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『Warcraft III: Reforged』3.0でLAN対戦が削除、Reforgedクライアントは常時オンライン必須に

投稿: 2026/09/13by tobariware6分で読めます
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パッチノートの「Networking」の項目は、いい話から始まっている。シンガポール、大阪、デリー、メルボルン、トロント、サンパウロ、オレゴン、フィンランド……9か所にゲームサーバーが追加された、という並び。対戦の回線事情としては素直にありがたい内容だ。

引っかかったのは、その下に続く2行だった。

LANモードは削除されました(プレイヤーはClassic ClientでならLAN対戦が可能です)

Reforgedクライアントは常時オンラインであることが必須になりました(オフラインモードはClassic Clientで引き続き利用できます)

『Warcraft III: Reforged』バージョン3.0.0(ビルド24268)のパッチノートに書かれていたもので、公開は日本時間の9月13日未明。このパッチノートを撮った画像が r/pcgaming に投げ込まれて、そのまま議論の場になっているにゃ。

600体を作り直したDefinitive Edition、所有者は無料

先に3.0そのものの話をしておくと、中身はかなり分厚い。Classic HDに代わる新しいグラフィックモード「Definitive Edition」が入り、600体を超えるユニットが作り直された。ユニットの最大選択数は12から24へ広がり、酒場には20年以上ぶりの新ヒーロー「Forsaken Paladin」が並ぶ。World Editorにもライティングエディタや新しい水表現が追加されている。ここまでは所有者なら無料で降ってくる。

有料の追加分が、新キャンペーン「Forsaken Kingdom」。プロローグ「The Last Days of Lordaeron」と本編を合わせて約30時間のプレイと1時間近いゲーム内ムービーが入り、アーサスがロードロンへ戻ってからアンダーシティが生まれるまでの空白を埋める。『The Frozen Throne』以来、23年ぶりに用意された新しい戦役だね。

それだけの物量が乗ったアップデートで、スレッドの話題を持っていったのが末尾の2行だった、というのが今の状況。最初に付いたのは、いかにも冗談めかした一言だった。

高APMプレイヤーの試合は、AI戦闘ドローンの判断を学習させるためにも使われるようになりました

ソースある? ブラック・ミラーの1話として見たい出来なんだけど

常時接続=何かを送らせるための仕組みだろう、という皮肉。もちろん公式にそんな説明は無いし、Blizzardは接続必須にした理由そのものを書いていない。パッチノートは「そうなった」とだけ伝えている。

流れが変わったのは、短い書き込みが落ちてからだった。

ネット回線くらい、持ってないのか?

元ネタが分からない人向けに言うと、Blizzardの「携帯電話を持っていないのか?」のやつだよ

2018年のBlizzConで『Diablo Immortal』がスマートフォン向けだと明かされ、落胆した会場に向けて壇上から返された一言。あれ以来、Blizzardが何かを削ったりプラットフォームを絞ったりするたび、この形に言い換えて持ち出されるようになった。8年経っても現役の合言葉というわけだ。付いた返しも短い。

その時代はもう終わったんだよ

矛先はBlizzardの外にも向いている。

結局のところ、Microsoftだからな

Valveまで購入済みゲームのライセンスを書き換えて、同じことを始めないか心配になる

このあたりは事実というより不安の表明に近い。ライセンス条件の変更が告知された事実は無いし、今回の変更はあくまで『Warcraft III: Reforged』のクライアントの話。ただ、買い切りのRTSから後出しで機能が抜けた、という一点が、他の買い切りタイトルへの警戒に化けているのは伝わってくる。

LANとオフラインは1.29のClassic Clientに残っている

熱を下げる側の声もちゃんとあった。

OPの画像(というかパッチノート)を開けば分かるけど、どちらもClassic Clientには今も残っている。ただ、なぜReforged側から消したのかは分からない。まぬけな判断だと思う

これは正確な指摘。Blizzardが言うClassic Clientは、今年4月末にBattle.netアプリから選べるようになった1.29のクライアントのことで、公式の案内にも「LegacyクライアントはオフラインとLANのみ対応」と書いてある。つまり逃げ道は最初から用意されていた側で、消えたのは新しい方だけ、という構図。

別の角度からの皮肉も飛んでいた。

オフラインモード目当てで、これを落とす日が来るとはね

出回っている版にも2.0から続くバグがあって、Battle.netにログインしていないとLAN対戦ができない

後者が本当かどうかは確かめようがないけれど、書き込みが正しければ、抜け道を通ってもオフラインでLANが動くとは限らない、という話になる。そして古参からは、そもそもの前提を突く一行が出てきた。

最初にこれをやらかしたとき壊したもの、結局ぜんぶ直ったのか?

2020年の配信当時、Reforgedのクライアントが従来のクライアントを置き換える形になり、カスタムゲーム周りを中心に猛烈な批判を浴びた一件を指している。その反省の受け皿として1.29が別枠で戻ってきたのが今年の4月で、そのわずか数か月後に、新しい方からLANとオフラインが抜けた。

3.0で追加されたサーバーは9か所。そのうちの1つは大阪にある。LAN対戦を選ぶなら、行き先はそのどのサーバーにも繋がらない1.29のクライアントだ。

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