『レトロゲーセンシム』Steam早期アクセス開始、1,299円で10部屋のゲーセンを経営
筐体の画面が青一色になって、大きく「ERROR!」の文字。客はそのまま隣の台へ移っていく。工具箱を開けて直すのは、店主であるプレイヤーの仕事だ。
ゲームセンター経営シミュレーション『Retro Arcade Shop Simulator(レトロゲーセンシム)』が、9月4日にSteamで早期アクセス配信を開始した。開発はAlt Tab Game、販売はUltimate GamesとPlayWayが担当している。価格は1,299円で、9月19日午前2時までは10%オフの1,169円(Steamストアページ)。
がらんとした部屋にアーケード筐体を運び込む
がらんとした物件を借りるところから始まって、そこへ機械を運び込んでいく。早期アクセス版で解放できる部屋は10部屋ぶん。
並べられるものは、アーケード筐体やギャラクシーピンボール、クレーンゲームといった定番から、エアホッケー、テーブルサッカー、ビリヤード、ダーツ、ボウリングレーン、バスケットボールのシュートゲーム、ボクシングマシン、モグラたたきまで幅広い。座って遊ぶ大型筐体も車・バイク・トラック・飛行機・レーシングと5種類そろっていて、屋外にはゴーカートのコースまで敷ける。家庭用ゲーム機とソファを置いたスペースや、ゲーミングPCを並べた一室も作れる。8Dシネマとカラオケも設備として用意されている。
内装いじりの幅も広めに取られていて、装飾品が127種類、壁のテクスチャが26種類、床が17種類。部屋ごとの照明の色も変えられるし、店名の看板も複数から選べる。トークンの色は4種類から。パックマン柄のカーペットにネオン管の店内にするか、ハート柄の絨毯を敷いた明るいファミリー向けにするかで、同じ機械を並べても店の顔つきがかなり変わる。
収入の柱は、客に売るトークン。遊び終わった筐体には料金が溜まっていくので、それを回収して回るのも日課になる。エアホッケーのそばに立って回収ボタンを押すと、台に溜まった枚数がそのまま懐に入る仕組みだね。
もう一本の柱が飲食。カウンターではコーヒーやファストフードを出し、店内には自販機も置ける。棚にはゲームのCD(シミュレーション/スポーツ/ストラテジー/アクション)や雑誌(ゲーム誌・コミック・スポーツ誌・技術誌)を並べて売れる。


そして冒頭の「ERROR!」だ。筐体は使われるほど傷んでいき、画面に警告が出て動かなくなる。床にジュースをこぼされれば掃除も要る。手が回らなくなってきたら、レジ係、カフェの店員、整備士、清掃員、トークン回収係を雇って任せられる。
対応はWindowsのみ、推奨はRTX 2070 Super
対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxは対象外。最低動作環境はWindows 10(64bit)、Core i3-14100FまたはRyzen 5 5560U、メモリ8GB、GeForce GTX 1060またはRadeon RX 5600、ストレージはSSDで8GB。推奨はWindows 11、Core i5-12600KまたはRyzen 5 7600X、メモリ16GB、GeForce RTX 2070 SuperまたはRadeon RX 6600 XTとなっている。
言語は12言語に対応しているものの、内訳は分けて見ておきたい。日本語はインターフェースと字幕までで、音声トラックが用意されているのは英語だけ。日本語でしゃべってくれるわけではない点は先に知っておくといいかも。
ユーザーレビューは執筆時点で100件、うち96%が好評で「非常に好評」の表示。無料の体験版も別アプリとして公開されたままになっているので、動くかどうかを先に確かめることもできる。なお販売元は、同社の『Electrician Simulator』など既存タイトルの所持者向けに10%の追加割引が付くバンドルも用意している。
配信開始に合わせて、開発元が早期アクセス版と正式版の機能比較表を公開している。
数字で追える差はこのあたり。
| 項目 | 早期アクセス版 | 正式版(予定) |
|---|---|---|
| 部屋数 | 10部屋 | 制限のない拡張 |
| 装飾品 | 127種類 | 150種類以上 |
| 映画・レトロ機・衣装 | なし | 映画10本以上/レトロ機5種以上/衣装10種以上 |
| 遊びの範囲 | 導入的な体験 | 完全な経営シミュレーション |
| SNS連携・NPCの依頼・相場変動・盗難・中古売買 | 計画中 | 実装 |
表でいちばん目を引くのは、遊具の欄がほぼ全部「Not Playable」で埋まっていること。アーケード筐体もエアホッケーもボウリングもゴーカートも、正式版の列に入って初めて「Playable」に変わる。設置して客に遊ばせること自体は早期アクセスでもできているので、ここでの「プレイ可能」はプレイヤー自身がその遊具で遊べるかどうかを指しているとみられる。8Dシネマとカラオケの2つだけは、正式版の列も「Not Playable」のまま置かれている。
価格については、早期アクセス期間中は据え置きの方針。新しいコンテンツや大型アップデートを出す段階で、段階的な調整を検討するとしている。
表の右側が「Playable」で埋まるまで、開発元が見込んでいる期間はおよそ6か月だにゃ。
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