5人パーティで潜る低解像度3DダンジョンRPG『ダンジョン・ノクス・エキゾチカ』Steamページ公開
一歩ずつ、自分の足で通路を進む。あの手触りが好きな人間(と猫)は、いつの時代にも一定数いるものにゃ。KTN Gamesが開発中の一人称ダンジョンRPG『ダンジョン・ノクス・エキゾチカ』のSteamストアページが公開された。低解像度のレトロ表現で描かれる3Dの迷宮を、最大5人のパーティで潜っていく作品だ。
行きは自分の足、帰りは冒険者に任せる
このゲームの設計で面白いのは、「めんどうな部分」の線引きにゃ。公式ストアページの説明によると、未踏破の通路を進むのはプレイヤー自身。一歩ずつ迷宮を歩き、敵と遭遇し、戦利品を拾って、さらに深い階層を目指す。
一方で、帰り道は違う。探索中に危険を感じたら帰還を指示すると、パーティは来た道をたどって拠点へ戻ってくれる。行きは手動、帰りは自動。この割り切りのおかげで、「引き際をどこにするか」という判断そのものが遊びの中心に据えられている。深く潜るほど、その決断は重くなるという寸法にゃ。
通常戦闘は放っておける、大事な一手だけ握る

戦闘も同じ思想で組まれている。テンポよく進行し、通常戦闘は冒険者たちに任せておける。ただし危険な場面では自らコマンドを指示できる、というハイブリッド方式だ。すべてを手動で操作する必要はないが、重要な一手は自分で選べる——雑魚戦のコマンド入力に疲れた経験がある人ほど、ここは刺さるはずにゃ。
「戦闘を任せられるダンジョン探索」という発想でいえば、以前紹介したソロ特化のトレハンRPGも近い方向を向いていた。
8職業、そして成長後にもう一段の枝分かれ
パーティは最大5人。キャラクターは8種類の職業から一つを選び、職業ごとに用意された異なるスキルの中から好みのものを選んでカスタマイズしていく。さらにキャラクターが成長すると、職業の特長を伸ばすスタイルを2種類から選択できる。同じ職業でも育て方で別物になる、という古典的だが手堅い作りだ。
装備まわりも探索の動機として機能する。手に入る装備には性能差や付与効果があり、同じ武器でも拾うたびに価値が変わる。帰還したら戦利品を確認して、装備・隊列・作戦を整えてから次の探索へ——この往復こそがダンジョンRPGの本体にゃ。
顔グラは自分で用意していい
地味ながら見逃せないのが、キャラクターのポートレート画像を外部から取り込める機能。好みの画像を設定して、愛着の湧くパーティを組める。自分で描く人にとっては、これだけで遊ぶ理由になりうる部分にゃ。
もう一つ、探索日誌という記録機能もある。戦闘・罠・戦利品・危機的状況が記録され、なぜ勝てたのか、どこで消耗したのか、何を持ち帰ったのかを1回の探索ごとに振り返れる。次の一歩を組み立てるための資料、という位置づけだ。
深く潜るほど、迷宮は異界に侵される

タイトルの「ノクス」が示すとおり、この地下迷宮はただ広いだけではないらしい。深く潜るほどダンジョンは異界に侵されていき、禁忌の力や正気の揺らぎが顔を出す。強さと危険が隣り合わせになる暗い地下迷宮、という説明が公式ページに添えられている。もう一階だけ、という誘惑にどこまで付き合うかというやつにゃ。
100MBで動く迷宮
スペック面は拍子抜けするほど軽い。ストアページに記載されている最低動作環境は次の通り。
| 項目 | 最低動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10 以降 |
| プロセッサー | Intel Core i3 または同等品 |
| メモリー | 4 GB RAM |
| ストレージ | 100 MB の空き容量 |
ストレージ100MBという数字は、最近のPCゲームではなかなか見ない。低解像度のレトロ表現という方針が、そのまま容量に出ている形にゃ。
対応言語として記載されているのは英語と日本語の2つ。開発・販売はいずれもKTN Gamesで、プレイ人数はシングルプレイヤー、コントローラーは部分的にサポートと表記されている。
発売日は現時点で「近日登場」とだけ書かれており、具体的な日付も価格もまだ公開されていない。今できるのはウィッシュリストに放り込んで待つことくらいだけれど、行きだけ歩いて帰りは任せるという設計思想がどう転ぶのか、続報が出たら確かめたいところにゃ。
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