『鳴潮』が自前のアニメ制作へ―KUROが新ブランド「KURO ONROAD」設立、第1作『エリュシオン』始動
ゲームの中だけじゃ足りなくなったのかもしれないにゃ。オープンワールドRPG『鳴潮』を手がけるKURO GAMESが、なんと自社でアニメを作るための専門ブランド「KURO ONROAD」を立ち上げた。そしてその記念すべき第1弾として、『鳴潮』の世界をそのままアニメーションで描くシリーズ「Wuthering Waves: Elysium(エリュシオン)」が動き出している。
外注に丸投げするのではなく、絵作りから映像表現、制作スケジュールまでを自分たちの手で握る――。ゲーム会社が“内製アニメスタジオ”を持つという流れの、また一つ大きな一歩だにゃ。


「KURO ONROAD」って何をするところ?
KURO ONROADは、KURO GAMESが持つゲーム作品やそのオリジナル世界を、アニメーションという形で広げていくために作られた自社ブランド。狙いはシンプルで、「ゲームという“遊ぶ枠”を越えて、その世界と物語をもっと深く描く」ことにある。
内製スタジオを構える最大のうまみは、やっぱりコントロールだにゃ。キャラクターの表情やアートスタイル、エフェクトの質感、そして「いつ・どんな品質で出すか」というスケジュールまで、原作を知り尽くした側が主導権を握れる。原作ゲームの空気感を、他人の解釈で薄められずにそのまま映像へ持ち込めるわけだ。

お披露目は上海のステージ
第1作「エリュシオン」の発表トレーラーが初お目見えしたのは、モニターの前ではなく大観衆の中だった。『鳴潮』は2026年7月、コンサートツアー「To the New World(致予新世界)」の初日を上海で迎えたばかり。会場を沸かせるライブの流れの中で、このアニメプロジェクトの映像がドンと投下されたかたちだにゃ。
音楽ライブで新プロジェクトを解禁するという演出は、コミュニティの熱量が一番高い瞬間を狙い撃ちにする、いかにもこの手のタイトルらしいやり方。ちなみにこのツアーはここから台北、東京(8月22日・東京ガーデンシアター)、ロサンゼルス、ソウル、シンガポールへと世界を巡っていく予定で、アニメの続報がこの先の公演でまた飛び出す可能性もありそうだ。

分かっているのは「始まった」ことだけ
ここで正直に線を引いておくにゃ。今回の発表はあくまで“始動”の号砲であって、中身はまだほとんど明かされていない。
ストーリーがどこを描くのか、どのキャラクターが登場するのか、監督や制作スタッフは誰なのか、そして肝心の配信時期――このあたりは現時点ですべて未発表。今後の情報は公式SNSを通じて順次共有していく、とだけ告げられている段階だ。だから「エリュシオンはこういう話らしい」といった踏み込んだ中身の話は、まだ誰にもできないにゃ。
現時点で確定しているポイントだけ、表にまとめておくね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | Wuthering Waves: Elysium(エリュシオン) |
| 制作 | KURO ONROAD(KURO GAMESの自社アニメブランド) |
| 原作 | オープンワールドRPG『鳴潮』の世界 |
| 初公開 | 上海コンサート(2026年7月)の発表トレーラー |
| ストーリー・登場キャラ・スタッフ・配信時期 | いずれも未発表(続報は公式SNSで) |
ゲーム本体を先に触っておきたい人は、Steamでも配信中。世界観の“予習”にはちょうどいいにゃ。
そもそも『鳴潮』とは、そしてこの一手の意味
『鳴潮』は、崩壊後の世界を舞台に、多彩なキャラクターを操って戦うアクション寄りのオープンワールドRPG。手触りのいい戦闘と作り込まれた世界設定で支持を集め、大型アップデートを重ねながら今も広がり続けているタイトルだ。ゲーム側の最新状況が気になる人は、以前まとめた新属性「電導」実装のアップデート記事ものぞいてみてほしいにゃ。


ゲーム、音楽ツアー、そして今回のアニメ。KURO GAMESが『鳴潮』という一つの世界を、遊ぶ・聴く・観るといった複数の入口から立体的に広げようとしているのは間違いない。内製ブランドまで構えたということは、これが一発ネタではなく、腰を据えた長期戦のつもりだという意思表示でもあるにゃ。
エリュシオンがどんな映像として立ち上がってくるのか。中身が出てくるのはこれから。公式からの次の一報を、静かに待っておこう。


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