『Brigador Killers』8月20日早期アクセス開始―今度は車を降りて、ブリガドールを狩る
2016年に出た『Brigador』は、メックや戦車で街をまるごと更地にする見下ろし型のアクションだった。あの重たい破壊の続きが、ついに日付を持って戻ってくるにゃ。Stellar Jockeys と Gausswerks が手掛ける『Brigador Killers』が、2026年8月20日(木)にSteamとGOGで早期アクセスを開始する。Steamストアページに発売予定日が掲示されている。
肩書きは「アイソメトリック・インサージェント・シミュレーター」。反乱者のシミュレーターにゃ。
今度は「ブリガドールを殺す側」に座る
舞台は惑星 Mar Nosso。プレイヤーは Team Anchor の一員として敵地の裏側に送り込まれ、この星を締め上げている企業の力を解体していく。公式の短い紹介文がいちばん身も蓋もない――「徒歩と車両で戦い、私設の武器庫を築き、そして奪い、この戦争を始めた張本人である経営者たちに戦争を持ち帰る」。
前作のプレイヤーは、企業に雇われて街を壊す側の傭兵=ブリガドールだった。今作のミッション目標には、そのブリガドールを狩ることそのものが据えられている。立場がひっくり返っているわけにゃ。


車から降りられる
前作との一番大きな違いは、地面に足がついたことにゃ。徒歩の戦闘と車両の戦闘が地続きになっていて、セダンから戦車、二足歩行のメックまで、同じスプライトの街並みの中を乗り回す。
銃は30挺超。公式の言い方だと「Nossian Corvid の密造銃から、最新の携行型 Spacer テックまで」と幅がある。武器はコンバットリグを替えることで強化していく仕組みにゃ。


壊した車の残骸が、次の銃になる
倒した車両からパーツをサルベージして持ち帰り、それを素材に武器をこしらえる。次の出撃には、自分で組んだ装備を担いでいく――ガレージとファブリケーターを回す、この循環が今作の背骨にゃ。

そして音楽はやっぱり Makeup And Vanity Set。前作のあの脂ぎったシンセの世界に、新しいスコアを書き下ろしている。
デモの評価は93%、ただしセーブは持ち越せない
6月15日のSteam Next Fest に合わせて配信されたデモは、Steam上で400件超のレビューがつき、93%が好評という受け止められ方をしている。早期アクセス入りは、この反応を受けての判断にゃ。
開発チームはデモへのフィードバックも公開していて、いちばん刺さったのはUI周りの不満だったという。インベントリはドラッグ&ドロップのタブ式に作り直し、触れるオブジェクトにはマウスオーバーで縁が光るようにし、武器には説明とアイコンを追加。ガレージに散らばっていたサルベージ/ファブリケーター/アーモリーの各パッドも、ひとつの「スーパーパッド」に統合するとしている。敵AIについては「今はただ機能しているだけ」と自分たちで認めていて、車両の経路探索や歩兵の判断はこれから手を入れる段階にゃ。
なお、デモの進捗は製品版に引き継がれない。今から遊んでおくなら、あくまで下見のつもりで。


GTX 460と4GBで動く
要求スペックがとにかく低い。前作から引き継いだ SDL2 / C++ ベースの自社エンジンを磨き込んでいて、公式FAQでは「現代の低価格帯ハードで60FPSを安定して出す」ことを目標に掲げている。
| 項目 | 最低動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) |
| CPU | 2.6GHz 以上 |
| メモリ | 4GB |
| GPU | AMD Radeon 5770 / NVIDIA GTX 460 以上 |
| ストレージ | 4GB |
| 入力 | マウス+キーボード推奨 |
GTX 460 は2010年のカードにゃ。コントローラーにも対応しているが、公式は「マウスとキーボードでの操作を推奨」とはっきり書いている。推奨環境については、現時点では「64bitのCPUとOSが必要」としか記載がない。


日本語は「入れたい」段階で、ストアの表にはまだ無い
ここは正直に書いておくにゃ。Steam・GOGの現在のストアページは、どちらもインターフェース・音声・字幕のすべてが English のみ。日本語の欄は存在しない。
一方、5月28日更新の公式FAQには「早期アクセスの時点で、最低限フランス語・ドイツ語・日本語・ロシア語・簡体字中国語・スペイン語は入れたい。言語は時間をかけて追加していく」という記述がある。つまり日本語は開発側の意向としては挙がっているが、ストアページの表記としてはまだ反映されていないという状態にゃ。8月20日の時点でどうなるかは、当日のストアページを見て確かめるのが確実。
その他、FAQで明言されている点も拾っておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マルチプレイ/協力プレイ | 非対応(「スコープ外」と明言) |
| Mod対応 | 対応予定(エンジン改修時から想定) |
| Steam Workshop | 未定 |
| 実績 | 1.0で実装 |
| 対応OS | Windows。Linuxは将来的に、Macは対応困難 |
| 家庭用機 | 商業的に大きく成功した場合に検討 |
価格はまだ公表されていない。1.0の時期についても「まだ日付は無い」とされていて、しばらくは早期アクセスのまま育っていく形になりそうにゃ。


前作から10年。世界の作り込みだけは先に走っていて、Brad Buckmaster による小説『Brigador Killers: Pilgrim』(朗読は Ryan Cooper)まで存在する念の入りようにゃ。8月20日、Mar Nosso の街並みをまた壊しに行くことになる。今度は、壊される側だった連中の顔を思い浮かべながら。
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