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『Manor Lords』大型アプデ第8弾が配信、牛の乳からチーズ作り・新マップ「Wide Valley」も追加

投稿: 2026/08/29by tobariware4分で読めます
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中世ヨーロッパの荘園を一から育てる都市建設シム『Manor Lords(マナー・ロード)』に、8番目の大型アップデート「Major Update #8」が到着した。少し前までベータ限定だった内容が、8月27日に製品版ブランチへ降りてきた格好だね。放牧地に「牛」が加わり、乳を搾ってチーズにしたり、リンゴからシードル、蜂蜜からミードを仕込んだりと、村の営みがぐっと広がっている。合わせて全ストア累計400万本の突破も発表され、記念セールも始まったにゃ(Manor Lords 公式ニュース(Steam))。

牛を飼い、乳からチーズを作る

今回の主役はやっぱり牛。子牛(カーフ)ともども家畜商から導入でき、放っておいても乳を出してくれる。食肉が要るなら屠って牛肉と皮革を得る、という使い分けだ。搾った乳は、新しい職人施設「チーズ工房(Cheesemonger)」で塩と合わせるとチーズになる。工房は市街区画をランク3まで育てると解禁される仕組みだね。

食まわりはほかにも増えた。新しい畑作物「オーツ麦」は大麦と同じ肥沃度を分け合いつつ、育ちが丈夫。人の食料にもなるし、家畜の飼料にも回せる。醸造所ではリンゴ4つからシードル1つ、蜂蜜1つからミード1つという比率で、新しい酒も仕込めるようになった。

そしてここが今回いちばん手強い変更かもしれない。牧草を食む家畜は季節の影響を受けるようになり、繁殖のタイミングや、乳・羊毛が採れる時期が季節で動く。しかも冬場は毎月きちんと飼料を与えないと、牛も羊も餓死してしまう。オーツ麦でどれだけ飼料を蓄えられるかが、冬越しの生命線になるわけだ。

建設まわりも大きく作り替えられた。新施設「建設ヤード(Construction Yard)」に専任の作業員を置くと、そこに資材を貯めて手押し車や牛車で各現場へ配ってくれる。ヤードがきちんと機能していれば、建設速度はおよそ50%上乗せされるという。

さらに「上級建築」という区分が加わり、大きめの建物は熟練の職人がいないと建てられなくなった。逆に資材運びや整地といった下ごしらえは、これまで通り村人の家族単位でこなせる。目に見える新顔として、大型の石造教会も追加されている。

バランス面もあちこち手が入った。放牧地は必要な面積が2倍強に増え、規模に応じて建材(板材)を要求されるようになった。ライ麦の収量が下げられ、小麦は肥沃度30%超で効率が伸びる調整も入っている。牧場をどこにどれだけ広げるか、これまでの感覚のままだと足りなくなりそうだ。

新規スタート用に、川が2本走る「Wide Valley」が選べるようになった。自然の境界が2つ、水車を置ける候補地が2つ、漁場も2つと、要所が左右に分かれて配置されていて、最初の町割りから悩ませてくる作りだね。

地味だけど効いてくる改善も多い。職人に優先注文を出せる「アクティブレシピ」、交易所の保管品を絞り込めるフィルター、レイアウトも見た目も刷新されたHUD、季節制になった養蜂——といったあたり。ライバル勢のAIにも手が入り、火災時の村人や動物の反応も細かくなっている。

この大型アップデートは、ひとりで開発を続ける Slavic Magic と、発売元の Hooded Horse が積み上げてきた成果でもある。全ストア合わせて400万本という数字は、早期アクセスの作品としては相当なもの。記念して Steam では35%オフのセールが組まれ、通常3,980円のところ2,587円で、9月10日まで手に入る(Steamストアページ)。

コミュニティによるベータ検証を経て、ようやく本編へ降りたばかり。牛の乳から始まる村の暮らしは、ひとまずここまで広がった。

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