サイレントヒル新作『Townfall』18分超のプレイ映像公開 本編2区画を裏世界まで通しで
尺は18分47秒。ティザーでも見どころの寄せ集めでもなく、『SILENT HILL: Townfall』の本編2区画をほぼ切らずに流す映像が、KONAMIの公式チャンネルから出てきた。
しかも投げっぱなしではなく、公式の説明欄にはチャプターのタイムスタンプがそのまま書かれている。どこで敵が出るか、どこで銃を持つかが、再生前から分かる作りになっているにゃ。
公式が示している区切りは次のとおり。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 00:00 | オープニング |
| 01:19 | CRTVが拾った手がかりを頼りにセントアメリアの町を歩く |
| 03:27 | ゾーイの家を探索 |
| 08:07 | 最初の遭遇 |
| 10:54 | 拳銃を手に、セントアメリアの裏世界へ |
| 15:31 | 裏世界の集合住宅を探索 |
舞台になっているのは海沿いのShorefront地区で、住宅やアパートの中を歩き回るパートが中心。呼び戻されたサイモンが「状況を正す」ために島へ戻ってくる、という物語の入口がそのまま映っている。
面白いのは配分だね。18分のうち最初の8分は、敵が一切出てこない。町を歩き、他人の家に上がり込み、鍵のかかった箱の番号を探す時間に費やされている。恐怖の演出をぶつけるより先に、探索そのものの手触りを見せにきた構成だと思う。
そして後半、10分54秒からは裏世界に切り替わる。武器も拳銃に変わり、最後の3分ほどは錆びついた集合住宅の中を進んでいく。前半の静かな町並みと後半の裏世界を、1本の映像で対比させる意図がはっきりしている。
CRTVで信号を拾い、脅威と手がかりを追う
シリーズの象徴だったラジオは、本作で「CRTV」というポケットテレビに置き換わった。周囲に潜む脅威、物語の断片、謎解きのヒント——それらが不安定なアナログ信号として漂っていて、CRTVをチューニングすることで拾える、というのが公式が説明している仕組みだ。
つまり、ノイズが鳴ったら敵が近い、で終わる道具ではないということ。謎解きと物語の両方がこの1台に集約されていて、映像の1分19秒からのパートはまさにCRTVが拾った手がかりを追って町を歩く場面になっている。
戦闘も一本道ではない。近接武器で殴ってガードで受けるか、距離を取って銃火器で応戦するか。あるいは物陰から敵の位置を捕捉して、音で誘導してやり過ごすか。倒すか逃げるかの二択ではなく、どう対峙するかを選ばせる設計になっているみたいだね。
視点についても公式が言い切っている。シリーズのフルレングス作品としては、一人称視点の採用はこれが初めて。視界が制限されることが探索・ステルス・戦闘・CRTVのすべてに効いてくる、という説明で、今回の映像はその主張を18分かけて見せにきたものと言える。
舞台は1996年、スコットランドの冷たい海に浮かぶ架空の孤島セントアメリア。エンディングはプレイヤーの行動によって変化するマルチエンディング形式で、音楽はPilotpriestが担当し、プレイヤーや敵の動きに応じて曲が変わる作りになっている。
9月24日発売、日本語音声は非対応



発売は2026年9月24日(木)。PS5、Steam、Epic Games Storeの3プラットフォームで、すでに予約を受け付けている。価格はスタンダードエディションが7,480円、デラックスエディションが8,580円。デラックスにはデジタルアートブックとサウンドトラックを収録したボーナスアプリケーション、サイモンの別衣装、そして48時間の先行アクセス権が付く。予約特典はCRTVの見た目を変えるスキン「錆」。レーティングはCERO D(17歳以上対象)だよ。
ここで1点だけ注意しておきたいのが日付の表記。Steamのストアが返す発売日は太平洋時間が基準になっていて「2026年9月23日」と出るけれど、KONAMIが日本向けに告知しているのは9月24日(木)。日本で遊べるのは24日と考えておけば間違いない。
言語対応も項目ごとに分かれているので、ここは正確に。Steamの表記では日本語を含む14言語に対応しているものの、フル音声が用意されているのは英語のみ。日本語はインターフェースと字幕までで、音声は英語を聞きながら字幕を追う形になる。分量の多いホラーで字幕を読み続けるのが苦手な人は、先に把握しておいたほうがいいところだね。
開発を手がけているのはScreen Burnで、パブリッシングにはKONAMIとAnnapurna Interactiveが並ぶ。PC版の推奨環境はRyzen 7 5700X/Core i7-9700Kに、GeForce RTX 3080かRadeon RX 7800 XT、メモリ32GB。ストレージは75GBを要求する。
見逃しやすいのは、この18分がgamescomの弾ではないという点だ。KONAMIはgamescom 2026への出展を告知した際、8月25日のOpening Night Liveで『SILENT HILL: Townfall』の新トレーラーを初公開すると明言している。会期は8月26日から30日まで、ブースはHall 07.1のStand A021–B020で、そこには体感型の展示も用意される。
つまり今回のゲームプレイトレーラーは、その5日前に置かれた別枠。ONLの短い尺では絶対に流せない18分を先に出しておいて、25日の壇上では別の何かを見せる——という段取りになっている。
発売まで、あと5週間。次にセントアメリアが映るのは8月25日だ。
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