『アーティス インパクト』Switch版が本日発売、Steam版にも同日で日本語が追加
Steamで遊べるようになってから1年以上、この作品には日本語だけが入っていなかった。その日本語が今日、Nintendo Switch版の発売と同じタイミングで、Steam版にも届いている。
ハピネットは9月17日、マレーシアのクリエイターMasがひとりで作り上げたアドベンチャーRPG『アーティス インパクト』のSwitch版を発売した。舞台は3,000年後の荒れ果てた地球。暴走するAIに抵抗する組織「A-Lith」へ入ったばかりの新人エージェント・アカネが、相棒の小さなAIロボット「ボット」と一緒に、滅びた世界に隠された秘密をたどっていく。
Switch版は税込2,750円から、Steam版も同日に日本語対応
Switch版の価格はパッケージ4,950円、ダウンロード版2,750円(いずれも税込)。プレイ人数は1人でオンライン非対応、CEROはB。日本語を含む全11言語が収録されていて、Nintendo Storeのページからダウンロード版を購入できる。
そして地味に大きいのがSteam版の動きだよ。開発のMasは同じ9月17日、Switch版の発売に合わせてSteam版にも日本語・ブラジルポルトガル語・ポーランド語を追加したと告知している。去年の夏に買ったまま言語の壁で止まっていた人も、今日から日本語で読み進められる。
ただ、言語の中身は分けて見ておきたいところ。Steamのストアページにある言語表は、13言語すべて「インターフェース」と「字幕」にだけチェックが入っていて、「フル音声」の欄は全部が空欄。つまり対応はテキストのみで、ボイスは収録されていない。
| Nintendo Switch | Steam | |
|---|---|---|
| 配信開始 | 2026年9月17日 | 2025年8月7日 |
| 価格 | パッケージ4,950円/DL2,750円 | 2,750円(現在30%オフの1,925円) |
| 収録言語 | 11言語 | 13言語 |
Steam版のユーザーレビューは2,651件のうち2,250件が好評で、ステータスは「非常に好評」。発売から1年以上が経った今も30%オフのセールが続いていて、1,925円で買える状態にゃ。
日本語のテキストが乗った状態のトレーラーも公開済み。
この作品の看板は、とにかくよく動くドット絵。Masは4年をかけて単独で制作し、キャラクターのアニメーションには4,000枚を超える手描きのフレームが使われている。バトルは90年代のJRPGを思わせるターン制で、複雑な戦術を要求してくるタイプではない。アカネをトレーニングで鍛え、武器を強化しながらボスに挑んでいく作り。探索の合間には自宅をアップグレードしたり、ポテトパンケーキを味わってのんびり過ごしたりもできる。
受賞歴もなかなか派手だ。2026年5月に開かれたBitSummit PUNCHでは、出展作の中で最も優秀な1本に贈られる朱色賞<大賞>を受賞。Gotcha Gotcha Gamesが主催し、「RPG Maker(ツクール)」シリーズで作られた作品から選ぶRPG Maker Award 2026でも、ユーザー票を集めて大賞を獲っている。
Steam版の滑り出しも良かった。配信翌日には開発者本人が「24時間も経たないうちに1万本を超えた」「正直、こうなるとは思っていなかった」と驚きを書き込んでいる。



TGS 2026ハピネットブースで製品版試遊、初回特典はIDカード
発売日と同じ9月17日、幕張メッセではTOKYO GAME SHOW 2026が開幕した。ハピネットのブースはHall 9の09-E63。ここに製品版をそのまま遊べる試遊台が置かれ、アカネとボットの等身大パネルも立つ。SNSのフォローとハッシュタグ投稿によるプレゼント企画もあわせて実施される。会期は9月21日まで、17日と18日はビジネスデイなので、一般来場者が触れるのは19日から。
パッケージ版の初回特典は、ゲーム序盤でアカネが提示するIDカードを描き下ろしで再現した「A-Lith IDカード(アカネ)」。ジャケットはリバーシブル仕様で、裏面はアカネとAIの戦闘シーンをイメージした別の描き下ろし絵柄になっている。


会場では実写のWebCMも流れている。演劇部の高校生・茜が、高校最後の舞台の題材に自分の好きなゲーム『アーティス インパクト』を選び、劇中のイベントや戦闘アクションを身体で再現しようと悪戦苦闘する——という、ゲームの中身とはまるで違う角度から作られた映像。茜役を佐々木寿音、先生役を吉川正洋が演じている。
Steamの言語欄に「日本語」のチェックが入るまで、配信開始から1年1か月かかった計算になる。
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