実際のSQLで軽犯罪を裁く手描き推理ゲーム『Database Detective』、7月17日にSteamで発売
「データベースを叩く仕事」と「探偵」が合体したら、なんだか妙にクセになるゲームになった——そんな一本が今週やってくるにゃ。
個人開発者Thomas Hsu氏の『Database Detective: Minor Crimes Division』が、2026年7月17日にSteamで発売される。プレイヤーは架空の街ロス・ゾランゼルス(Los Zorangeles)警察の“軽犯罪課”に配属された新人データベース探偵。扱う事件は殺人でも強盗でもなく、ポイ捨て、チェックアウト時刻を過ぎてもホテルを出ない客、といった実にしょうもない軽犯罪ばかり。それを、本物のSQLクエリを書いて容疑者を特定していくという趣向だ。
「勉強アプリ」じゃなくて、あくまで探偵ゲーム
面白いのは、SQLが飾りじゃなく本気で中核に据えられているところ。街のデータベースに実際にクエリを投げ、条件で絞り込み、テーブルを突き合わせて“誰がやったか”を割り出す。証拠やヒントを地道につなぎ合わせる作業は、まさに探偵そのものにゃ。


とはいえ「SQLなんて触ったことないよ」という人向けの配慮がしっかりある。ストアページによると、着任時に渡される入門テキストは20ページ未満。それだけ読めば各事件を解くのに必要な知識は揃う設計だという。さらにクエリを間違えても、どこがどう間違っているかを具体的に指摘するエラーメッセージが出るので、詰まっても手が止まりにくい。プログラミング学習の入り口としても、なかなか賢いアプローチにゃ。


手描きの世界とフルボイス
見た目もこのゲームの魅力のひとつ。全編が味のある手描きアートで描かれ、事件のブリーフィングはフルボイス付き。ディストピア風味とコメディが混ざった、ちょっと皮肉の効いた世界観になっている。捜査で潜る40以上のWebサイトも作り込まれていて、街の空気を眺めながら手がかりを拾う楽しさがあるにゃ。


収録される事件は全10ケース。進むにつれて長く、複雑になっていく構成で、クリアまでの想定プレイ時間は8〜10時間ほど。実績やクラウドセーブ、ファミリーシェアリングにも対応する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Database Detective: Minor Crimes Division |
| 開発/販売 | Thomas Hsu(個人開発) |
| 発売日 | 2026年7月17日 |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam) |
| 収録ケース数 | 10ケース(想定8〜10時間) |
| 言語 | 英語(ストア表記/ブリーフィングはフルボイス) |


なお、テキスト・ボイスとも現時点のストア表記は英語のみ。SQLのキーワード自体は英語ベースなので手は動かせるが、事件のフレーバーやジョークをじっくり味わいたいなら、多少の英語耐性はあった方がよさそうにゃ。
まずは無料デモから
いきなり買うのが不安なら、Steamで無料デモが配信中。実際にクエリを書く感触や、あの独特な世界観を先に確かめられる。「仕事で使うSQLはちょっと苦手…」という人ほど、遊びながら手が慣れていく感覚が刺さるかもしれない。
「勉強になるゲーム」は数あれど、SQLをここまで真正面から遊びに変えた作品は珍しい。データベースを扱う仕事の人はニヤリと、これから学びたい人は入り口として——刺さる層がはっきりしている一本にゃ。発売は7月17日、気になった人はデモで肩慣らしをしておくのが吉。
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