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一人称ハクスラ×店舗経営『Fell & Sell』Steam配信開始、989円 ― 発売2日目にコントローラー対応

投稿: 2026/08/28by tobariware5分で読めます
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店に並べる剣も鎧も、店主が自分でダンジョンから担いで帰ってくる。卸問屋も仕入れ先も無い。一人称視点のハクスラとローグライク、そこに店舗経営をまるごと重ねた『Fell & Sell』が、8月27日午前0時(=8月26日の深夜)にSteamで配信を開始した。開発はワルシャワのArt Games Studio S.A.で、PlayWay S.A.との共同販売。価格は1,099円、9月10日までの割引で989円になっている。

店の裏口を抜ければ、そこはもうカタコンベの入口。スケルトンの群れを切り伏せながら下へ潜っていく作りで、深く潜るほど落ちる戦利品は希少になる。ただし死んだ場合、安全な場所に預けていない戦利品はすべて失われる。カバンが埋まった時点で引き返すか、伝説級のドロップを狙ってもう一階だけ降りるか——この判断がそのまま翌日の品揃えに直結するにゃ。

潜っている間の強化はダンジョン内の祭壇で行う。体を極小サイズまで縮めて巨大な攻撃をかわす、マイダスの手で重いガラクタを黄金に変える、といった具合にプレイスタイルごと変わる効果が用意されている。ダンジョン以外に近場の森へ素材集めに出ることもでき、そちらはゴブリンの奇襲部隊や突然の雷雨、キノコの季節に起きる幻覚など、環境そのものが荒れる。

家具の配置が戦闘バフになる

無事に小屋へ戻れたら、そこからが後半戦。素材とレシピを使って武器を鍛え、防具をクラフトして次の探索に備える。遠征中の成果はクエストボードでゴールドや装備、アイテムと交換できる。

面白いのは内装の扱いで、店のデザインは見栄えのためだけのものではない。家具をうまく配置すると次のダンジョン探索に永続的な戦闘バフが付き、同時に店の集客力も上がる。インテリアを整えることが、そのまま戦闘力の強化になっている。

値付けもプレイヤーの仕事。現在の需要と供給、店の名声、装飾で得たボーナスを読みながら価格を決めていく形で、高すぎれば商品は棚で埃をかぶり、安すぎれば破産が近づく。稼いだ金を再投資して、道端の小屋を商業帝国に育てるのが最終目標という組み立てだね。

戦いながら店を切り盛りする組み合わせなら、荒廃した世界の拠点を店として立て直す『Outpost Simulator』の無料体験版も8月21日にSteamへ出ている。

📄 『Outpost Simulator』体験版がSteamで配信開始、荒野の拠点を店として立て直す個人開発の新作

8月28日未明、フルコントローラー対応が到着

配信当日、開発元は「コントローラー対応を入れたら他の挙動が崩れたので、1〜2日だけ待ってほしい」と自分から告知していた。その予告どおり、8月28日未明にフルコントローラー対応のアップデートが配信され、Steam Deckでも扱いやすくなっている。同じ更新でオートピックアップ、全キーの再割り当て、SSAOのオンオフ、モーションブラーの無効化が入り、店を建て直したときに家具やアイテムが消えるバグ、クエストボードが空になるバグも潰された。

その前の2日間も動きは早かった。1.0.1で体験版プレイヤー向けの限定家具が受け取れない問題を修正し、1.0.2ではダンジョン生成が通路を塞いでクリア不能になる致命的な不具合、フロア読み込み後にキャラが固まるフリーズ、インベントリが満杯のときに武器が永久に消える現象などを直している。開けた扉が開いたままになる変更も入って、迷いにくくなったらしい。

体験版は7月から配信されていて、いまも遊べる。遊んだ人には全編版で限定家具が配られるほか、体験版のセーブをそのまま引き継ぐこともできる(開発元は新規スタートを勧めている)。

発売直前には、ウィッシュリスト数が7万5,000件に届けば割引率を8%から10%に上げるという企画が走り、発売前に達成。いま店頭に出ている10%オフはその結果にゃ。

対応はWindowsのみでシングルプレイ専用。日本語はインターフェースと字幕に対応しているが、音声はどの言語にも用意されていない。ユーザーレビューは8月28日時点で254件、うち75%が好評の「やや好評」で、同時接続は執筆時点でも2,000人を超えている。

今後の予定として開発元が明言しているのは、Steam Deck向けの最適化を続けるという一文だけ。ロードマップの類はまだ出ていない。

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