“死亡診断書”を書いて真相を暴く法医学ミステリー『フレミング邸の殺人事件』11月配信へ
霧に沈んだ1959年のイギリス。ロンドン郊外に建つフレミング邸で、原因のはっきりしない死が次々と起きる——そんな屋敷へ送り込まれる調査官が、プレイヤーの立ち位置だにゃ。ただし役どころは、犯人を追い詰める名探偵ではない。遺体を検分し、死因を見極め、最後に“死亡診断書”を自分の手で書き上げる側だ。
『フレミング邸の殺人事件』(英題 Death at Fleming Manor)は、SUPERTHUMbが手掛ける法医学ミステリーアドベンチャー。事件を「捕まえる」より「記録する」ことに重心を置いた、少し変わった推理ものになっている。
遺体と物証から死因を判定し診断書に記す
やることの流れはこうだ。現場に立って遺体の状態を観察し、居合わせた人物に話を聞き、集めた物証を突き合わせる。そのうえで被害者が誰なのか、死因は何か、そして事故なのか・自死なのか・殺人なのかを、プレイヤー自身が判断して書類へ落とし込んでいく。書き上げた診断書や救急記録は公式の記録として扱われ、その結論が物語の行方——用意された複数の結末——を左右する仕組みだ。
証拠のかけらから一つの真実を組み上げる手触りは、『Return of the Obra Dinn』や『The Case of the Golden Idol』あたりを思い浮かべる人も多いはず。開発元自身、そうした「細部をじっくり突き合わせる推理もの」が好きな層に向けた一本だと位置づけている。テキストは日本語に対応していて、手がかりや書類も日本語で読み解ける。



見た目は、1960年代ヨーロッパの犯罪・ミステリーコミックを思わせる手描きのタッチ。BGMも往年の探偵ドラマ調で、霧に沈んだ屋敷の重く陰った空気を画面ごと閉じ込めている。アガサ・クリスティのような古典ミステリーの手触りが好きなら、雰囲気だけでも引き込まれるものがありそう。製品版のボリュームは、通しでおよそ12時間ほどとされている。
すでにSteamでは体験版が配信中で、チュートリアルにあたる序章とエピソード1を試せる。デモの評価は「非常に好評」、開発元の告知ではウィッシュリストが6万5000本を超えたとも伝えられていて、静かに手応えを集めている一本だね。
製品版の配信は2026年11月初旬の予定で、開発元は11月3日の配信を目標に掲げている。対応プラットフォームはPC(Steam)。
自分が書いた一枚の診断書が、そのまま事件の結末になる。真相を確定させるのは名探偵ではなく、ペンを握るプレイヤー自身というわけだにゃ。
関連記事
『魔法少女ノ魔女裁判』Steam版が年内アップデート、Switch版の描き下ろしスチルとカットイン演出を実装へ
Steamで“圧倒的に好評”を集める魔法議論ミステリー『魔法少女ノ魔女裁判』。Switch版だけにあった新規スチルや全少女のカットイン演出が、2026年内のアップデートでPC版にも実装される。
『1666: Amsterdam』8月25日に早期アクセス開始、アサクリ生みの親が贈る魔女と猫の物語
『アサシン クリード』を生んだパトリス・デジレ率いるPanache Digitalの新作が、8月25日にPC早期アクセスへ。魔女ノアと1999年の魂を宿す猫アーロン、死ぬたび入れ替わる力が待っているにゃ。
猫になって悪夢を歩く『Meowmories』、マイクに向かって鳴くと敵が止まる体験版が配信中
飼い主とはぐれた一匹の猫が、悪夢の世界を旅するホラーADV『Meowmories』。実際にマイクへ「にゃー」と鳴きかける操作が組み込まれた体験版が、Steamとitch.ioで無料公開されてるにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。