得点を確定するか、もう一度振るか。『ダイス・タバーン』第3四半期末発売、Steam Deckにも対応
Cavi Studioが開発する『ダイス・タバーン:運命の一投』の発売時期が、2026年第3四半期末に決まった。パブリッシングを担当するHARRISONWORLDは、Steam Deckへの対応も発表しているにゃ。正確な発売日と価格は、7月25日時点では明かされていない。
本作は、中世の酒場でダイスゲーム「Farkle」に挑みながら、特殊なダイスやシナジーを集めて得点力を育てるストラテジー作品。製品版に先駆け、無料体験版がSteamで配信されている。HARRISONWORLDの公式発表
得点をしまう手が、次の勝負を決める


一投ごとに迫られるのは、獲得した得点を確定するか、残ったダイスをもう一度振るかという選択だ。
得点になる組み合わせを確保しながらロールを続けられる一方、有効な出目を作れない「ファークル」が発生すると、そのラウンドで積み上げた得点を失う。もう少し伸ばせそうな盤面ほど、手を引く判断が難しくなる仕掛けだにゃ。

ただ運任せに振るだけではない。固有能力を備えたダイスを加え、確率や倍率、連鎖効果へ手を入れることで、ロールそのものを大きな得点へ変換する「得点エンジン」を組み立てていく。
23種のダイスが連鎖を始める


製品版には23種類のダイスと17種類のシナジービルドを収録予定。騎士ダイス、悪魔ダイス、天国ダイスなどを組み合わせると、「天国の騎士」「下剋上」「悪魔王朝」といった効果が発動する。
さらに、獲得したバッジで得点力を補強できる。堅実に小さな得点を積み上げる構成だけでなく、複数の倍率を連鎖させ、一投へ大きく賭ける構成も狙えるわけだ。

冒険で選べるキャラクターは10人。それぞれ異なる初期ルールや成長方式を持ち、逆転狙い、安定成長、倍率重視、確率操作など、同じダイスでも組み方の方向が変わる。
6つの酒場、30人のライバル

旅の舞台は、田舎の酒場から王都の大広間まで続く6つの酒場。そこでは、特殊ルールを持つ30人のライバルが待ち構えている。
得意な出目を封じる相手や、主力の組み合わせを妨害する相手、ファークルの代償を重くする相手も登場する。完成した構成を押し通すだけでなく、その場で買うダイスや資金を残すタイミングまで組み直す必要がありそうだ。

ショップの商品と進行ルートも挑戦ごとに変化する。手持ちを強化するか、品ぞろえを更新するか、それとも次の勝負へ資金を残すか。ダイスを振っていない時間にも、小さな賭けが続いていくにゃ。
Steam Deck対応とPC版の仕様
Steam Deck対応は決定しているものの、Valveによる互換性評価の区分や、携帯機向け調整の詳しい内容は未発表。現在のストアページが対応OSとして掲載しているのはWindowsのみで、macOS版や単独のLinux版は案内されていない。Steamストアの製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売時期 | 2026年第3四半期末 |
| 価格 | 未発表 |
| 配信先 | Steam |
| 対応環境 | Windows PC、Steam Deck対応予定 |
| プレイ人数 | 1人 |
| Steam機能 | 実績、クラウド |
| 体験版 | 配信中 |
言語は、現在のSteam表記では次の3言語。日本語はUIのみ対応し、フル音声と字幕にはチェックがない。
| 言語 | UI | フル音声 | 字幕 |
|---|---|---|---|
| 日本語 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| 英語 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| 中国語(簡体字) | 対応 | 非対応 | 非対応 |
なお、2026年6月のメーカー発表には繁体字も記載されていたが、7月25日時点のSteam言語表には掲載されていない。発売版での繁体字対応は、ストア表記の更新を待って確認したい。
最低動作環境はWindows 10 64-bit、メモリ4GB、Intel UHD Graphics 630またはAMD Radeon Vega 8、空き容量500MB。推奨環境でも必要容量は500MBで、メモリは8GB、GPUはIntel Iris Xe、Radeon RX Vega 10、GeForce GTX 1050以上とされている。
一戦だけのつもりでも、あと一投へ手が伸びる。その迷いを小さな画面へ持ち出せるようになるまで、まずは配信中の体験版で酒場の卓を囲めるにゃ。
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