物理演算で丸太が荒ぶる木こり家具シム『Chop Chop Inc.』8月7日配信へ ─ 斧1本からの成り上がり
斧を握って森に入り、木を伐り倒し、丸太を割って板にして、家具に組んで売りさばく。文字にすると牧歌的だけど、この『Chop Chop Inc.』は一味おかしい。板は勝手に飛んでいくし、組んだ機械はしれっと壊れるし、丹精込めた椅子が突然爆発したりもする。物理演算に振り回されながら木工帝国を築いていく一人称シムが、8月7日に配信開始にゃ。
開発は元Endzoneのメンバーが立ち上げた NullRef Entertainment、販売は rokaplay select。Steamのデモ配信後にウィッシュリストは 7.5万を突破していて、静かに火が付いている一本だ。
大手をクビになった男が、斧一本で立ち上がる


物語の入りは景気が悪い。主人公は家具業界の巨人「Furnox Corp」を放り出されるところからスタートする。手元にあるのは斧一本だけ。そこから木を伐り、道具を揃え、工房を大きくして、いつか業界の頂点へ——という、まっとうな成り上がりの筋書きだ。復讐と世界征服をちょっと本気で夢見ているあたりが、この作品のとぼけた味になっている。


伐って、割って、組んで、届ける
遊びの背骨はシンプルで、「Cut(伐採)→Process(加工)→Craft(製作)→Distribute(出荷)」の循環を回していくこと。斧で木を倒し、丸太を板材に変え、机や棚や椅子に仕上げ、注文に合わせて売っていく。最初はみすぼらしい粗末な家具しか作れないけれど、新しい工具と機械を手に入れるうちに、豪華な内装セットやちゃんとしたデザイナーズ家具まで手が届くようになる。


丸太は飛ぶ、機械は壊れ、椅子は爆発する
この作品の背骨は、実は「思い通りにいかない物理」にある。丸太は色も形も大きさもバラバラで、挙動もどこか怪しい。運んでいる最中にすっぽ抜けて飛んでいったり、動かしていた機械が急に音を上げたり、完成したはずの椅子が理由もなく弾け飛んだり。予定通りに整然と作業させてくれないのが、そのまま笑いと手応えになっている。まずは公式のトレーラーで、その荒ぶりっぷりを見てほしいにゃ。
石の木、金属の木、電気を帯びた木
森に生えているのはふつうの樹だけじゃない。石の木、金属の木、電気を帯びた木——といった変わり種が登場し、素材ごとに扱いも用途も変わってくる。どの木をどう伐り、何に加工するか。その選択が、作れる家具の幅と工房の稼ぎ方を左右していく。


木製PCから筋トレベンチまで、作れるものが正気じゃない
真面目な家具ばかりかと思いきや、この工房で組めるものはだいぶ攻めている。木でできたPC、ささくれ立ったウェイトベンチ、「誰が使うんだ」と言いたくなる珍妙な一品まで、木材だけで無駄に凝った代物を量産できる。実用性はさておき、見た目のインパクトで押し切るタイプのモノづくりが許されているのが楽しい。


ラインを自動化し、街ごと大きくしていく
手作業でコツコツ続けるのも良いけれど、規模が大きくなれば人力では追いつかない。そこで生産ラインを自動化し、機械に任せて効率をじわじわ上げていくのがこのゲームのもう一つの軸だ。さらに主人公自身も筋力やスタミナを鍛えて成長でき、料理でステータスを底上げする仕組みまである。街をアップグレードすれば新しい客や依頼が解放され、工房の外へと商売が広がっていく。


発売日・対応環境をざっと整理
現時点でStemストアページに掲載されている情報をまとめておく。日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声(フルボイス)については言語ごとの対応表記は特に付いていない。ソロ専用の一人称タイトルで、Mac/Linux版の案内は今のところない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信日 | 2026年8月7日 |
| 開発 | NullRef Entertainment |
| 販売 | rokaplay select |
| 対応OS | Windows 10 / 11(64bit) |
| プレイ人数 | シングルプレイ |
| 日本語対応 | インターフェース・字幕(音声の言語別対応表記はなし) |
| 対応言語数 | 日本語ほか全10言語 |
推奨環境はCore i5-11600K/Ryzen 5 5600Xに、RTX 3080 Ti/RX 6800 XTクラス、メモリ16GBといったところ。最低環境はGTX 1070 Ti/RX 5600 XT、メモリ8GBが目安になっている。容量はSSDで5GBと軽め。ストアではデモも配信中なので、荒ぶる木材の感触が気になるなら、発売前にひと振りしておくのがいいにゃ。
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