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降りるのは部隊、あなたは管制室に残る―一人称ホラー『Below, Rusted Gods』本日Steam配信

投稿: 2026/07/29by 編集部6分で読めます
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ホラーゲームの主人公といえば、懐中電灯を握って暗闇を歩く役目と相場が決まっている。でも『Below, Rusted Gods』が渡してくるのは、懐中電灯ではなく無線機とレーダーにゃ。地下の深淵に降りるのは特殊部隊で、プレイヤーはずっと地上の管制室に座ったまま。FromSouthGames が手がけるこの一人称ホラーが、本日7月29日にSteamで配信開始となった。

「あなたはヒーローじゃない、彼らが信じる声だ」

公式サイトに置かれた一文が、この作品の立ち位置をそのまま言い当てている。Below Rusted Gods 公式サイトいわく、プレイヤーは管制室のオペレーターであり、深淵の恐怖とつながっているのは隊員たちの切迫した声だけ、というわけだ。

Steamの説明文も、そっけない業務連絡の体裁を取っている。「オペレーター各位。あなたは重要な任務の監督者に選ばれました」——新たに発見された地下の深淵へ精鋭部隊が降下するので、その進行を監視し、安全を確保し、データを収集せよ、と。地下深くへ潜るほど通信は途切れがちになり、すでに異常な現象も検知されている、とも書いてある。要するに、こちらの手元にある情報は最初から不完全なんだにゃ。

レーダーと無線と、状態モニター

オペレーターに与えられる装備は具体的に列挙されている。隊員の状態モニター、レーダー、複数の周波数をスキャンできる無線機、そのほか任務を補助する機材。ゲームプレイは計器の読み取りが軸で、そこから隊員へ指示を出す形になる。

Steam上のジャンル表記はアドベンチャー/シミュレーション、ユーザータグにはホラー、探索、イマーシブシム、パズル、マネジメント、心理ホラー、クトゥルフ神話といった語が並ぶ。「歩き回る」より「読み取って判断する」側に重心があるタイプにゃ。

録画日付は1968年、1977年、1978年

公開されているスクリーンショットは、どれも画面隅に赤い「REC」と時刻・日付のタイムコードが焼き込まれている。そこに並ぶ日付が一様ではないのが気になるところで、1968年1月15日、1977年12月26日、1978年3月6日と、10年近く離れた記録が混在している。地下施設もまた一枚岩ではなく、金属アーチの通路や補強材だらけの坑道、床が水に沈んだ区画まで表情がばらばらだ。

人の気配が残っているのも不穏さを増している。人体図と円盤状の図版が立てかけられた教室のような部屋、家族写真と花瓶が置かれた簡素なベッド。誰かがここで長く暮らしていた痕跡が、ぽつぽつと残っているんだにゃ。

そして最下層らしき場所には、明らかに人の手によるものではない規模の石造アーチが写っている。Steamの短い紹介文が言う「生まれ出ようとしている、太古の何か」が何を指すのかは、公式が明かしていない。

対応言語は9つ、音声が付くのは英語だけ

日本語表示に対応しているのはありがたい。ただしSteamの対応言語表には英語にだけアスタリスクが付いており、フルボイス対応は英語のみ。日本語はインターフェースと字幕までで、隊員の声は英語で飛んでくることになる。無線の声が主役の作品だけに、ここは押さえておきたいところにゃ。

項目内容
開発・販売FromSouthGames
配信日2026年7月29日
対応プラットフォームWindows 10 / 11(64bit)※Mac・Linux非対応
日本語インターフェース・字幕に対応(音声は非対応)
フル音声英語のみ
Steam DeckVerified(2026年7月20日に認定)
最低動作環境Core i5-8400 / Ryzen 5 2600、RAM 8GB、GTX 1070 8GB / RX 5600 XT 6GB、12GB
推奨動作環境Core i7-9700 / Ryzen 7 3700X、RAM 16GB、RTX 3060 12GB / RX 6600 XT 8GB、12GB

コントローラーのフル対応、実績、クラウドセーブに加え、カメラ酔い対策や色覚代替オプション、時間制限のある入力なしでプレイできる旨もSteam側の項目として明示されている。7月20日の公式アナウンスによれば、Steam Deckでは追加のキーボードやマウス、設定変更なしでそのまま遊べるとのこと。

2人組の元に集まった5万人

開発は2人。7月27日に出された公式アナウンスで、ウィッシュリストが5万件に到達したことが報告されている。「我々はたった2人の開発者であり、5万人のオペレーターが降下を見守るために待機しているとは想像もしていなかった」——業務連絡風の文体を崩さないまま、そう書かれていた。

2024年10月のSteam Next Fest、2025年8月の Tiny Teams Fest 2025 と露出を重ね、2025年3月には「当初の構想を超えて内容を広げるため」として発売を延期。そこから1年以上かけて今日にたどり着いた形にゃ。なお記事執筆時点ではストアページに価格が表示されていないので、購入を検討している場合はストアで確認してほしい。

一人称視点で、じわじわ追い詰められていく系のホラーが好みなら、少し前に配信が始まった渡し守の物語も肌に合うかもしれない。

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管制室の椅子に座って、モニター越しに誰かの生死を左右する。降りていく恐怖より、降りていく声を聞き続ける恐怖のほうが長く残るタイプの作品になりそうにゃ。

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