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Steam Deck OLEDは2度の改定で13万7,980円に Valveが2026年に出したのはVRと据え置き機

投稿: 2026/09/15by tobariware5分で読めます
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512GBのSteam Deck OLEDを今から国内で買うと、13万7,980円。8万4,800円で並んでいた機械が、半年のあいだに5万3,180円ぶん重くなった計算だよ。しかも一気に上がったわけではなく、2026年に入ってから2段階で動いている。

512GBは8万4,800円から13万7,980円になった

日本・韓国・台湾・香港での正規販売代理店であるKOMODOが、1度目の改定を2月27日に告知している。適用は3月6日から。512GBが8万4,800円から9万9,800円、1TBが9万9,800円から11万4,800円で、理由として挙げられていたのは「発売当初から継続している物流コストの上昇および為替環境の変化」。このときは影響が限定的として香港だけ据え置かれた。

2度目は6月1日。512GBが13万7,980円、1TBが16万7,980円で、今度は香港も含めた4地域がまとめて改定された。この告知に値上げの理由は書かれておらず、改定後の価格表と、再入荷を待つ人へのほしい物リスト登録の案内が並んでいるだけ。3か月前の丁寧な説明と比べると、ずいぶん素っ気ない出し方だった。

適用時期512GB1TB
3月5日まで84,800円99,800円
3月6日〜99,800円114,800円
6月1日〜137,980円167,980円

本国側も同じ方向へ動いていて、Steamのストアページに出ているSteam Deck OLEDは512GBが789ドル、1TBが949ドル。そして今そこに並んでいるのはOLEDの2モデルだけで、かつて入口を担っていた安価なLCDモデルの枠は残っていない。いちばん安いSteam Deckが13万円台、というのが2026年9月時点の入口になる。

値札が動いた背景は、ゲーム機の話というよりメモリ市場の話。半導体市場を追うTrendForceは2月2日の発表で、2026年第1四半期の一般的なDRAMの契約価格見通しを前四半期比55〜60%増から90〜95%増へ上方修正し、PC向けDRAMに至っては100%超という四半期としては記録的な伸びを見込んでいた。NAND型フラッシュも33〜38%増から55〜60%増へ引き上げ。要するに、メモリもストレージも半期で値段の桁感が変わったんだにゃ。

勢いそのものは落ち着きつつある。同社の7月3日の発表では、第3四半期のDRAM契約価格は13〜18%増、NANDは10〜15%増と伸びが鈍る見通しで、理由はAIサーバー向けの需要が支える一方、PCやスマートフォンといった消費者向けが価格についていけなくなってきたため。伸び率は緩んでも、高値の上に積み上がっていることに変わりはない。

16GBのメモリと最大1TBのストレージを内蔵する携帯型のゲーミングPCは、この相場を正面から受ける構成をしている。本体の設計が何も変わっていないのに値札だけが動く、という珍しい状況が続いているわけだ。

一方で、Valveのハードそのものは今年になって一気に増えた。6月には小型の据え置き機Steam Machineが登場し、Steamのストア表示では512GBが1,049ドル、2TBが1,349ドル。新型のコントローラーを同梱する構成も選べて、国内ではSteam Deckと同じくKOMODOが取り扱っている。

そして9月には、PCなしで動くVRヘッドセットSteam Frameの登録受付が始まった。256GB構成が1,059ドル、国内価格は19万9,980円。据え置き機とVRが半年のあいだに立て続けに出てきた形で、いずれも1,000ドルを超える値付けになっている。

この並びに入っていないのが、携帯機の後継だ。Steam Deckの次の世代について、Valveは発売時期も価格も公表していない。ストアの「Steam Deck」のページに載っているのは、今もOLEDの512GBと1TBの2つだけだよ。

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