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『Shadow of the Road』11月12日発売決定 ― 1868年の架空ニッポンが舞台のタクティカルRPG、日本語は非対応

投稿: 2026/08/29by tobariware5分で読めます
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刀を抜いた浪人の正面に、機関銃を据えた兵が立っている。しかも味方の後列には妖怪がいる。そんな噛み合わせの悪い光景が売りのターン制タクティカルRPG『Shadow of the Road』が、11月12日発売と告知された。開発はAnother Angle Games、販売はOwlcat Games。Steam・GOG・Epic Games Storeで配信される。

舞台は1868年のニッポン。ただし史実そのままではなく、徳川将軍を担ぐ伝統派と、圧倒的な技術力で押す睦仁天皇の軍が正面からぶつかっている。しかも天皇側の後ろ盾には「英国東ニッポン会社」という架空の商社がついていて、鉄と蒸気の兵器を供給している——という設定だね。古びた社殿のすぐ隣に巨大な蒸気機械がそびえる、というのが公式が繰り返し推している絵づくり。

プレイヤーが動かすのは、その戦争の隙間に放り出された一団だ。幕府側の諜報頭が浪人のサトルとアキラを雇い、制御できないほど巨大な力を宿した少年を守らせる——というのが物語の出発点。旅の途中で加わる仲間はそれぞれ過去も動機も違い、選択によって絆が結ばれたり、長年の友情が切れたり、こじれた家族関係が繕われたりする。エンディングは複数用意されている。

Timeline上の並びは殴るたび動く

戦闘の中心にあるのは「Timeline」と呼ばれる行動順のバーだよ。味方も敵も全員がイニシアチブ値を持っていて、値が高いほどバーの左=先に動ける位置に並ぶ。ここまでは珍しくないけれど、公式の解説によれば、この並びは戦闘中ずっと動き続ける。

  • ダメージを与える攻撃はすべて「Distraction」を発生させ、命中した相手のイニシアチブを削る
  • 「Dazzle」のような技は複数ターンにわたって値を下げ続け、相手が調子を取り戻しにくくする
  • 先に仕掛けた側は一時的にイニシアチブのボーナスを得る
  • 値の低下に抵抗する、あるいは特定条件で値を稼ぐパッシブを持つキャラもいる

いちばん過激なのは、イニシアチブが0を下回った瞬間の処理だね。行動力も移動力も残っているのに、そのターンがその場で打ち切られる。つまり順番が回ってきた敵を、殴りかかって行動させないまま突き放すことができる。ダメージを出すことと同じくらい、いつ誰を叩くかを設計する必要があるという作り。2025年のオープンアルファでは、参加者の81%以上がこの仕組みをすぐ理解できたと公式が集計している。

遠距離攻撃には「Damage Zone」という距離の概念がある。射程は近距離と遠距離の2帯に分かれていて、グリッド上の点線より内側なら威力そのまま、外側だと25%減る。射程そのものの外には当たらない。

面白いのは武器種ごとの内訳で、弓はおおむね射程の50%までが近距離帯なのに対し、銃は75%までが近距離帯として扱われる。同じ距離に立っても、進んだ技術の側だけが威力を維持するというわけだ。一方で魔法は Damage Zone を無視し、射程内ならどこへ飛んでも同威力。弓使いのアキラにとってはなかなか世知辛い環境だね。イシダのように敵を押し出せるキャラがいると、相手の射手を無理やり遠距離帯へ追いやって火力を削ぐ、といった動かし方もできる(公式解説)。

日本語非対応、Windows専用の5言語

ここは先に書いておいたほうがよさそうにゃ。Steamの表記では、インターフェース・音声・字幕のすべてが英語/ロシア語/ドイツ語/フランス語/簡体字中国語の5言語で、日本語はどの項目にも含まれていない。対応OSもWindowsのみで、Mac・Linux版やコンシューマ版の予定は現時点で告知されていない。日本を舞台にした作品なのにこの並びなのは、少し寂しいところ。

体験版はすでにSteamで配信中で、2025年7月から遊べる状態にある。内容は旅籠「Ryokan Yasumi」での政治的なひと悶着から始まり、杉山家の屋敷へ移ってイシダ・アスケ・トシロウを仲間にするところまで。物語の導入部にあたる区間を、機能面はほぼ完成した状態で触れる(公式アナウンス)。

発表当初は2024年、次いで2025年、そして2026年へと発売時期が動いてきた作品が、ようやく日付のある予定に変わった。残りは2か月半ほど。

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