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Xboxがまた値上げ、正体はAIによる「メモリ争奪戦」 8月1日から最大150ドル高に

投稿: 2026/07/04by 編集部3分で読めます
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またしても、という言葉が浮かんでしまうニュースにゃ。マイクロソフトが2026年8月1日から、Xbox Series X|S本体の価格を全世界で引き上げると公式ブログ「Xbox Wire」で告知した。2025年5月、同年10月(北米)に続く、約1年で3回目の改定。しかも今回は上げ幅がいちばん大きい。

同社は「もう次の値上げはしなくて済むよう願っていた」としつつ、本体に使われるストレージとメモリの価格が2.5倍以上に高騰し、2027年秋までにさらに倍増する見込みだと説明している。据え置き機は本体を原価割れで売る商売なので、部材コストの直撃をまともに受けるというわけにゃ。

8月1日からの新価格(米ドル)

値上げ幅は512GBモデルが100ドル、1TBモデルが150ドル。海外で展開されていた2TBモデル(Series XのGalaxy Black特別版)は販売終了となる。

モデル新価格(米ドル)
Xbox Series S 512GB$499.99
Xbox Series S 1TB$599.99
Xbox Series X(デジタル・1TB)$749.99
Xbox Series X(ディスク搭載・1TB)$799.99
Xbox Series X 2TB販売終了

なお日本での円価格は、現時点(2026年7月初頭)では改定が発表されていない。参考までに国内の現行価格(税込)は、Series X ディスク搭載モデルが87,980円、デジタルモデルが79,980円、Series S 1TBが67,480円、512GBが62,480円。全世界で改定するとしている以上、日本も引き上げは避けられなさそうにゃ。

「値上げの正体」はゲーム機の外にある

今回いちばん見ておきたいのは、原因がゲーム業界の内側ではなく、AIブームにあるという点。生成AIのデータセンターがメモリを大量に必要とし、半導体メーカーが利益率の高いサーバー向けDRAMやNANDに生産をシフトした結果、消費者向けの供給が細って価格が跳ね上がっている。

市場調査会社TrendForceの予測では、2026年第2四半期のメモリ契約価格は前四半期比でこれだけ上がるとされている。

種別2026年Q2の上昇率(前四半期比)
DRAM(従来型)+58〜63%
NAND+70〜75%

供給が本格的に緩むのは新工場が立ち上がる2027年末〜2028年ごろという見方が大勢で、この逼迫は一過性ではなく構造的なもの。だからXboxも「2027年秋にさらに倍」と、かなり踏み込んだ見通しを示している。影響はゲーム機だけでなく、PCの自作パーツやSSD、スマホにも広がりつつある。

買う側への緩和策も

一方的に上げるだけではなく、マイクロソフトは負担をやわらげる策も用意している。Microsoft Storeでの最大12回までの分割払い(対象ハードで0%金利)や、小売店と連携した下取りプログラム、さらに認定整備済み品をMSRPから最大100ドル引きで提供するといった内容だ。

とはいえ、本体そのものが年々じわじわ上がっているのは事実。欲しいモデルが決まっているなら、値上げ前の在庫を早めに押さえておくのが無難かもしれないにゃ。詳しい理由や各地域の対応は、Xbox公式の告知で確認できる。

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