに白い塔が並ぶ。派手なエフェクトで押すタイプではなく、絵の密度で見せるほうの画面になっている。

3枚のカードで1日を選び、100日を育てる

試験までの100日は、1日ずつ消費していく。毎日「今日は何をしよう?」という問いとともに3枚のカードが提示され、そこから1枚を選ぶ。戦うのか、休むのか、技を覚えさせるのか、お金を稼ぐのか。すべての行動が最後の試練の結果に響く。

カードの中身は行動の種類で分かれていて、山札には「戦闘」「交流」「店番」「作戦」といった札が混ざっている。提示される3枚には、たとえば「あそぶ(攻撃系スキル獲得)」「うんどう(デバフ系スキル獲得)」に混じって「ひるね」が並ぶことがある。ひるねの説明文は「技を一つ忘れる(忘れる技は選択できる)」。休む=何も起きない日、ではないわけだ。覚えた技を意図的に落とせるのだから、これはこれで組み立ての手段にゃ。

特定のカードを選んだり、目的を達成したりするとサブシナリオが進む。誰との話を進めたかで結末が変わる、マルチエンディングの構造。ストアページに名前が挙がっているのは、幼くも優秀な元同級生【テティア】、厳しくも優しい母【クロワゼ】、面倒くさがりな店主【オーガスト】、二人に期待を寄せる賢者【メルキオール】の4人と、「何かを企む怪しい人物」。100日を全部戦闘に注ぎ込めば強くはなるけれど、そのぶん誰の話も聞かないまま試験当日を迎えることになる。

お金は【店番】や【戦闘】で貯めていく。使い道は装備で、ここも二人で性格が違う。

ソラリスの装備は高価で強力、お金さえあればいつでも購入できる。対してホムの装備は安価でたくさん積めるかわりに、作れるものがランダムで決まる。開発画面には6つの枠が並び、それぞれに6,000から12,000あたりの値札が付く。中には「いにしえのいぶつ」のように、「10の装甲を戦闘開始時に得る」という効果を持つものもある。ホムが今どんな技を覚えているかに合わせて、噛み合う装備を引き当てにいく——という遊び方になりそう。

高い一点を買うか、安い数を並べるか。どちらを優先するかはプレイヤー次第、と説明されている。100日という締め切りがある以上、稼ぐ日に何日割くかもそのまま戦力に跳ね返ってくる。

目標100万円を132%で達成、「ボイス実装」が決まった

本作には、発売前にひとつ大きな寄り道がある。ボイス実装を目的としたクラウドファンディングが1月20日から2月28日にかけて行われ、目標100万円に対して1,326,300円、132%で成立した。支援者は85人(CAMPFIREのプロジェクトページ)。パートボイスのほか、追加シナリオや高難易度モードの制作も目標に掲げられていた。

キャストの選考が終わったのは6月末。応募されたサンプルボイスを聴き続けてようやく固まった、と開発側が明かしている。

同じクラウドファンディングのページには、当初のスケジュールとして「2026年5〜6月ごろ ゲーム本編リリース(PC/Switch)」と書かれていた。実際に日付が入ったのは9月21日で、Steamに出ているのはPC版。家庭用機については、IndieArkとの提携を伝えた公式告知で「PCと家庭用機へ」と触れられているだけで、時期は出ていない。

Steam版の細かいところはこのあたり。

  • 対応言語: 日本語・英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・韓国語。ストアの言語表では、この5つともチェックが入っているのはインターフェイスの欄だけで、フル音声と字幕の欄は空のまま
  • 価格: ストアページにまだ表示が無い
  • 動作環境: Windows 10(64bit)、Core i7、メモリ16GB、ストレージ16GB
  • その他: シングルプレイヤー、Steam実績あり

体験版は2024年12月19日から無料で置かれていて、今もそのまま落とせる。2025年6月のVer0.6では戦闘まわりが大きく手を入れられ、バフ・デバフの種類が5から38へ、ホムの初期技が3から6へ増えた。旧正月セールに合わせた新しいデモも配信されている。

画面の右上に出るDAYの数字が1から100まで進むのを見届けられるのは、9月21日から。

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