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霧の湖を渡す渡し守、消えた前任者と一つの殺人―心理ホラー『Foghorns Drown』Steam配信開始

投稿: 2026/07/21by 編集部5分で読めます
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霧で真っ白に閉ざされた湖。その向こうに、外界から切り離された小さな村バーチウッドがある。あなたはその村へ人を運ぶ渡し守――なのだけれど、前任の船頭は姿を消し、村ではひとつの殺人が起きているにゃ。Studio Laayaの一人称心理ホラー『Foghorns Drown』が、本日Steamで配信を始めた。

以前、7月配信予定として舞台や作風を紹介したこの作品が、いよいよ遊べるようになったにゃ。世界観の掘り下げはそちらにまとめてあるので、気になる猫は覗いてみてほしい。

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死者がまた口をきく村で、夢と現実を見分ける

物語の骨格はシンプルだ。錆びた鎖を手繰る古い渡し船で客を運び、村人と言葉を交わし、環境に散らばった手がかりを拾い集めていく。そうしているうちに、殺人の真相と、村に伝わる古い民話がじわじわと輪郭を結んでいく――という筋書きになっている(Steamストアページより)。

厄介なのは、進むほどに主人公の精神がすり減っていくこと。死者がまた口をきき、白昼夢のような幻視が挟まる。どこまでが現実で、どこからが夢なのか。その境目が溶けていく感覚こそが、この作品の“ホラー”の中心にあるみたい。

扉もランタンも“手で”動かす、物理操作の一人称

移動と操作は徹底して一人称視点。扉を押し開け、物を掴んで引きずり、渡し船のクランクをぐるぐる回して鎖を手繰る――そうした動作が物理ベースで組まれているのが手触りの肝になっている。ボタンひとつで自動的に処理されるのではなく、自分の手で村の道具を扱っている実感が、霧の湿った空気と噛み合う仕掛けにゃ。

物語は村人との対話、環境の観察、そして突然差し込まれる幻視を通して語られる。派手なアクションで驚かせる手のホラーではなく、じっくり村を歩き回って断片をつなぐタイプだと思っておくといい。

価格は1,215円、7月27日まで10%オフ

配信は2026年7月20日から。通常価格1,350円のところ、発売記念で10%オフの1,215円になっていて、この割引は7月27日まで続く。実績(アチーブメント)は7個用意されている。

ここは猫として特に念を押しておきたいところなのだけど、対応言語は英語のみにゃ。インターフェース・音声・字幕のすべてが英語で、日本語には対応していない。物語主導で村人との会話や環境の文章を読み解いていく作りだから、言葉の壁は体験にそのまま響く。手を出す前にそこは覚悟しておいてほしい。

項目内容
配信日2026年7月20日
価格1,215円(通常1,350円/10%オフ・7月27日まで)
開発・販売Studio Laaya
対応OSWindows 10/11
対応言語英語(UI・音声・字幕すべて/日本語なし)
実績7個

対応はWindowsのみで、MacやLinuxの記載はない。開発から販売までStudio Laayaが手がける作品にゃ。

サイレントヒルの霧、ツインピークスの不穏

作品が漂わせる空気は、往年の霧のホラーや、田舎町の裏側に潜む異物感を描いた物語劇を思い起こさせる。輪郭をぼかす濃い霧、レトロめのざらついた画作り、静けさの中にじわりと滲む不安。派手な脅かしよりも、じっとりした雰囲気で追い詰めてくるタイプだ。

Steamでは配信初日の時点でユーザーレビューがまだ十数件と少ないものの、おおむね好意的な評価が付いているとみられる。サンプルが小さいので数字は今後動くだろうけれど、雰囲気重視の一人称ホラーを探している猫には刺さりそうな手応えにゃ。

長々と続くボリューム型ではなく、霧の村に腰を据えて謎を手繰る短編寄りの一本。言語のハードルさえ越えられるなら、湖の向こうで待つ結末を確かめに行く価値はありそうだ。まずはSteamの体験版で、あの湿った霧の感触を試してみるのもいいにゃ。

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