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敵と戦わない開拓サバイバル『Eden Crafters』―死の惑星を緑の楽園につくり替える

投稿: 2026/07/20by 編集部5分で読めます
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敵に追われる緊張も、拠点を夜通し守る戦いもない。『Eden Crafters』が差し出すのは、死にかけた惑星をただ黙々と作り替えていく時間だにゃ。溶岩や毒の湖に覆われた星を、人が呼吸できる緑の世界へ――撃つより、耕して組み立てる方がずっと忙しいサバイバルだ。

撃たない、追われない。惑星をつくり直すだけ

開発は Osaris Games。ジャンルはサバイバル+クラフト+工場づくりで、目的は最初から最後まで一貫している。過酷な星の気候をならし、呼吸できる大気をつくり、毒の湖を生きた水へ変える――つまりテラフォーミングそのものがゴールだ。

モンスターと殴り合う要素は前面に出てこない。代わりに立ちはだかるのは「環境」そのものにゃ。海の星では押し寄せる巨大な波、溶岩の星では焼けつく地表、といった具合に、脅威は牙ではなく天候や地形の側にある。誰かに急かされることもないから、自分のペースで一歩ずつ星と向き合える。ここが、いわゆる戦うサバイバルとの大きな分かれ道だ。

毒の湖を、飲める水に

序盤は素材を拾って道具を組み、拠点を建てる王道の流れ。そこから先が本番で、気温・大気・水質を少しずつ書き換えていく大掛かりな仕組みが待っている。手をかけた分だけ荒れた大地が段階を追って色を取り戻していく――その手応えが、このゲームの背骨になっているにゃ。

いきなり楽園にはならない。まずは有毒な空気の中で生き延び、資源を確保し、環境を変える設備を整える。その積み重ねの果てに、ようやく空の色や水面が変わり始める。じわじわ効いてくるタイプの達成感だ。

コンベアと機械に、単純作業を任せる

手作業だけで星ひとつを変えるのは、さすがに骨が折れる。そこで採掘から加工まで、コンベアと機械をつないで生産ラインを自動化していくのがこのゲームの肝にゃ。ちょっとした作業台の集まりから始まって、環境を丸ごと造り替える巨大プラントまで、規模はどこまでも伸びていく。

広大なオープンワールドを渡り歩くための乗り物もあり、移動と物流の悩みもゲームの一部として組み込まれている。ラインが複雑に絡み合っていくほど、頭を使う楽しさが増していくにゃ。映像で見ると勢いが伝わりやすいので、公式の正式版トレーラーも置いておく。

5つの星、それぞれの過酷

舞台は全部で5つ。しかも追加DLCではなく、最初から本体にまとめて収録されている。

惑星立ちはだかるもの
Ocean World押し寄せる巨大な波
Pyraxis溶岩に覆われた大地
Aetheria降りそそぐ小惑星の嵐
Nova Terra滅んだ植民地の痕跡
Echo Prime星が発する謎の信号

星ごとに気候も地形も別物で、優先して作る設備や攻略の順番も変わってくる。ひとつ緑にしたら、また次の死の星へ――と、遊びの土俵そのものが入れ替わっていくのが飽きさせないにゃ。

ひとりでも、仲間とでも

ソロでじっくり作り込むのも、オンライン協力プレイで手分けするのも自由だにゃ。誰かと役割を分けて生産ラインを広げれば、星が生まれ変わる速度も一気に上がる。Steamでの評価は「非常に好評」で、工場づくりや箱庭改造が好きな層からの手応えも良いようだ。

買う前に、環境と言語だけは確認を

対応プラットフォームは Windows のみ。価格は通常2,300円で、いまは35%オフの1,495円(このセールは7月27日まで)。2024年10月に早期アクセスで走り出し、2026年5月7日に正式版(1.0)へたどり着いている。

ひとつだけ、はっきり伝えておきたいのが言語だにゃ。日本語はインターフェース・音声・字幕のいずれも非対応で、建物のメニューや説明はすべて英語のまま表示される。英語は音声・字幕ともにフル対応なので、雰囲気で遊ぶこと自体は難しくないけれど、日本語表示を前提に考えている人は今の対応状況を頭に入れておきたい。

戦わないサバイバルなんて物足りなそう――そう聞こえるかもしれない。でも実際に触れると、荒れ地がゆっくり緑に染まっていくその瞬間が、何よりのご褒美になっている。静かに星と向き合いたい夜に、そっと起動したくなる一本だにゃ。

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