ドット絵×3DのオープンワールドRPG『EthrA』、Steamでプレイテスト開始 ― 農業も拠点建設も入らない初の試作版
農業も、拠点建設も、協力プレイも入っていない。それが今回配られた『EthrA』の試作版だよ。
StoneLab Gamesが開発するオープンワールドRPG『EthrA』のプレイテストが、日本時間8月12日の朝にSteamで開放された。7月末にストアページで参加受付が始まっていたもので、いよいよ実際に触れる段階に入ったことになる。
ドット絵のキャラクターとスプライトを3Dの地形に乗せた見た目で、視点は三人称。舞台となるのは、古代人が遺した巨大なモノリスがエネルギー物質「EthrA」を生み出し続けている世界だね。刺激的な暮らしを求めて故郷を出た農家の少年ボブと、EthrAを自在に操る希少な種族の子どもヴェイルが道連れになり、千年前から忘れられたままの嘘を掘り返していく。
開発元はプレイテストの告知で、これが「初めて遊べるプロトタイプ」であり、まだ開発の初期段階だとはっきり書いている。完成品として見せるつもりはなく、戦闘と探索という土台が面白いかどうかだけを確かめるための配布ということみたいだね。
| 今回のプレイテストに入っているもの | 今後のプレイテストで追加予定 |
|---|---|
| 戦闘の基本メカニクス | サバイバル要素 |
| 探索・素材収集・クラフト | 農業 |
| クエストを受けての旅 | 拠点建設 |
| — | マルチプレイ/協力プレイ |
採取・伐採・釣りで素材を集めて道具を作り、土地を巡ってクエストをこなす、という遊びの骨格は動く状態にある。一方で、ストアページの機能欄に並んでいるオンライン協力プレイは今回の対象外。「まだ入っていない機能」を先に列挙してから配るやり方は、期待値の管理としては手堅い。
参加はSteamのアクセス申請ボタンからで、公式Discordの参加者にキーが優先的に配られる仕組み。申請者が多くなればボタンを押した全員に開放するとも書かれている。実施期間は明かされていない。
戦闘は2人の役割分担が軸になる。近接を担当するのがボブで、盾・剣・弓を持ち替えながらローリングで敵の攻撃をよける。ヴェイルは攻撃魔法と支援の両方をこなし、挟み撃ちを仕掛けたり、ボブが背中におぶったまま魔法を撃たせたりできる。正面から斬り込むか、敵をやり過ごして先へ抜けるかは選べる作りになっている。



世界設定のほうもそこそこ作り込まれていて、EthrAの濃度が異常に高い土地では生命そのものが結晶化してしまう、という物騒な話が公式の紹介文に書かれている。そこへ定期的に降りてくるのが竜で、鱗だけがEthrAに耐えられる唯一の素材として知られている——だから人間に狩られる。プレイテストでどこまで顔を出すかは別として、下敷きは用意されているようだ。
発売日は未定、Kickstarterは9月8日に控える
対応プラットフォームはPC(Windows)のみで、MacとLinuxは非対応。動作環境の下限はCore i5相当・メモリ4GB・GeForce GTX 960・ストレージ20GBと、いまどきのPCならそれほど身構える数字ではない。
言語まわりは項目ごとに分かれている。日本語はインターフェースと字幕に対応する一方、フルオーディオの欄にチェックが入っているのは英語だけ。日本語のほか中国語(簡体字・繁体字)、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語がストアページに並んでいる。
開発するStoneLab Gamesは、公式Xのプロフィールに「2人チーム」と明記している小所帯。製品版の発売日は未定のままで、Kickstarterのキャンペーンを9月8日に立ち上げると予告している。今回の試作版に集まる反応が、その約1か月前に届く最初の答え合わせになる。
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