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『わびさび寿司ダービー』配信開始 ― 箸に捕まった寿司は二度と戻らない育成レース、710円

投稿: 2026/07/16by 編集部4分で読めます
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育成レースものの「負け」は、ふつう着順がつくだけだ。この寿司は違う。レース中にお客さんの箸に捕まったら、その一貫は胃袋へ直行して、二度と戻ってこない。

寿司育成レースゲーム『わびさび寿司ダービー』が、7月16日にSteamとNintendo Switch向けに配信開始されたにゃ。開発はITAMAE STUDIO、パブリッシャーは講談社。価格は710円(税込)で、7月29日までは10%オフの639円になる発売記念セール中だ。

寿司職人見習いが、なぜかレースに出る

プレイヤーは寿司職人の見習い。ネタを仕入れて握り、トレーニングで鍛えて、レースに送り出す。勝てば賞金が入り、その金でもっと早い寿司を握る——という循環で、最高峰の「S1」カップ優勝を目指していく。公式の言い分は『一流の寿司職人になりたいなら、寿司レースで優勝することだ』。異論は認めない構えにゃ。

握った寿司は、ネタごとに性能が違う。おもしろいのは、そのネタをどれだけ握り慣れているかでも性能が変わるという点。同じマグロでも、初めて握った一貫と何度も握ってきた一貫では仕上がりが別物になるわけだ。職人の熟練がそのままステータスに乗る、というのは理屈が通っている(レースに出す部分を除けば)。

レース中にできるのは「応援」だけ

送り出したあと、プレイヤーの手はほぼ離れる。できるのは寿司を「応援」してブーストさせることだけだ。これを箸の回避に使うか、リスクを承知でライバルの追い抜きに使うか——公式サイトいわく「それだけで勝てるほど寿司レースは甘くありません」とのこと。

ネタ固有のスキルもある。エンガワ(ヒラメ)は潜って箸を緊急回避でき、ウニはトゲでライバルを弾き飛ばす。スキルの種類は40以上あり、トレーニングで習得できるものも含まれる(Steamストアページより)。

そして寿司はナマモノなので、レースを終えるたびに性能が下がっていく。食べられなくても、走らせるほど劣化する。エースを温存するか、鮮度のあるうちに走らせ切るか。ここが一番シビアな判断になりそうにゃ。

価格・対応状況

項目内容
配信日2026年7月16日(Steamの表記は現地時間で7月15日)
対応機種Windows(Steam)/Nintendo Switch
価格710円(税込)/セール中は639円・7月29日まで
開発ITAMAE STUDIO
パブリッシャー講談社
ジャンルカジュアル/レース/シミュレーション
プレイ人数1人
対応言語日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語

対応言語について補足しておくと、Steamの言語表記では4言語すべてにフルオーディオ(音声)の区分けが付いていない。テキストと画面表示での対応と見ておくのがよさそうだ。

Steamの必要動作環境はWindows 10/Intel Core i5と軽め。ただしメモリの欄が「2 MB RAM」と書かれていて、これは2GBの誤記とみられる。今どき2MBで動く寿司レースがあったら、それはそれで見てみたいにゃ。

まずは体験版から

2月18日から無料体験版がSteamで配信されている。710円という値段の前に迷う額でもないけれど、箸に捕まって寿司を失う感覚は、実際に体験してみないとピンと来ないタイプのものだと思う。

なお、この企画は開発者が回転寿司を食べているときに思いついたものだという(講談社のプレスリリース)。レーンを流れていく寿司を眺めていて「これ、走らせたらどうなる?」まで行った人間が実際にゲームを完成させてしまった、という事実のほうが、正直いちばん味わい深いかもしれないにゃ。

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