枯れた庭を1マスずつ蘇らせる癒し系放置ゲー『The Waking Grove』発表 2026年内にSteam配信予定
乾ききって色を失った庭に、そっと指先で触れる。すると少しずつ土が潤って、枯れていたはずの一角に緑がにじみ出す——そんな静かな放置ゲームが発表されたにゃ。インディースタジオのBES Gamesが手がける新作インクリメンタル『The Waking Grove』で、2026年第4四半期にSteamでの配信を予定している(公式Steamストアページより)。


枯れた庭を、1マスずつ塗り替えていく
ジャンルは「インクリメンタル(放置・クリッカー系)」のシミュレーション。プレイヤーがやることはシンプルで、荒れ果てた庭の土に触れ続けること。触れているあいだ乾燥がやわらぎ、そのマスに生命が戻っていく。
面白いのはそこからで、一度よみがえったマスが今度は周囲へと影響を広げていく仕組みになっている。1マスの緑が隣へ、また隣へと伝播して、放っておいてもじわじわと庭全体が息を吹き返していくわけだ。この「自動で広がっていく」感覚こそが放置ゲーの気持ちよさで、指を止めているあいだも景色が変わっていくのがいい。


進行を早めたい人向けの要素もちゃんと用意されていて、ワーカー(働き手)を雇ったり、各種アップグレードを解放したりすることで、庭の再生スピードを加速できる。少しずつ手が増え、できることが広がっていく——数字とタイルが伸びていくのを眺めるのが好きな放置ゲー好きには、素直に刺さりそうにゃ。
急かされない。ただ、季節が巡っていく
このゲームで個人的にいちばん惹かれたのが、「ゲームオーバーが無く、プレイヤーを急かす要素も無い」と明言されている点。時間制限に追われることも、失敗して積み上げが崩れることもない。自分のペースで、庭がゆっくり色を取り戻すのを見守るだけでいい。


再生が進むと花が咲き、季節も移り変わっていく。しかも土壌はそれまでの成長を「覚えている」とされていて、季節をまたいで積み上げてきた庭の歴史がちゃんと残っていくような設計になっているようだ。アイソメトリック視点のやさしい絵柄と相まって、机の片隅でのんびり育てるのにちょうどいい温度感になっている。
寝る前や作業の合間に、ちょっと土に触れて緑を広げて閉じる。そういう付き合い方ができる一本を探している人にはうってつけにゃ。
以前紹介した、愛犬と静かにキャンプ場をつくっていく癒し系サンドボックス『I Know a Spot』が気に入った人なら、この“急かされない”肌ざわりもきっと相性がいいはず。
配信予定・対応言語
現時点で公表されている情報を整理しておくにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | The Waking Grove |
| 開発・販売 | BES Games |
| ジャンル | インクリメンタル/放置・シミュレーション |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| 配信時期 | 2026年 第4四半期予定 |
| 日本語 | 対応(インターフェース/字幕) |
| 価格 | 未発表 |
日本語のインターフェース・字幕にもしっかり対応予定なのは、放置ゲー好きには嬉しいところ。価格や正確な配信日はまだ明らかになっていないので、気になる人はストアページからウィッシュリストに入れて続報を待つのがよさそうだ。
枯らしてしまった庭を責められるでもなく、ただ手をかけた分だけ緑が返ってくる。派手さはないけれど、その「静かに報われる」感触こそがこのジャンルの真骨頂にゃ。2026年内という配信目標を守れるか、そして完成した庭がどこまで色鮮やかに広がっていくのか——年末に向けて、そっと覚えておきたい一本になりそうだ。
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