個人開発のメカACT『RIG Riot』9月14日発売へ―数千のパーツからRIGを組むローグライク
負けるたびにパーツが増えていく。そういうメカゲームがある。
三人称視点のメカアクションシューター『RIG Riot』の発売日が、2026年9月14日に決まった。Steamストアページで告知されているもので、開発・販売はどちらも Sage Boatman。つまり、この物量のメカゲームを、ひとりで作っているということになるにゃ。
「RIG」を組んで、レイドから生きて帰る




ジャンルはローグライク。プレイヤーは敵と戦いながら目標をこなし、レベルアップし、ウェポンとVolatile Mods(揮発性モッド)を選んでレイドから帰還を目指す——というのが基本のループになる。
面白いのは、パーツの入手が「勝ち」ではなく「負け」と結びついているところ。ストアページの説明では、プレイヤーはパーツを負けることで獲得していくと明言されている。ローグライクの死が、そのまま次の機体の材料になるわけにゃ。

そうして手に入る恒久パーツは「数千種類」を謳う。ただし、これはランダムな数字の羅列ではないらしい。公式の説明によれば、『RIG Riot』のすべてのパーツは、ゲーム内にある複数のフルセットから取ってきたコンポーネントの組み合わせでできている。セットという設計の骨格があって、その組み合わせ爆発で数千に届く、という作り方にゃ。
軽量スナイパーか、ミサイルの物量か、レーザーブレードか
戦い方は組んだ機体でかなり変わる、と開発者は書いている。挙げられているのは3つの方向性。
| ビルドの方向性 | 武装の例 |
|---|---|
| 軽量・高機動 | スナイパー |
| バランス型の万能機 | ミサイル一斉射+アサルトライフル |
| 重装タンク | レーザーブレード+ショットガン |
ここに、ビルドと噛み合うレア武器やモッドのシナジー探しが乗る。ステージが進むほど敵は難しくなるので、噛み合う一品を引けるかどうかが帰還率を左右する、という設計にゃ。

発売日の告知と一緒に、デモが大きく更新された
発売日が明かされたのは、2026年7月14日に公開された開発者のデモアップデート告知。「大きなデモアップデートと、発売日の確定」という短い前置きとともに、中身がまとめて入れ替わっている。
追加された主なものはこのあたり。
- 二足歩行(Biped)の脚がパーツドロップとして入手可能に
- アリーナの追加
- 新しい敵タイプ Bandit
- 目標(Objectives)の追加
- 武器のカスタマイズと、ロードアウトの保存
- カラー/パレットの保存、インターフェースのカスタマイズ
地味だけど効きそうなのが、敵RIGの挙動ロジックが書き直されたことと、UIの大掛かりな調整。HUDの不透明度スライダーが付き、近接武器やバックパックには動作音が足されている。
バランス面では Fire Demon のガトリング砲が1発210ダメージから60まで大幅に下げられた。3分の1以下にゃ。タレットのダメージ軽減も下げられていて、痛い方向ではなく痛くない方向に振れているのが分かる。


なお脚については、今年2月20日の更新で四脚(Quad Leg)が入っている。そこに今回の二足が加わった形で、製品版ではさらに脚のタイプが増えるとされている。
今遊べるのは、第1ステージと6セット分
Steamには無料デモが2026年1月16日から出ている。収録されているのは第1ステージと、6セット分のRIGパーツ。数千パーツのうちの6セット、と考えると入口ではあるけれど、組む楽しさを確かめるには足りる範囲にゃ。
製品版ではここに、さらなるステージ、パーツ、脚のタイプ、ボス、実績、プログレッション、音楽、そして秘密が加わると案内されている。

クローズドβはこれから、告知はDiscordで
発売前にはクローズドβが予定されている。開発者の説明では、コンテンツを作り終えた段階でβを回し、発売時に不具合が残らないよう詰める、という位置づけ。
参加したい人向けの導線は2つ。Steamストアページにはプレイテストの申請ボタンがあり、開発者の準備が整うと通知が届く仕組み。あわせて開発者は、テスター募集の告知はゲームのDiscordで行うので、そちらに参加しておくのを勧めると書いている。
動作環境は2014年のCPU、GTX 960
現時点でストアページに載っているのは最低構成だけで、推奨構成は記載されていない。
| 項目 | 最低動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10 |
| プロセッサー | Intel Core i7-4790K @ 4.00 GHz |
| メモリー | 8 GB RAM |
| グラフィック | GeForce GTX 960 |
| DirectX | Version 12 |
| ストレージ | 10 GB |
i7-4790K は2014年、GTX 960 は2015年のパーツ。10年前のPCを最低ラインに置いている格好にゃ。対応プラットフォームはWindowsのみで、プレイモードはシングルプレイヤー。
言語まわりは、遠慮なく書いておくべきところがある。対応言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のいずれも英語だけ。日本語は字幕もUIも入っていない。
| 言語 | インターフェース | 音声 | 字幕 |
|---|---|---|---|
| 英語 | ○ | ○ | ○ |
| 日本語 | × | × | × |
価格はまだ公表されていない。

セットの組み合わせで数千通りの機体を作らせて、それを負けた回数で解禁させる。この設計をひとりで積み上げてきた開発者が、「フルゲームをみんなの手に届けるのが楽しみ」と書いて9月14日を指定した。まずはデモの二足脚とアリーナで、手触りを確かめておくのがよさそうにゃ。
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