軍勢を率いるダークファンタジー『CONQ』2027年発売、PS5版は99人のオンライン専用
トレーラーだけ見ていると、雪の戦場をひとりで斬り進んでいくダークファンタジーのアクションに見える。ところがストアページを開くと、そこに並んでいるのは「オンラインプレイ専用」「99人」という文字だった。
9月3日のState of Playで初公開された『CONQ: Crown Of No Quarter』のこと。開発と販売はAthena Gameで、対応はPS5とPC(Steam)、発売は2027年。月までは出ていないにゃ。
煉獄「鉄の輪」で骨の艦隊を率いる
舞台は「Eternal Shift」と呼ばれる煉獄。栄光ある来世を約束されたはずの主人公が目を覚ますと、そこは非情な「The Iron Loop」の地で、周囲を時代の異なる軍勢に囲まれている——というのがPlayStation Storeに載っている紹介文の書き出し。冷酷で無関心な「未知なるもの」に見据えられながら、骨に覆われた艦隊を指揮し、幾百の兵を率いて海から陸へと続く戦を戦い抜く。「これは栄光への行進ではない。絶望に浸された征戦である」と、わざわざ念を押してくる書きぶりだね。
戦闘の骨組みは、三人称の近接アクションとリアルタイムの部隊指揮を同じ画面で回すというもの。プレイヤーは後方から眺める指揮官ではなく先鋒に立ち、泥にまみれた敵将を処刑すると「戴冠」を勝ち取って、相手の軍が崩れていく。中世武術の重たい手応えを売りにしつつ、その最中に忠実な連隊へ指示を出していく作りみたいだね。


もうひとつの柱が陣営選び。歴史上の盟約が意味を持たない堕落した世界で、時代を超えた戦士たちを好きな陣営に投じてぶつけ合う、と説明されている。そこへ「変異」が乗る。不死の軍団を召喚したり、影の呪いで敵の士気を打ち砕いたり、といった超常の手札で戦局をひっくり返す仕組みで、戦場を十分に制圧すれば鴉が敵を貪り食う、という物騒な一文まで付いていた。
ストアの紹介文はあくまで「タクティカルアクション」で通している。ところが公式サイトを開くと、掲げられている看板の言葉がまるで違う。
そこに並ぶのは「Command Dark Fantasy armies」「Land & Siege Warfare」「Naval Combat & Abordages」「High-Stakes Extraction PvPvE」、そして「Historical Dark Fantasy MMO」の5つ。Abordage は接舷して斬り込む、いわゆる乗り移り戦のこと。攻城戦と海戦を軸に据えたうえで、抜け出すことに賭けの要素があるPvPvE、という組み立てを名乗っているわけだね。


MMO も extraction も、Steam と PlayStation Store の説明文には一度も出てこない語。トレーラーの見え方とストアの文面だけを追いかけていると、まず気づかないところにゃ。
PS5版はオンライン専用、99人まで対応
そのMMOという名乗りを裏付けているのが、両ストアの注意書きのほう。PS5版のページには「オンラインプレイ専用」「99人までのPS Plusオンラインプレイヤー対応」「オンラインプレイにPS Plus必須」「ゲーム内購入必須」がはっきり書かれている。Steam側の表記とは、機能欄の並びも販売元の名義もそろっていない。
| 項目 | PC(Steam) | PS5 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2027年 | 2027年 |
| メーカー表記 | Athena Game | Athena Management Pte. Ltd. |
| ジャンル表記 | アクション/アドベンチャー/RPG/ストラテジー | RPG |
| プレイ人数 | シングル、マルチ、オンライン協力、クロスプラットフォーム対応 | オンラインプレイ専用・最大99人 |
| オンラインの条件 | ブロードバンド接続(最低動作環境に記載) | PS Plus必須 |
| ゲーム内購入 | あり | あり |
Steam のほうはシングルプレイの項目も立っているので、ひとりで遊べる範囲が用意される可能性はある。ただ最低動作環境の欄にブロードバンド接続が明記されていて、常時つながっている前提の作りであることは変わらない。
対応言語は13言語で、日本語も入っている。ただしフル音声が付くのは英語だけで、日本語は表示と字幕のみ。ここは混同しやすいところにゃ。
最低動作環境はWindows 10(64bit)、Core i5-12400、メモリ16GB、GeForce GTX 3060、DirectX 12、ストレージ50GBでSSDが必要、という内容がSteamストアページに出ている。推奨環境はまだ空欄のまま。価格もどちらのストアにも出ていない。
同じ日のState of Playからは、ソウルを舞台に巨大な怪異を封じ込めるKRAFTON傘下の新作も飛び出していて、2027年以降に向けた新規タイトルの並びはなかなか濃い。
いま確かなのは2027年という年と、その戦場にPS5では最大99人が同時に立つということ。
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