『ワロタ、俺の家のとなり魔王城www』オープンβ開始 ― 応募不要で最初のボスまで無料、9月7日13時59分まで
村づくりゲームで拠点を襲うのは、たいてい夜に湧く魔物と相場が決まっている。この作品でその号令をかけるのは、隣の家の住人。しかも隣家は魔王城で、そこに住んでいるのはアイドルにゃ。ステージで歌い始めると、熱狂した客——つまり魔物が村へなだれ込んでくる。
ワンオアエイトの村づくりアクションRPG『ワロタ、俺の家のとなり魔王城www』が、8月31日14時にSteamでオープンβテストを開始した。終了は9月7日13時59分。参加費は無料で、遊べる範囲は最初のボスまでの2〜3時間ほど。
開発を担当しているのはTeam EARTH WARS。2022年に出た2D探索アクション『LOST EPIC』のチームで、今度は横スクロールを離れ、ブロックで組まれた3Dの土地に舞台を移している。
主人公は消えかけた魂を女神に拾われ、異世界「ルナ」へ送り込まれた「バウンダー」。降り立った先にあったのは荒れ果てた一軒家だけで、そこから家を直し、畑を耕し、仲間を集めて村へ育てていく。クラフトできる建築は30種類以上あり、施設が増えるほど住人も増えていく仕組み。
職業を決めるのは帽子だ。この世界では帽子に女神の力が宿っていて、かぶり替えると農家や木こりといった生産職から、戦士や魔法使いのような戦闘職まで一瞬で切り替わる(Steamストアページ)。



帽子は村人に渡すこともできて、受け取った相手はその仕事を自分でこなし始める。畑を耕す農家、食事を支える料理人、魔物を迎え撃つ見張り役。いちいち指示を出さなくても村の生活が回っていく。パーティに加えて探索へ連れ出せば、それぞれの特性を活かして一緒に戦ってくれる。各地に点在する女神像に祈れば、攻撃力の強化や回復速度アップ、属性付与といった加護を重ねがけできる。
隣に建つ城の主は、魔物たちから熱狂的な支持を集めるアイドル魔王「プラチナ・ゴールドキャスト」。彼女が魔狂宴(ライブ)を開くたび、盛り上がった魔物が波になって村へ押し寄せてくる。村人たちと強化した施設でその猛攻を受け止めるのが、このゲームの守りのパート。立ちはだかるボスを倒していくうちに、世界の「隠された真実」も見えてくるとされている。


「ライブ」が単なる言い回しではないところも、この作品らしい。公式のオーディションサイトでは、プラチナの仲間である3人の魔王について、ゲーム内楽曲を歌うバーチャルシンガーを募集していた(オーディション特設サイト)。応募の受付は5月16日で締め切られ、選考は6月末までの予定と告知されている。合格者にはゲーム内楽曲の歌唱に加え、担当キャラクターの声優として出演する優先交渉権も用意されていた。
クローズドβの指摘を反映したBeta Ver. 0.2.0が土台
このオープンβの前段には、6月24日から30日まで行われたクローズドβがある。選ばれた人にだけキーが届く小規模なテストで、そこで集まった報告を反映したのがBeta Ver. 0.2.0(8月30日)。今回はそれが土台になっているにゃ。
公式が挙げた修正リストがかなり生々しい。村人が地形や施設に引っかかって動けなくなる、地面の下や空中へ移動してしまう、空腹なのに食事をしない、家から出てこない。ブロックを足元に置くと2個生成されてしまう複製バグ。素材が足りていないのに施設を強化できてしまう不具合。穴を掘るとチュートリアルが進行不能になる箇所も複数あったという。極めつけは「魔物を全滅させてもライブが終わらない」で、防衛パートの根幹に関わるものまで手が入っている。
操作まわりの手直しも大きい。カーソルが画面外へ出てしまう問題、決定・キャンセル・ウィンドウを閉じる操作の統一、キーコンフィグに足りていなかった項目の追加、メニュー操作へのスティック対応。ミニマップの北固定オプション、音量の細かい調整、弓の長押し連射、コンティニュー時に最新のセーブを自動選択する変更なども入った。開発側は、クローズドβで痛みが大きかったキーボード/マウス操作・ターゲティング・チュートリアル・村人AIを中心に潰したとまとめている(Steamの公式アナウンス)。
ただし残っている不具合もひとつ告知されていて、コンティニューを選ぶと以前のセーブが読み込まれず、海の上から最初のやり直しになるとのこと。クローズドβに参加していた人はニューゲームで始めるよう案内されている。
参加はSteamのストアページから、9月7日13時59分まで

言語は日本語のみだったクローズドβから増えて、英語と中国語(簡体字・繁体字)が加わった。ただし全部が同じ扱いではなく、音声がフル対応しているのは日本語だけ。
- 項目 / 対応している言語
- インターフェース: 日本語 / 英語 / 簡体字中国語 / 繁体字中国語
- 字幕: 日本語 / 英語 / 簡体字中国語 / 繁体字中国語
- 音声: 日本語のみ
最低動作環境はWindows 10/11(64bit)、Core i5-9400、メモリ8GB、GeForce GTX 1050 Ti 4GB、DirectX 11。
参加に応募フォームや抽選はなく、Steamのストアページからプレイテストへのアクセスをリクエストする形。キーの配布を待つ必要があったクローズドβと比べると、入口はかなり簡単になった。製品版はSteamで2026年冬、Nintendo Switch 2とPlayStation 5では2027年の予定で、価格はまだ公表されていない。プレイ人数は1人(公式サイト)。
アイドルのライブが終わるのは、押し寄せた魔物を全部倒したとき。その当たり前の判定がようやく正しく動くようになったのが、今回の0.2.0にゃ。
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