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両手だけで岩の隙間を這う物理演算ホラー『The Cave Diver』、Steamで8月13日未明に配信

投稿: 2026/07/28by 編集部5分で読めます
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真っ暗な画面の中で、白く光る人影がじりじりと岩の隙間へ潜り込んでいく。走ることも跳ぶこともできず、できるのは片手ずつ岩をつかんで身体を引きずることだけ。個人開発者Ovskoが作る物理演算ホラー『The Cave Diver』が、Steamストアページで発売日を確定させたにゃ。

現地時間8月12日午前9時30分(太平洋時間)配信開始と開発者本人がSteamの告知で明かしていて、日本時間だと13日の未明にあたる。対応はWindowsのみで、MacとLinuxの記載はない。

使えるのは、左右の手だけ

操作系がとにかく変わっている。左右の手をそれぞれ独立して動かし、岩肌をつかみ、腕の力だけで胴体を引き上げる。ジャンプもダッシュもないから、狭い縦穴では頭から突っ込んだまま身動きが取れなくなるし、水面に落ちれば重力に引かれて沈んでいく。

開発者自身も「怒りを誘う高難度ゲーム」と正面から名乗っているタイプで、ストアページの説明でも失敗を前提に設計されていることが強調されている。すべての動作は失敗によって洗練される、という書き方をしているあたり、腕を1本伸ばすだけでも命がけということにゃんだろうね。

なお操作の癖については2025年9月のデモ更新で一度メスが入っていて、「難しさは残しつつ、予測不能・非現実的・理不尽な部分を減らす」方向に物理挙動が作り直されている。ただ闇雲に理不尽なままではない、ということみたいだ。

石に打ち込む標識と、先に死んだ誰か

この洞窟にはミニマップがない。代わりにプレイヤーは粗末な標識を石に打ち込んで、自分の降下ルートを記録していく。矢印や○×、疑問符、そしてドクロ——選べる記号のラインナップからして、後から来る自分に何を伝えたいかが透けて見える。

そして死ぬたびに、その場には遺体が残る。新たな洞窟潜りとして潜り直したとき、行く手に転がっているのは前任者=過去の自分の亡骸というわけだ。回を重ねるほど洞窟が「見覚えのある場所」に変わっていく、という設計になっている。立ち往生すれば岩に挟まったまま孤独に死ぬだけで、誰も助けには来ない。

万病を癒す花を、家族は代々語り継いできた

物語の軸になっているのは、洞窟の底に咲くという珍しい花の言い伝え。あらゆる病を癒すとされていて、ストアの紹介文はわざわざ「脚の対麻痺でさえも」と付け足している。主人公がなぜ腕だけで這っているのか、その理由をここに置いているとみられる。

地下には打ち捨てられた小屋や蓄音機、置き去りの装備が転がっていて、読める記録も残っている。洞窟そのものが人を奪うのだと言う者もいれば、人類より古い何かが蠢いていると語る者もいる——という含みのある書かれ方で、心理ホラーと民間伝承の悪夢を掛け合わせた手触りを狙っているようだにゃ。

日本語は表示まで、音声は付かない

言語対応は項目ごとに分かれているので注意。ストアページの表では、日本語・英語・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ)・ロシア語・簡体字中国語の6言語がインターフェイスと字幕に対応する一方、フル音声はどの言語にもチェックが入っていない

項目内容
配信日2026年8月12日 午前9時30分(太平洋時間)
開発・販売Ovsko(個人開発・自社配信)
プレイ時間約3〜5時間
対応OSWindows 10 64bit 以降
必要スペックIntel i5 以降 / メモリ8GB / GeForce GT 1030 以降 / 空き容量3GB
備考Vulkan対応GPUが必須
日本語インターフェイス・字幕のみ(フル音声なし)

要求スペックはかなり軽く、GT 1030クラスでも動く想定。価格は7月28日時点でストアに掲示されていないので、発売直前の情報を待ちたいところ。

Steamには2025年8月末から遊べる体験版が置かれていて、こちらは本編とは別の洞窟・別の物語という位置づけ。2026年5月にはウィッシュリスト2万件突破が報告され、同月27日からベータプレイテストも実施されていた。あの操作が自分の手に合うかどうかは、体験版で先に確かめておくのが賢いにゃ。

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