土のピクセルを全部掘れるアリーナシューター『Dirtnap』―溶岩が石になる流体演算、8月に早期アクセス
地面が壊れるゲームは山ほどあるけれど、「土のピクセル1個単位で全部消せる」と最初に言い切ってくるタイトルはそう多くないにゃ。新作アリーナシューター『Dirtnap』がSteamストアページを公開。2026年8月に早期アクセスで配信予定と告知されている。開発はUnstable Entity、Part Time Monkey、Nitroyaleの3者で、販売はPart Time Monkeyが担当する。
片手で撃って、片手で掘る

操作の説明がやたらと分かりやすい。ジェットパックで飛び、マウスで狙い、片手で撃ちながらもう片手で地面を掘る——ストアページの説明はこの一文でゲームの骨格を言い切っている。つまり移動ルートは自分で彫る。物陰がなければ作ればいいし、狙撃線が通っていて困るなら天井を落として塞げばいい。
地形は破壊できるだけでなく手続き的に生成されるので、暗記した抜け道が毎回そこにあるとは限らない。マッチは2〜10人。Steamのロビー経由でもLAN経由でも遊べて、埋まらない枠はボットで埋められる。ロビーは公開・パスワード付き・非公開の3種類が用意されるにゃ。
溶岩に水をかけると、そこは石になる
このゲームで一番おもしろそうなのが液体の扱い。公開されている仕様では、液体はすべて流体シミュレーションで動く。そして水と溶岩が接触すると溶岩の表面が石に変わり、水は沸いて蒸気になる。火は草やツルを伝って広がり、鍾乳石は折れて下にいるものを潰す。雪は降って吹き溜まり、溶けて、燃えているキャラの火を消す。
要するに「壁を掘った」という一手が、そのまま水路を開通させたり溶岩を落とし込んだりする一手になる。壊す行為が攻撃と自滅の両方に化けるわけで、安全そうなルートが墓場に変わる速さがこのゲームの怖いところになりそうにゃ。


「ダートリング」は7匹、抜け道の作り方がそれぞれ違う
プレイアブルキャラは7体で、まとめてダートリングと呼ばれている。ステータスと近接武器、固有能力がそれぞれ別。
| キャラ | 固有能力 |
|---|---|
| Chameleon | 静止している間は透明になる |
| Platypus | 速く泳ぎ、他が溺れたあとも長く潜っていられる |
| Ant | 壁と天井を這って移動する |
| Bear | 破壊不能の岩も掘り抜ける |
| Mole | 自動で撃つタレットを設置する |
| Spider | 糸をグラップリングフックに使い、敵を鈍足にする |
| Viper | 射程が2倍で、ダメージも高い |
武器は30種類以上。ライフル、ショットガン、スナイパー、ガウスライフル、火炎放射器、バズーカ、追尾ミサイル、グレネード、航空支援と並んでいて、バナナ爆弾なんてものまで名前が挙がっている。

舞台は4種類、罠の性格が全部違う


バイオームはDunes(水と溶岩の池がある定番の土の洞窟)、Permafrost(滑る氷、降る雪、掘ると粉々に砕ける凍った池)、Mudlands(池が沈む泥になっている乾いた荒野)、Volcano(黒い玄武岩と溶岩だらけ)の4つ。
モードはデスマッチ、チームデスマッチ、バトルロイヤル、キャプチャー・ザ・フラッグの4種。バトルロイヤルはリスポーンなしで溶岩が上がってくる仕様だと明言されている。さらに、どのモードもトーナメント形式で遊べて、ラウンド間に自分の能力を強化していける。
早期アクセスに入る時点の中身

開発陣は早期アクセスを選んだ理由を「対戦ゲームは遊ぶ人が形を決めるものだから」と説明している。追加されるキャラ・武器・モード、バランスの手触り、直すべき箇所をコミュニティと一緒に決めたい、暗闇で当てずっぽうをするより早く手渡したい、という趣旨だ。
早期アクセス開始時点で入っているものとして挙がっているのは、ボットで埋められるオンライン対戦、7キャラ、30種類超の武器、流体入りの完全破壊地形、3サイズ×4マップ、そして上記4モード+トーナメント。「現状でも完全に遊べる」としつつ、バグや粗さは残っているだろうとも書いている。
完成版では「もっと全部増える」——キャラと能力、武器、マップとテーマ、モードを足し、バランス調整と快適性、磨き込みに注力するとのこと。期間は「カレンダーではなく完成したと感じたときに出る」。価格は早期アクセス中と製品版で変えない予定だという。
対応環境と日本語の範囲
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信時期 | 2026年8月(早期アクセス)予定 |
| 対応プラットフォーム | Windows / Linux(Macは非対応) |
| プレイ人数 | 2〜10人(オンライン・LAN・ボット混在可) |
| 日本語対応 | インターフェースのみ(音声・字幕は非対応) |
| 価格 | 未発表 |
| その他 | 画面分割対応、Remote Play Together、フルコントローラー対応、実績あり |
日本語は表記が分かれていて、インターフェースには対応するが、フルオーディオと字幕の欄にはチェックが入っていない。対応言語は英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・フィンランド語・日本語・韓国語・簡体字中国語の9言語で、いずれもインターフェースのみという扱いになっている。
必要動作環境はWindows 10以上、クアッドコア2.5GHz、グラフィックは「NVIDIA GeForce GTX 2080+」と記載。ブロードバンド接続が必要だ。液体を全部シミュレートするだけあって、軽いゲームというつもりはなさそうにゃ。
配信月まで残り1か月ほど。溶岩の池に水路を掘って自分ごと沈める事故がどれだけ起きるか、そこが一番の見どころになりそうだにゃ。
関連記事
ホロライブのVTuberが足場を崩し合う3対3『ホロすと!』Steamページ公開&テスター募集開始
holo Indie発の新作は、ステージ破壊型のターン制オンライン協力PvP。3対3で足場を削り合い、相手を場外へ叩き落とす“落として勝つ”対戦ゲームがSteamに登場したにゃ。
相棒が敵の姿を借りて戦う。4人協力オープンワールドRPG『Taival』Steam早期アクセス開始
フィンランドの4人スタジオが作る、最大4人で遊ぶブロック調オープンワールドRPGが7月14日にEA入り。相棒ヘンキが生き物の“本質”を吸って姿を変えるのが肝にゃ。
地下牢獄で街を建て直すARPG『Emberville』早期アクセスは10月27日、30言語対応でもフル音声は英語のみ
1月の発表では「2026年夏」だったCygnus Crossのデビュー作が、ついに日付を確定させたにゃ。豪華な英語キャストと、日本語プレイヤーが知っておくべき音声の話まで整理したよ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。